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ザ・メシュラン

放送日:2022-11-11(金) 地域:博多区

鮨 忠尾

TEL
092-473-8448
住所
福岡市博多区住吉4丁目6-21
ジャンル
和食
オープン日
2022年1月1日
席数
カウンター8席 (要予約の個室あり)
営業時間
17:30~20:00入店

定休日:不定休(イベント、出張などのお休みあり。Instagramで確認)
調査日
■2022年10月28日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/sushitadao/

内容

今日ご紹介するのは、住吉通りから1本入ったところにあるお寿司屋さんです。
スッキリとした木目の外観で、内装も木をふんだんに使い、L字型の白木のカウンターになっています。
実は、先代が1970年、この地に「鮨なにわ」をオープンし、
現在の店主、尾林忠雄さんが、23年前に引き継ぎましたが、昨年半年間お店を閉め、
お店を建て替え、名前も変えて再スタートしました。
店主の尾林忠雄さんは、18歳で寿司の道を志し、大阪の福島区にあった寿司「おくめ」で修業をスタート。その後、大阪で偶然就職してしまったのがぼったくり寿司屋でしたが、イヤになって福岡へ戻り、この店を継ぎました。
この道30年。店主曰く、「関西で料理の育ちを覚え、中身は九州で覚えさせてもらった」とのこと。
昨年の建て替え中は、アグレッシブに活動しており、鐘崎漁港の巻網漁の船に乗り組んで一緒に漁をし、愛車のカブに乗って、北海道まで全国出張寿司ツアーを行い、行く先々で知り合いを増やしていきました。昔からカブで乗り付けていて、様々な土地で知り合いになった漁師さんから直接買うことも多いです。今でも110ccのスーパーカブで週4、5回、行橋や唐泊、鐘崎、長浜、野北などに仕入れに行っています。
ここは基本、おまかせコースのみとなり、寿司だけか、一品料理もあるのか、その数などで価格は変わります。ただ、コンセプトは、「リーズナブルだが、ノリでいっぱい出す」ということなので、ボリューム満点です。
店主の気さくな人柄に触れながら、楽しく美味しくリーズナブルにお寿司を堪能できるお店です。

チェック

おまかせコースのみで、当日でも可
3300円 : 握り10貫、細巻き、汁物
5500円 : 握り15貫、細巻き、汁物
6600円 : 料理4品、握り10貫、細巻き、汁物
8800円 : 料理4品、握り10貫、細巻き、汁物
6600円のコースを頼む人が多い。
6600円と8800円のコースの違いは、気合いとのこと。

我々は、6600円のおまかせコースを頼んだ

【突き出し】
今が旬の生落花生を30分ほど塩ゆでしたもの。
大刀洗産だった。
おつまみにぴったりの一品。

【牡蠣、一文字ぐるぐる、オバイケ】
唐泊漁港から仕入れた牡蠣は殻を取り、鰹だし、うすくち、味醂、酢で作った土佐酢に漬け込む。
「一文字ぐるぐる」は、わけぎをサッと茹でて青い部分をくるくる巻き付けて作ったもの。
それに、クジラの尾にあたる部分で、ゼラチンたっぷりプルプルのおばいけ。
それらを酢味噌を添えることでまとめた一品。
様々な食感もあり、漬かった牡蠣は身が締まっていて旨味も凝縮し、美味しい。

【刺身】
地物を中心に、その日仕入れたばかりのものや寝かせたものが出てくる。
この日は4種盛りだった。
ヤズ : 若いブリのことで、ブリは冬が旬と言われるが、ヤズは今が旬で脂がのっている。
スギ : スズキ目で、見た目が真っ黒で身が真っ白な魚で、あまり出回らず、珍しい刺身。
少し寝かせていたが、適度な歯ごたえがあるので、薄めに引いて出てきた。
身のコリコリ感が良い。
ヒラメ : エンガワ付きだった。
イワシ : イワシは胡麻味噌で和えて、キュウリと一緒に海苔で巻いて磯辺巻き。
食べやすい長さにカットして出てくる。
胡麻の風味がイワシによく合う。
それにワカメを添えていた。

【カマスの炙り】
今が旬のアカカマスで、脂がのっていた。
カマスは晴れた日だけ、皮目を炭火で炙って出てくる。
炭火で焼くので香ばしさがあり、美味しい。
山葵を添えているので、お好みで。

【玉子焼き】
途中で出てきて、これが口直しになる。

【台湾ガザミ】
ワタリガニの一種で、一般的なガザミより青くて模様が派手。
それを蒸して、殻を外し、お腹を割って出てきた。
カニにしては味が濃厚で、美味しい。

【ゴーヤときゅうりの甘酢漬け】
これも口直しにと出てきた。
甘酢漬けなので、口の中がさっぱりする。

【季節の魚のあら炊き】
その日にあるものを使って、あら炊きにしている。
あまり味濃くなく、あっさりしているので食べやすい。
身もたっぷりあって、食べ応えのある一品。

寿司
芽生姜は、ゴロッと大きめに切って出てくる。
寿司のシャリは、2種類の赤酢をブレンドしている。

【赤身】
北海道函館市戸井産の本マグロ。
マグロと言えば、今は青森県の大間が有名だが、戸井町とはわずか20キロの距離。
つまり同じ津軽海峡のマグロということになり、近年、こちらも注目を集めている。
ちなみに、店主はここまでスーパーカブで行ったとのこと。(だから直送される)
そのマグロの背の上、頭の近くの「背トロ」と言われる部分を握ってくれた。
少し寝かせたもので、まさにトロッとしていて、美味しい。

【ヒラマサ】
長崎産の天然もの。
腹側を使っていて、身がとてもキレイで、コリコリした食感を楽しめた。

【奈良漬け】
大刀洗町で作っている若い奈良漬けが出てきた。
コリコリしていて、あまり漬かり過ぎてないので、軽い感じで食べられる。

【太刀魚】
西浦で揚がったもの。
切りつけたあと、皮目を炙り、その皮目を下にして握っていた。
ちょっと変わった握り方だが、身の旨味のあとに香ばしさがやっていて、美味しい。

【鮑】
天然ものを使った贅沢な一貫。
身が柔らかく、磯の香りが鼻から抜ける。

【お椀】
ここで、目鯛、深葱、ワカメの味噌汁が出てきた。
結構ボリュームもあり、身もしっかり入っていて、お腹が温まって良い。

【雲丹】
愛媛産で、この時期に旬だった赤ウニを使った軍艦。
濃厚で甘みも強く美味しかった。

【穴子】
玄海産で、赤酒を使って甘辛く煮込んだ煮穴子。
それをそのまま出したり、焼いたり、蒸したり、日によって変わる。
身がしっとりフワッとしている。

【鰻】
行橋の天然ものを炙り、こちらは皮目を上にして、帯海苔を巻いて出てきた。
外はサクッとして、中はふっくら仕上がり、旨味が凝縮されていた。

細巻【鉄火巻き、太刀魚巻き】
その日に仕入れたものを使って、紅白の細巻を作っている。
細巻と言っても中巻くらいの感じ。
日によっては、イカなどの場合もある。
我々の時は、小呂島のコシナガマグロと太刀魚だった。
コシナガマグロは小型のマグロで、酸味が少なくまろやかな味わい。
太刀魚も淡い味わいで美味しい。

■■攻略法■■
この店に初めて来る人は、6600円のおまかせを頼むべし。
大将がしゃべり好きなので、海外や魚の話をすると魂が燃えて、盛り上がっていっぱい出してもらえる。

■■チョッチュ■■
バリエーション豊かな料理が出るので、もう少しお酒の種類を増やしてもらえたら嬉しいなぁ。
色々、ペアリングを楽しみたいです。

■■オススメ店■■
尾林さん 博多区住吉 「東京生そば 松屋」

■■その他■■
客単価 : コース食べて飲んだだけ

ビールは、瓶660円から。
ハイボールは、770円から。
焼酎は、グラス660円から。
日本酒は、825円から。

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