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ザ・メシュラン

放送日:2023-01-20(金) 地域:中央区

鳥焼肉 名門

TEL
092-775-8625
住所
福岡市中央区渡辺通5-14-21
ジャンル
和食 焼肉
オープン日
2022年11月24日
席数
14席(カウンター9席)
営業時間
17:00~22:00(L.O. 21:00)

定休日:日曜日
調査日
■2023年1月6日
■天候 晴れ
■時間 19時30分

内容

今日ご紹介するのは、渡辺通5丁目通りを入った場所にある、鳥焼肉のお店です。
白壁に大きなガラス戸で、店内はL字型のカウンター、奥にテーブル席があります。
ここは「焼とり鳥次」の姉妹店で以前は鶏居酒屋でしたが、鳥焼肉に業態変更しリニューアルオープンしました。
ということで、各テーブルの上には排煙口があります。
店主の小林さんは、東京・新橋の「鳥之介」、鳥の問屋、九州に帰ってきて、福岡の名店「益子」で修行。
2007年に「焼とり鳥次」、2013年に「博多水炊き専門 橙」をオープンし、ここが3店目。
この道23年になります。
ここは、全国的にも増えてきている「焼肉のように鶏を焼くお店」です。
鶏は朝引きで、その日にさばいたものを使用し、目の前に出てくる七輪で、
鶏肉の様々なパーツを焼いて食べることができます。
ただ、牛肉との違いもあり、部位によって焼き加減も変わるなど
馴染みがないことから、説明しながら提供しています。
焼鳥屋さんがなぜ鳥焼肉を始めたのかと言うと、鶏焼肉には、自分の加減で焼けたり、
食材の使い方などで焼鳥にはできない可能性があるからとのこと。
天神からもほど近く、大人から子供まで、ファミリーでも楽しめるお店です。

チェック

アラカルトとコース
アラカルトは、一品が5種類、鳥焼が13種類、その他野菜などの焼物が8種類、〆が5種類。
コースは、【かるめコース】(1人前1800円)と、【おまかせコース】の2コース。
【かるめコース】(1人前1800円)は、8、9品出てくる。
【おまかせコース】は、鳥焼、野菜などをバランスよく、ストップとなるまで出すもの。 
食べた分だけ計算するので価格は書いていないが、平均3000から4000円くらい。
コースだと、ソリレス、食道、ハラミ、黒皮やホルモン系など、
単品メニューにのっていない希少部位が出てくることもある。

我々は、「かるめコース」を頼んで単品をいくつか追加した

【お通し】(300円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
キャベツ、ニンジン、セロリ、玉葱、きゅうりなどを使ったサラダで、胡麻ダレをかけている。
胡麻ダレと言っても焼肉屋さんのチョレギサラダっぽい感じで、お通しとは思えないしっかりしたもの。
口直しに良いが、お代わりは別途かかる。

【かるめコース】(1人前1800円)
部位にもよるが、8、9品出てくる。
タレは、「胡麻塩」、「つけダレ」、「ネギ塩+レモン」の3種類。
「つけダレ」は、薄口醤油をベースに少し酸味をプラスしたもの。
部位によっては、おススメのタレもあるが、基本的にはどれを使うのかは自由。

「ネギ塩焼き」
スライスした胸肉を焼き、「ネギ塩+レモン」で食べる。
軽めに火を通すと、ジューシーさが残って良い。
スライスした肉は焼鳥ではできない、焼肉ならではの食べ方。
ネギ塩が良いアクセントになり、鶏肉の旨味を引き立てる。

「ハツ」
きちんと掃除がされていて、鮮度が良い。
しっかり焼くと良く、胡麻塩が合う。
塩でハツの旨味を引き出し、胡麻の香ばしさが良い。
これは美味しい。

「砂肝」
厚めに切って出てくるが、銀皮を取り除いているので、食べやすい。
胡麻塩が香ばしくて合う。

「オクラ」
転がらないように串に刺して出てくる。
生でも食べられるが、炭で焼くと益々美味しくなる。
急いで食べて火傷しないように。

「手羽」
手羽中の部分になり、フリソデ付きで出てくる。
脂がのっていて、軽く塩をしているので、何もつけなくても美味しい。

「厚揚げ」
糸島あげが出てくる。
ネギ塩がとても合うので、ここまで取っておくと良い。

「もも肉」
まず、オリーブオイルに塩胡椒を加えたタレが出てくる。
湯むきして櫛切りしたフレッシュトマトが出てくるので、
七輪で焼き、タレの中で潰して自前のトマトソースを作る。
それとは別にもも肉を焼き、そのトマトソースにつけて食べる。
焼いて甘くなったトマトを使ったソースともも肉がよく絡み、旨味が増している。
焼鳥でトマトを焼くのはなかなかできないので、これも鳥焼肉ならではの一品。

「鳴門金時」
鳴門金時は一度オイル煮(コンフィ)しているので、表面をこんがり焼くだけで良い。
焼き上がったら、そのままで甘さを味わっても良いし、胡麻塩をつけると大学芋のような感じになる。
表面はパリッとして、コンフィしてるので、中はモサモサせずしっとり仕上がってる。

【かるめコース】は以上
ここからは別で頼んだ単品が出てきた
【かるめコース】と別に単品を追加をすると、量を調節してコースと同じような流れで出してくれる
つまり、人数によって量が変わる場合もあり、その時は価格も変わってくる
例えば、2人で多いと思えば量を減らすので安くなり、4、5人だと量が多くなるので高くなる。

【さつま黒鶏】(1250円)
皮付きもも肉と、皮付き胸肉が出てくるので、食べ比べができる。
どちらもしっかりした旨味があり、胸肉のほうが柔らかく、もも肉は噛み応えがある。
つけダレはお好みで。

【レバー】(580円)
ニラのおひたしが入ったニラ醤油が、和辛子を添えて出てくる。
レバーを七輪で焼いて、このタレにつけると、レバニラ風になる。
レバーの旨味とニラ、和辛子が合う。

【浅漬キムチ】(420円)
自家製。
キムチというより白菜の浅漬けっぽい感じで、それにニンニクや唐辛子をプラスしている。
酸っぱすぎず、辛すぎず、食べやすいので、口直しに良い。

【ザーサイ】(350円)
フレッシュな青ザーサイの塩漬けを使ったもの。
塩抜きするが、適度に塩味を活かしつつ、味を加えて仕上げる。
刻んだ生姜を添えて出てくる。
お酒のアテになる一品。

■■攻略法■■
やっぱり【おまかせコース】を頼むべし。食べただけの料金になるので値段を書いていないが、3000円から4000円くらい。
それでメニューに書いていない希少部位まで食べられる。
(我々も取材でなかったら、コレを頼みたかった)

■■チョッチュ■■
「もも肉」の時に櫛切りトマトを焼くのですが、あのゼリー部分が零れ落ちてしまい、もったいないです。アルミなどの上で焼けたらいいかなぁ。

■■オススメ店■■
小林さん 中央区春吉 「博多水炊き 鳥千代」

■■その他■■
客単価 :【かるめコース】を頼んで飲んで、3000~4000円くらい。
【おまかせコース】を頼んで飲んで、4000~5000円くらい。

ビールは、生650円、瓶600円。
ハイボールは500円、サワーは600円から。
日本酒は、小700円、大1000円。
焼酎はグラス600円。
ワインは、グラス700円から、ボトル4500円から。

人気単品メニュー ベスト3
3位 : 【ハツ】(580円)
2位 : 【ネギ塩焼】(520円)
1位 : 【もも】(840円)
コースでは、【かるめコース】(1人前1800円)が人気です

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