BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2023-03-24(金) 地域:中央区警固
コヒツジヤ LAMB MAN
- TEL
- 092-724-9609
- 住所
- 福岡市中央区警固1丁目6-56 サウスガーデン1F
- ジャンル
- 洋食
- オープン日
- 2017年11月25日
- 席数
- 30席(カウンター4席、小上がり、テーブル)
- 営業時間
- 17:00~24:00(L.O. 23:00)
定休日:月曜日
- 調査日
- ■2023年3月3日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、上人橋通り沿いのビルの奥にある、ラム肉専門店です。
看板代わりの提灯を掲げているので、それが目印です。
ウッディな内装で、レゲエミュージックがかかっているので、バーっぽい雰囲気があります。
オーナーの江本さんは、牧場直営のお店で枝肉をさばいたり、
牛肉の卸、焼き肉店、ステーキ店など、牛肉に長く携わってきました。
ところが、元々ラム肉が好きだということで、その間もラム肉を研究。
東京のようにラム肉専門店が少ないところでもどのように食べているかも調べ、
独立するにあたり、ジンギスカンとラム肉の創作料理がある、このラム肉専門店をオープンしました。
この道20年。
ちなみに、羊と牛では体の作りがほぼ一緒なので、牛肉と同じようにさばけるとのこと。
お店のコンセプトは、ラム肉の入門店ということで、ジンギスカンだけでなく、
ラムラックやラムチョップ、様々なラム肉の一品料理を用意しているので、初心者でも食べやすいメニューも多いです。
ラム肉は日本国内外問わず、その時の良いものを仕入れるようにしていて、
安定して入ってくるのは、オーストラリア産とニュージーランド産です。
また、あれば大量に発注するという大分の朝地ラムも扱っています。
アクセスが良い場所にあり、ラム初心者からラムが大好きな人までが気軽に通えるお店です。
チェック
アラカルトとコース
コースは要前日まで、4名様からの予約で、飲み放題付5500円から。
内容は、アラカルト1、2品、タタキ、サラダ、ジンギスカン、ラムチョップ、御飯物になる。
我々は、アラカルトで頼んだ。
【お通し】(440円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
内容日替わりで、この日は、ラム肉を使ったラザニア風パスタ。
パスタはリガトーニを使い、ミートソースをラム肉で作っている。
お酒がすすむ一品。
【ラムタク】(700円)
朝地ラムを使った一品。
朝地ラムは、大分県豊後大野市の自然の中で育てられた「ドーパー種」。
クセがなく、脂質が良く、柔らかい肉質が特徴
その朝地ラムの刺身用カルビ肉と、沢庵、葱をそれぞれで細かくたたいて、山葵、海苔を添えて出てくる。
海苔で、ラム肉、沢庵、葱、山葵を包んで醤油につけて食べる。
脂の多いカルビ肉を使うことで、マグロのトロのような脂を感じる。
お酒のつまみになる。
【半熟煮卵ラムベーコンポテサラ】(750円)
男爵芋で作ったポテトサラダは、あまり野菜を入れずに大人な感じ。
上には、細く刻んでカリッと焼いたラムベーコンと、半熟煮卵をのせている。
半熟煮卵を崩し、ポテトサラダと混ぜ合わせ、自分で完成させる料理。
ラムベーコンの旨味をしっかり味わえる。
【エビとラム肉のクリームアヒージョ(バケット付き)】(930円)
スキレットの中にオリーブオイル、同じ量の生クリームを加え、
刻んだラム肉と海老を入れて、オイル煮したもの。
ほんの少し海老出汁を加えることで、コクが増している。
バケット付きなので、食材の旨味が出たオイルも一緒に味わってほしい。
ジンギスカン
基本のセットが2種類ある。
「上肩ロースジンギスカンセット(野菜付き)」(1100円)
「極上テンダーロイン(ヒレ) ジンギスカンセット(野菜付き)」(1490円)
基本のセットは1人前から頼め、足りない時は追加メニューを利用する。
我々は3人で、基本のセットを1人前ずつ頼み、さらにラム肉を追加した。
ジンギスカンを頼むとテーブルに七輪が出てくる。
七輪を出すのは九州では珍しいが、この方が火力も強く、素早く焼ける。
つけダレは、「醤油ダレ」と、「レモンダレ」の2種類。
醤油ダレは自家製で、フルーツなどもふんだんに使って手作りしたもので、
焼肉屋さんのタレに近く、こってり甘め。
その他テーブルの上に、ニンニク、一味唐辛子、ブラックペッパー、岩塩があるので、お好みで。
【上肩ロース ジンギスカンセット(野菜付き)】(1100円)
この日はオーストラリア産だった。
野菜は、キャベツ、キノコ、太もやしが基本で、その他は季節により変わる。
この日は、ズッキーニ、薩摩芋、ニンジンが入っていた。
上肩ロースは繊維が細かく程よく脂ものっていて美味しい。
【極上テンダーロイン(ヒレ) ジンギスカンセット(野菜付き)】(1490円)
この日はオーストラリア産だった。
とても希少なラムのヒレで、肉本来の旨味も感じる。
【朝地ラム カルビ】(980円)
ジンギスカン用追加メニューからチョイス。
食べ方は自由だが、まず最初は塩胡椒程度で肉の旨味を味わってみて欲しい。
流れ出してくる脂はサラッとしていて、クセもなく美味しい。
【ラムタン】(700円)
ジンギスカン用追加メニューからチョイス。
この日はオーストラリア産だった。
薄く大きくカットしていて、塩ダレ、胡麻、葱をかけて出てきた。
サクサクした食感で、赤身などとはまた違った味わい。
【〆の焼そば麺】(390円)
ジンギスカン用追加メニューからチョイス。
十分にラム肉を焼いたあとの鍋に、ちゃんぽん麺をのせ、ある程度おこげができるまで待つ。
ここで、我慢できずにひっくり返してはいけない。
ラム肉の脂を吸った麺をひっくり返し、仕上げに醤油ダレを回しかけで出来上がり。
マヨネーズが出てくるので、お好みで。
ラムの香りがして、脂も十分に吸っていて美味しい。おこげの香ばしさも良い。
【ラムチョップ】(1本780円)
この日はニュージーランド産だった。
塊肉の「ラムラック」もあるが、ちょっと時間がかかる。
ラムチョップの方が短時間でできて、しかも6種類の味付けから選べる。
味付けは、プレーン、ジャークスパイス、タンドリー、ハニーマスタード、パクチー、ゴルゴンゾーラ。
我々は、プレーン、ゴルゴンゾーラ、ジャークスパイスを選んだ。
ゴルゴンゾーラはチーズをのせて出てくる。
ジャークスパイスは、ジャマイカ風のスパイスで、もちろん自家製。
それをラムチョップに刷り込んでから焼く。
マスタードを添えているので、お好みで。
■■攻略法■■
ビニール袋を貰えます。匂いが付いて困るものは、その中にしっかり入れること。
珍しく、ウイスキーボトルがあるので、ハイボールをたくさん飲む人はこれがお得。
ラム肉は、きちんと焼ける前にひっくり返すと、肉が網にくっついてボロボロになります。
焼けるまでじっと我慢してひっくり返すべし。
■■チョッチュ■■
【ラムタク】は美味しいし、お酒のアテにもぴったりです。
そこで、もう少し値段を上げても良いので、海苔のサイズを少し大きくして、枚数も増やしてくれたら嬉しいなぁ。
■■オススメ店■■
江本さん 赤坂 「てっぺん」
■■その他■■
客単価 : 4000~5000円
ビールは、生605円から、瓶666円から。
ハイボールは550円から、ウイスキーボトル3740円から。
サワーは539円から、カクテルは605円から。
ワインは、グラス550円から、デキャンタ1848円から。
焼酎は、グラス528円から、デキャンタ 500ml 1848円から。
ソーダ割などのキープセットは、500円。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【本日の生ラム特製タルタル(バケット付き)】(1380円)
2位 : 【ラムチョップ】(1本780円)プレーン、ハニーマスタードが人気
1位 : 【上肩ロースジンギスカンセット(野菜付き)】(1100円)