BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2023-06-02(金) 地域:博多区博多駅周辺
鮨 貴山
- TEL
- 092-409-7228
- 住所
- 福岡市博多区博多駅前3-25-24 八百治ビル B1F
- ジャンル
- 和食
- オープン日
- 2023年5月1日
- 席数
- 30席(カウンター 12席、個室あり)
- 営業時間
- ランチ 12:00~14:00(L.O. 13:30) /
ディナー 17:00~23:00(入店22:00)
定休日:無休
- 調査日
- ■2023年5月19日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、博多駅のすぐ近くにあるお寿司屋さんです。
ビルの地下1階になり、店内はL字型のカウンター席の他、席数を自由に変えられる個室があります。
内装は非常にシンプルで、すっきりとしています。
大将の甲斐さんは、北九州出身で、博多のお寿司屋さんで修業し、この道28年。
この店は、東京のビブグルマン掲載の広尾貴山がプロデュースした姉妹店で、提供はコースのみです。
コース内容を作るにあたっては、大将と東京の料理人でやり取りをして作っているので、
江戸前寿司ですが赤酢を優しくしたり、東京の熟成、博多の活鮮を、ネタによって使い分けています。
魚介類は、地魚を長浜で仕入れ、マグロや雲丹などは東京・豊洲から直送です。
回らない寿司ですが、肩肘張らずに食べて欲しいという思いから、意外にリーズナブルな設定になっています。
アクセスもよく、ファミリー、デートから、ちょっとした接待など、非常に幅広い使い方ができるお店です。
チェック
コースのみ
昼は、3000円、6000円、9000円の3コース。
夜は、【おまかせコース】(12000円)、【おまかせ上コース】(16000円)の2コース。
別途サービス料10%。
我々は、【おまかせコース】(12000円)を頼んだ。
【おまかせコース】(12000円)
先付、前菜5種、お造り2種、握り11貫、蒸し物、巻物、玉子、お椀、甘味になる。
先付【しじみの一番出汁】
お腹の調子を整える意味で、必ずコースの最初に出てくる。
毎朝とっている出汁で、お腹が温まり、食欲が増す。
【前菜5点盛り】
内容は日替わり。
この日は、「グリーンピースを使った自家製豆腐」上には豆苗のお浸し、にんじん、金箔付キャビアがのっていた。
「蒸し鮑」鮑は、昆布と一緒に酒蒸し。間には、出汁を寒天で柔らかく寄せたものを挟んでいた。
「鱚の昆布締め」ちょっと小ぶりな鱚を背開きし、昆布締め。その片身を別で炊いた昆布の上にのせている。
「ヤリイカの山葵和え」 ヤリイカを出汁醤油で洗い、山葵と和えている。山葵の風味が良い。
「お浸し」この日は、フルーツトマト、黄パプリカ、ズッキーニ、ベビーホタテ。糸削りをかけていた。
どれも和食の仕事をしたもので、お酒のつまみに良い。
寿司
江戸前なのでシャリは赤酢は赤酢だが、ほんの少し割っているので赤酢が強くなく、博多よりに優しくしている。
基本、醤油をつけなくても良いように、煮切りを塗って出てくる。
また、シャリは小さめで、お客様の食べ方をみながら、シャリの大きさは調節する。
【鯛】
玄海産。
関東では3、4日寝かせるが、この店では、2日ほど寝かせたものになる。
だから、歯ごたえも残っている。
【ヤリイカ】
玄海産。鹿の子包丁を入れ、食べやすくして、軽く熱を加えている。
藻塩を振り、酢橘を絞って出てくる。
【中トロ】
豊洲から直送で、だいたい宮城県塩釜港で揚がったものが多い。
150キロ以上のものの中トロで、脂のバランスも良くて、とても美味しかった。
厚めに切ってくれているのも嬉しい。
【お造り2点盛り】
寿司の途中でお造りが出てくる。
この日は、塩釜港のマグロ赤身、長崎産イサキの皮霜造り。
イサキは、布をかけて皮目にお湯をかけ、氷水で冷やしたもの。
【しま鯵】
再び握りに戻る。鮮度重視で歯ごたえがしっかりあった。
【赤貝】
コリコリした食感が良い。
【鰆の昆布締め】
5日ほど寝かせたもの。
【車海老】
天草産の湯がきたてが出てきて、とても甘くて美味しかった。
流れの途中で湯がいて殻を剥くので、ネタが乾かず、プリっとしている。
【茶わん蒸し】
アサリと桜海老、生海苔がのった茶碗蒸し。
生海苔に塩味があるので、銀餡は優しい味つけにして、薄っすらかけている。
茶碗蒸しは、鰹出汁をしっかりきかせている。
【いくら】
粒が大きく、プチプチしていた。
【雲丹】
この日は、北海道産。
【大トロ】
塩釜港で揚がったもの。とても脂がのっていて、口の中でとろける感じ。
【煮穴子】
対馬産の穴子をさばいて、40分くらい煮たもの。
ちょっと大きめな感じなので身も厚いが、骨抜きもしているので、食べやすい。
煮崩れしないギリギリまで炊いているので、フワッとして美味しい。
【干瓢巻き】
王道の干瓢巻きだが、とても手間がかかる。
江戸前なのであまり甘くしていない。
【玉子】
1切れ出てきて、ちょっと焦がした面とフワッとした面がある。
【お椀】
赤だしで、三つ葉となめこの味噌汁。
【デザート】
今の時期はメロン。
■■攻略法■■
お酒を飲むから小さく、子どもが育ち盛りなので大きくなど、シャリの大きさは調節してくれるので、リクエストするべし。
■■チョッチュ■■
オープンしたてなので、ホールスタッフがまだ慣れていなかったかなぁ。
■■オススメ店■■
甲斐さん 早良区小田部 「焼肉の明治屋」
■■その他■■
客単価 : コースと飲んだだけ
生ビールは1000円。
ウイスキーは800円から、酎ハイは800円から。
焼酎は、800円から。
日本酒は、1200円から。
ワインは、グラス1200円から、ボトル8000円から。