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ザ・メシュラン

放送日:2023-04-07(金) 地域:中央区

焼酎と魚 よしみ

TEL
092-525-3055
住所
福岡市中央区那の川2-9-32 グルク平尾1F
ジャンル
居酒屋
オープン日
2023年2月16日
席数
24席(カウンター12席)
営業時間
17:30~25:00(フード24:00/ドリンク24:30)

定休日:水曜日
調査日
■2023年3月24日
■天候 くもり
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/yoshi_mi0216

内容

今日ご紹介するお店は、白金2丁目交差点にある海鮮をメインにした居酒屋さんです。
外観は普通の雑居ビルっぽいですが、店内は、オープンキッチンに大きなL字型のカウンター席、
テーブル席があり、木目も使って温かみがある雰囲気になっています。
店主の吉見さんは、鹿児島で病院に勤めていましたが、飲食の道に入るために仕事を辞めて福岡へ。
福岡で「博多華吉」「いとおかし」を経て、奄美大島の「奄美華吉」初代店長を務め、
「酒場あらかぶ」などののち、この店で独立。この道7年。
この店は、魚介類をメインに、奄美の食材を使った郷土料理を提供していて、
長浜の他、鹿児島や奄美で獲れた魚介類や、奄美の実家の農園で採れた野菜なども送ってもらっています。
また、焼酎は、奄美の黒糖焼酎と鹿児島の芋焼酎をメインに70~80種類揃えています。
価格は、ご近所さんが立ち寄りやすいように全体的にリーズナブルです。
西鉄大牟田線平尾駅からも近く、美味しい魚介類と奄美料理、焼酎を味わえるお店です。

チェック

基本アラカルトで、グランドメニューと日替わりメニューがある。
コースは、言えば飲み放題付き4500円くらいからできる(要相談)。

【お通し】(380円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
内容は日替わりだが、だいたい2種類で1つは野菜系、1つはお寿司を出すようにしている。
この日は、「小松菜としめじのお浸し」と「真鯛の手毬寿司」。
お浸しは、優しい味だった。
寿司には、醤油を垂らし、山葵を添えているので、そのまま食べられる。

【自家製ドレッシングの彩りサラダ】(580円)
2、3人でも十分なボリュームがある。
野菜は、レタス、山葵菜、パプリカ、きゅうり、トマトなどで、フライドオニオンを散らしている。
ドレッシングは、今の時期だけ奄美の実家で採れる「たんかん」を使っている。
「たんかん」は甘みが強く酸味は控えめなので、まろやかなドレッシングになり、これが美味しい。

【本日のお刺身盛り合わせ】(1人前1180円)
内容は日替わりで、8、9種類くらいを盛り合わせるが、鹿児島や奄美からの魚も必ず入れるようにしている。
この日は、カジキマグロ、ハマダイ(鹿児島)、黒むつの炙り、穴子の炙り、
ソデイカ(奄美)、クエ、サワラの炙り、薩摩甘海老(鹿児島)。
福岡ではあまりみない魚も入り、この値段は安い。

【スイートポテトチーズ豆腐】(650円)
チーズ豆腐の上に、薩摩芋を甘く煮てスイートポテトにしたものをのせ、クラッシュしたアーモンドを散らして出てくる。
軽く焼いたソフトフランスとメープルシロップを添えているので、
スイートポテトとチーズ豆腐を混ぜてソフトフランスの上にのせ、メープルシロップをかけて食べると良い。
デザートみたいな感じだが、これがなぜか焼酎にも合う。

【鶏肝とうずらの旨煮】(550円)
低温調理した鶏レバーとうずらの卵を、濃いめにしただし醤油でサッと甘辛く炊く。
それに白髪葱をのせて、小葱を散らして出てくる。
レバーは火を入れすぎないので、柔らかく仕上がっている。
おつまみにぴったりなメニュー。

【マグロカツ】(980円)
仕入れによってマグロの種類は替わる。この日はカジキマグロ。
マグロに衣を付けて揚げ、自家製タルタルソース、レモン、藻塩を添えて出てくる。
タルタルは卵たっぷりで、玉葱、きゅうりの漬物を刻んで作っている。
マグロカツは身がさっぱりしている。
まずは、藻塩で味わうとマグロの味がはっきりと分かる。
タルタルは、きゅうりの漬物の酸味が良い仕事をしていて、よりさっぱりと食べられる。

【島豚みそ漬盛】(580円)
料理が出てきて、値段とボリュームのギャップに驚く。
豚のタン、バラ、レバーを一度低温調理して、粒味噌、砂糖などを使った自家製の味噌床に漬け込んだもの。
少し甘くて美味しく、焼酎のつまみにぴったり。

【もずくと紅しょうがの天ぷら】(580円)
奄美では、アオサやもずくでよく天ぷらを作る。
店主のおばあちゃんが作ってくれていたのは、もっちりした天ぷらだが、
この店のアレンジで粉を少なくしているので、サクサクした感じに仕上がっている。
紅しょうがのピリピリ感も良い。

【煮穴子天ぷら】(780円)
穴子をダシ、醤油で薄めに炊いて、衣を付けて天ぷらにしたもの。
軽く塩を振っている。
一度炊いているので、身がフワッとしている。

■■攻略法■■
料理の中に「奄美のもん」というカテゴリーがあります。
せっかくなので、この中からいくつか頼んで、奄美の味を楽しむべし。

■■チョッチュ■■
【本日のお刺身盛り合わせ】の時に、ポン酢もあると嬉しいなぁ。
焼酎は70~80種類あり、調理場の壁の棚にズラリと並び圧巻です。
ただ、その重みで棚板がたわんでいます。見てて不安になるので、つっかえ棒など入れて下さい。

■■オススメ店■■
吉見さん  博多区博多駅前 「巻き串酒場 みしょりんしゃい」

■■その他■■
客単価 : 4000~5000円

ビールは、生380円から、瓶650円から。
サワーは480円から、ハイボールは420円から。
日本酒は、グラス680円から、1合950円から。
ワインは、グラス650円から、ボトル2640円から。
焼酎は、グラス390円から、前割り、限定などもある。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【鶏飯】(550円)
2位 : 【サバ節らっきょう】(520円)
1位 : 【本日のお刺身盛り合わせ】(1人前1180円)

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