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ザ・メシュラン

放送日:2022-09-23(金) 地域:東区

焼肉ホルモン人生 大ちゃん

TEL
092-710-6629
住所
福岡市東区馬出2丁目4-3
ジャンル
焼肉
オープン日
2022年3月14日
席数
16席(カウンター4席)
営業時間
17:30~21:30入店まで / 
お昼は前日までの予約制(ハッピーアワー付き)

定休日:水曜日
調査日
■2022年9月9日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/yakiniku_horumon_daichan/

内容

今日ご紹介するのは、地下鉄「馬出九大病院前」の近くにある焼肉店です。
ビルの1階にあり、元々、店主の父親がしているコインランドリーの一部を改装して店舗にしたもので、赤い庇、赤い暖簾が出ているので、すぐに分かります。
店内はテーブル席と、一段上がった所にカウンター席があり、カウンターのネタケースには肉の塊が入っています。
それぞれのテーブルにコンロがセットされ、その上には排煙口があります。
店主の大山大鐘さんは、福岡の洋食店で修業ののち、東京へ。
東京では、6店舗を展開する「神戸焼肉かんてき」の三軒茶屋本店で8年修業。
福岡へ戻り、この店をオープンしました。この道11年。
この店は、福岡では珍しく但馬牛を中心にしています。
但馬牛は、兵庫県で育てている黒毛和牛で、「但馬牛」と名乗るためには厳しい審査が必要です。
そして、その中でもさらに厳しい審査を経て名乗るものが「神戸牛」や「神戸ビーフ」となります。
この店では、肉のほとんどを神戸ビーフの生産牧場として有名な「太田牧場」から仕入れ、
その時の良いもので、太田牛、但馬牛、神戸牛・神戸ビーフ、神戸和牛などが直送されます。
そしてホルモンは、国産で鮮度が良いものを仕入れています。
また、もう一つのポイントが、肉のカット法。
一般的な焼肉と違って、大判で薄切りしたものが基本で、焼きしゃぶっぽく頂くスタイルです。
もちろん、これまでの経験から部位によって切り方厚さなども変えていて、厚切りだったりもします。
そして、鮮度を保つため、注文が入ってから手切りするなど、非常に手間をかけています。
美味しい肉を手軽に食べられ、この辺りでは大人気のお店です。

チェック

アラカルトとコース
コースは、5500円から。プラス1650円で90分飲み放題付き。2名様からの受付で要前日までの予約
コース例 : 前菜系で「ごちゃまぜナムル」、「キムチ」、「レバー焼き」、
「大ちゃん盛り合わせ」、御飯系の「クッパ」など。
今日紹介する価格は、10月からのものです。(9月現在のものと価格は変わっています)

【お通し】(330円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
だいたい、「ごちゃまぜナムル」。
もやしとキムチを混ぜたものに、胡麻油、すり胡麻をかけ、砕いた韓国海苔をのせて出てくる。
出てきたら、韓国海苔をなじませるようにひと混ぜしてから食べる。
もやしは2種類使っていて、食感の違いを楽しめるようにしている。
常連の中には、これが余ったらご飯にかけて食べる方もいるらしい。
ボリュームもあり、おつまみにもぴったり。

【但馬牛炙りユッケ】(1100円)
肉にバーナーで火を通し、焦げた外側はそぎ落として細切りしている。
皿にもみダレでもんだ肉を盛り付け、漬け卵専用のタレ、漬け込まれた卵黄、
すり胡麻、小葱、酢橘を添えて出てくる。
酢橘はお好みで絞り、それらを混ぜてから食べる。
肉の甘味も感じて、お酒のアテに良い。

【ぶつ切りセンマイ刺し】(858円)
センマイを下処理し、塩水で締めたのち、塩抜きする。
それを細切りして胡麻油をかけ、すり胡麻、葱、チョジャンだれ(韓国風酢味噌)、酢橘を添えて出てくる。
ちょっとピリ辛なたれの刺激とセンマイの食感が良い。

焼肉
単品とセットがある。
単品は、タンやホルモンなどの内臓系などの定番から、
黒板に書いている日替わりメニューまである。
胡麻油、天草のオリーブ塩、焼肉のタレがあるので、お好みで。
焼肉のタレは、きちんと冷蔵しているものが出てくる。

【極厚タン】(2420円)
基本的には和牛タンを使っていて、とてもリーズナブル。
タンには、すりニンニク、すり胡麻、胡麻油、マルドンの塩を刷り込んでいる。
こうすることで、水分が抜けるのを防ぎ、塩味を加えて味を決めている。
ステーキのような厚さで出てくるので、弱火でじっくりと焼いていく。
焼けたら食べやすい大きさにハサミでカット。
2、3人でシェアすると良いボリューム。

【ハラミダブル】(2420円)
以前の勤め先で人気だったメニューだが、今はないので、この店で復活させた。
だいたい120~140gくらいあり、厚切りでマンゴーカットしたものが出てくる。
両面じっくり焼いて、ハサミで食べやすい大きさにカットする。
繊維も切れていて食べやすく、肉の旨味もしっかり感じるので、そのままでも美味しい。
タレにはお好みでつけて食べると良い。

【大ちゃん盛り合わせ】(1人前3630円)
但馬牛の厳選して仕入れた希少部位(赤身中心)を3種類以上とホルモンミックスがセットになっている。
希少部位は、部位の価格、何人前かでの総グラム数で変わり、我々は3人で3人前を頼んだ。
あまり食べられない場合は、4人で3人前のような対応はするが、
肉によって厚さや大きさにこだわってカットしているので、基本的には人数分頼んで欲しい。
この日は、「ブリスケ」「クリミ」「肩ロース」「ミスジ」「上ミスジ」の希少部位5種と、「ホルモンミックス」。
「ブリスケ」 : 肩ロースの外側で、よく動く部分なので肉質は硬め。
それを大判の薄切りにして出てくる。
とても脂がのっていて、味が濃く、弾力がある肉だった。
「クリミ」 : 肩肉のミスジとつながる部分で、細かなサシと強い赤身の味が特徴。
それを大判の薄切りにして出てくる。
肉肉しい味がたまらない部位。
「肩ロース」 : 肩から背中にかけての部位で、肉質はきめ細かで柔らかい部位。
それを大判の薄切りにして出てくる。
さっと焼いて食べると、脂がしたたり、上品な旨味がある。
「ミスジ」 : 牛の肩甲骨あたりにある部位で柔らかい希少部位。
それを大判の薄切りにして出てくる。
ほど良くサシも入っていて、とろける感じで香りも良い。
「上ミスジ」 : 腕でもロースに近い部分で、これは塩をして厚切りで出てきた。
食感や味は、ヒレに近い感じで、食べた時の満足感もしっかりある。
「ホルモンミックス」 : 内容は日替わりだが、この日は、ミノ、ホルモン、シマチョウ。
それをムンチでもんで出てくる。
ムンチとは、ホルモン用のもみだれで、味噌、すりニンニク、
すり胡麻、胡麻油、一味唐辛子、粉唐辛子を合わせたもの。
ほど良い辛さでお酒がすすむ味。

【サンチュセット】(550円)
サンチュ、エゴマの葉(またはシソ)などの包み野菜のセットで、韓国味噌も添えている。
店主曰く、ホルモン系に合うということで、ホルモンミックスを包んで食べたが、
プリプリのホルモンの食感もよく、野菜で包むことで爽やかさが加わるのが良い。
ちなみに、できればお肉は包まずにそのまま楽しんで欲しいとのこと。

【こだわりキャベツの千切り】(330円)
キャベツを千切りして、自家製チョレギドレッシングをかけて出てくる。
酸味もきいていて、口直しにもなる。

■■攻略法■■
肉の切り方は、薄切りや厚切りなどを好みで相談することができるので、大ちゃんと仲良くなること。

■■チョッチュ■■
美味しい肉なので、有料でも良いから本わさびもあると嬉しいなぁ。

■■オススメ店■■
大山さん 中央区大名 「BAR Coda」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 7000~8000円くらい / 飲まなくて 5000~6000円

ビールは、生605円から。
ハイボールは440円から、サワーは440円から。
焼酎は、グラス440円から。
日本酒は、770円から。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【ライス】(小220円、中330円、大440円) 羽釜で炊く
2位 : 【黄金のレバ焼き】(1078円)
1位 : 【大ちゃん盛り合わせ】(1人前3630円)

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