BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2023-04-14(金) 地域:中央区
楽味処 暖
- TEL
- 090-9791-3459
- 住所
- 福岡市中央区草香江2丁目7-20
- ジャンル
- 和食
- オープン日
- 2022年6月11日
- 席数
- 13席(カウンター5席)
- 営業時間
- 17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:水曜日
(5月から定休日は月曜日になる予定)
- 調査日
- ■2023年3月31日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、城南線の「草香江」バス停の前にある、和の料理屋さんです。
外壁の小窓からは生け簀が見えていて、白い暖簾がかかった戸の先にはカウンター席、
その奥にはテーブル席があります。
内装は、とてもシンプルで、少し高めの位置にあるカウンターの椅子はとても居心地が良いです。
店主の前山さんは、ホテル日航福岡に就職し、「レ・セレブリテ」でフレンチなどを10年修行。
その後、和食を基本から学ぼうと、市井の居酒屋で12年修行ののち、この店を独立オープン。
この道22年。
魚介類は長浜市場に出向き、その他の食材も自分で足を運んで確かめたものを仕入れています。
この店の特徴は店主の経歴を活かしたもので、
海鮮、活魚やきちんと和の仕事をした料理に、洋のテイストを入れること。
例えば、しっかり料理されていますが、盛り付けにフレンチのような華やかさを出したり、
ちょっとした料理法の端々にフレンチの工夫などが施されています。
地下鉄「六本松」駅から5分もかからない場所にあるので、
地下鉄七隈線も開通し、天神や博多駅からのアクセスも良くなっています。
海鮮や和食、ホテル洋食など、様々な味が楽しめるお店です。
チェック
アラカルトとコース
コースは、4400円、6600円、11000円の3コースで、1名様からの受付で、前日までのご予約。
【お通し】(660円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
内容は日替わりで、この日は「鯨のカルパッチョ」。
日本近海で獲れたゴンドウクジラの刺身に、胡麻油、塩、酢橘、魚?で味付けし、レバ刺し風に。
エディブルフラワーを一緒に盛り付けて、鯨の鮮やかな赤が際立ち、華やかさが出ている。
【刺身盛合せ】(1人前 990円)
1人前はだいたい7点盛りになる。
ポン酢、だし醤油、塩、山葵、葱、紅葉卸が出てくるので、お好みで。
テーブル席だと一皿に盛り込んで出てくるが、カウンター席の場合3回に分けて出てくる。
最初に出てきたのは、北海道産「甘エビ刺」。身がトロトロで甘くて美味しかった。
次の皿は、「天然真鯛刺(平戸)」、「本マグロ赤身刺(対馬)」、「穴子刺(福岡)」。
3皿目は、「太刀魚(平戸)の炙り」、「カンパチ刺(鹿児島)」、「サーモン刺(ノルウェー)」。
「太刀魚」は皮目を炙っていた。
皿の色も変わり、エディブルフラワーをあしらって盛り付けも変わるので、とても手間だが、
分けて提供することで、刺身が乾きにくくなる。
【イカ活き造り】(100g1300円)
平戸産のヤリイカが生け簀で泳いでいたので注文。
だいたい2、3人で食べられる200g前後のサイズが多く、この日は230gのものだった。
コリコリして美味しい。
後造りは330円で、天ぷら、塩焼き、刺身から選べ、我々は天ぷらにしてもらった。
天つゆ、大根卸、塩、レモンが出てくるので、お好みで。
衣に炭酸を入れることで、フリットのようにカリッと仕上がっていた。
【ミル貝】(1200円)
こちらも生け簀物から注文。
今が旬の山口産の白ミル貝で、コリコリして、鼻から抜ける磯の香りがたまらない。
【竹の子鬼皮焼】(880円)
朝倉産の筍は、外側の茶色い皮(鬼皮)付きのまま、糠で湯がいてアク抜きする。
それを4つにカットし、焼いたもの。
塩と柚子味噌を添えているので、お好みで。
この柚子味噌は、宮崎県に住む店主の叔母さんが手づくりしているもので、
これだけでもつまみになるくらい美味しい。(店でも販売中)
鬼皮付きで湯がくことで旨味が抜けず、ホクホク感と甘さを味わえる。
【ホタルイカペペロンチーノ】(880円)
パスタは入っていないので、誤解しないように。
兵庫産のホタルイカを、オリーブオイル、ニンニク、鷹の爪で炒めたもの。
ちょっとピリ辛で、ニンニクの香りが食欲を刺激し、ホタルイカの旨味も増している。
おつまみにぴったりのメニュー。
【ホテルオムレツ】(700円)
まさにホテルで出てくるようなオムレツ。
少し甘めの赤ワインソースをかけて出てきた。
プルプルの卵が美味しい。
活魚や海鮮の中にこういう洋風メニューが並ぶのは珍しい。
ちょっと口が変わって良い。
【和牛ハンバーグ】(1100円)
牛肉と豚肉の合挽だが、牛肉の方が多め。
肉はしっかりと挽き、パン粉、玉葱、卵、牛乳、背脂などで種を作る。
最初にフライパンで周りを焼き固め、少し休めた後にスチームコンベクションに入れる。
その後にもう一度休ませ、再びスチームコンベクションで温め、火入れが完成する。
ソースは、「赤ワインソース」と「野菜のソース」の2種類があり、我々は「野菜のソース」にした。
「野菜のソース」は、細かく刻んだ野菜を、オイスターソース、豆板?、
胡麻油、醤油などで作ったものに漬け込んでできたもの。
ハンバーグはしっかり肉が詰まっているが、中はフワッとした仕上がり。
■■攻略法■■
席数が限られているので、予約をして行くべし。
海鮮活魚だけでなく、洋の料理も美味しいので、和と洋のメニューをバランスよく頼むべし。
■■チョッチュ■■
お刺身を頼むと山葵も出てきます。山葵好きなので、もう少し山葵が多いと嬉しいなぁ。
カウンターに座った時の荷物置きがあると嬉しいなぁ。
■■オススメ店■■
前山さん 中央区春吉 「どんでんがえし」
■■その他■■
客単価 : 6000円前後
ビールは、生748円から、瓶825円から。
ハイボールは605円から、チューハイは660円から。
焼酎は、グラス550円から、1合880円から。(割り材の炭酸は330円)
日本酒は、1合660円から。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【和牛ハンバーグ】(1100円)
2位 : 【鯛だしラーメン】(770円)
1位 : 【刺身盛合せ】(1人前 990円)