BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2022-09-09(金) 地域:福岡県内のその他のエリア
熾火や 魚ニ
- TEL
- 093-522-7788
- 住所
- 北九州市小倉北区魚町2-4-13
- ジャンル
- 居酒屋
- オープン日
- 2020年12月18日
- 席数
- 28席(1階カウンターのみ、2階 テーブル16席、カウンター6席)
- 営業時間
- 11:30~15:00(L.O. 14:00) /
17:00~23:00(L.O. 22:00)
定休日:日曜日(月祝の時は日曜日営業)
- 調査日
- ■2022年8月6日
■天候 晴れ
■時間 21時00分
内容
今日ご紹介するのは、北九州市小倉北区、平和通りと魚町銀天街の間、
魚町2番街通り沿いにある、海鮮炉端がメインの居酒屋さんです。
白壁に木製の引き戸、そして、白い暖簾が掛かっているので、すぐに分かります。
1階は、カウンターのみで、2階には、個室、テーブル席があります。
板長の松熊さんは、海鮮居酒屋で14年修業し、この店へ。ずっと魚介類を扱い、この道17年。
海鮮炉端と言うと、オヤジは民芸調のお店でキッチンに大きな炉端があり、
しゃもじで料理を出してくるという風なイメージを持っていると思いますが、ここは全然違います。
スッキリとした和食らしい今時な内装で、各席に炭床を用意して、目の前で焼いて提供してくれます。
その時間はスタッフがつきっきりになるので、ある意味贅沢です。
食材は蟹などの高級素材から庶民的な雲仙ハムまで幅広く用意して、
基本的に各生産地からの直送が中心で、甲殻類は北海道からだったり、
福岡の長浜市場からも仕入れています。
目の前で焼いてもらえるのでライブ感もあり、仲間との飲み会だけではなく、
女子会やデートにも使える、アクセスの良い場所にあるお店です。
チェック
アラカルトとコース
アラカルトの価格は、仕入れ、大きさなどによって変わる
コースは、5500、8800円など。2名様からで、前日までのご予約が必要
我々は、アラカルトで頼んだ
【お通し】(450円)
アラカルトの場合、座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
基本的に茶碗蒸しで、この日は「いくらのせ茶碗蒸し」だった。
具材は、海老、椎茸、筍、三つ葉で、上にいくらがのったもの。
優しい味で良い。
【珍味3種盛り】(1100円)
内容は日替わりで、お任せになる。
この日は「鮎うるか」、「ほやと塩辛」、「甘海老このわた」の3種。
「ほやと塩辛」は、ほやにイカの塩辛とこのわたの塩辛を和えたもの。
ほやの味がしっかりしていた。
「甘海老このわた」は、このわたの塩辛に甘海老を和えたもの。
珍味でお酒を楽しみながら、炉端焼きを待つと良い。
【佐賀関鯖胡麻醤油】(1600円)
大分の漁師さんから直送してもらったもの。
活かして運んできて、店で締めている。
メニューは胡麻醤油となっているが、刺身に和えている訳ではない。
胡麻ダレ、岩塩、山葵を添えているので、お好みで。
様々な食べ方ができるので、飽きがこなくて良い。
身はコリコリして美味しかった。
炉端
魚介類、肉類、野菜など、20種類ほどある。
一部の席を除き、目の前に炭床を用意して焼てくれる。
【天然ハマグリ】(880円)
千葉県から直送。
口が開いたら、溜まっている汁をこぼさないように別皿に移し、上下を入れ替える。
ハマグリの汁は、昆布だし、醤油を加えて、貝殻の中に戻す。
とても丁寧に焼てくれ、身がふっくらと仕上がっていた。
大きくて食べ応えもある。
【帆立バフン雲丹焼き】(1000円)
北海道から直送の帆立とバフン雲丹を使った一品。
刺身で食べられる帆立を串に刺し、煮切り醤油を塗って、炭床で焼く。
仕上げに雲丹をのせ、葱をかけて出てくる。
山葵を添えているので、お好みで。
1串に帆立が3個刺さっていて、それぞれに雲丹ものっている贅沢な一品。
帆立の食感と旨味、雲丹独特の旨味が重なり、とても美味しい。
【塩秋刀魚焼き】(1匹 930円)
我々が取材した時は、秋刀魚の走りの時期だった。
これからは、生秋刀魚も入荷していく。
もちろん炭火で焼くのだが、煙がすごいので、これだけは1階のキッチンで焼いて出てくる。
鬼卸、山葵、酢橘を添えているので、お好みで。
一品料理
【岩牡蠣痛風盛り】(2800円)
岩牡蠣は仕入れにより産地が異なり、この日は大分産だった。
ただ、岩牡蠣の漁期が終わったので、おそらく真牡蠣のシーズンになるまでお休みのメニュー。
食べやすいようにカットした牡蠣の上に、帆立、いくら、バフン雲丹をたっぷりのせた、贅沢な一品。
ポン酢を添えているので、お好みで。
ちなみに、この日の岩牡蠣は、レディースのスニーカーくらいの大きさがあった。
1品を2、3人でシェアできるので、そんなに高くない。
お酒のアテに良い。
【毛蟹甲羅盛り ハーフ】(5500円から)
季節によっては、蟹の種類が増え、この日は北海道から取り寄せた毛蟹だった。
大きさなどにより価格は変わり、この日は6000円。
ちなみにかなりの原価だが、お店の名物なので、この値段で出している。
茹でた後に、足などに詰まった身や味噌を全てほぐし、甲羅の上に盛り付けて出てくる。
大きさは客を見て判断してくれて、我々の時は、3人で食べるには丁度良い500gサイズのハーフだった。
蟹酢や酢橘を添えているので、お好みで。
楽して美味しいものを食べられるので、蟹好きには堪らない一品。
■■攻略法■■
この店を堪能するのなら、メインである産直の甲殻類を頼むべし。
リーズナブルに利用するのなら、手頃な炉端焼きを中心に注文すると良い。
■■チョッチュ■■
産直の炉端焼きをやっているので、充実した海鮮の他に、
各地方の郷土食材を使った炉端焼きメニューもあると嬉しいなぁ
■■オススメ店■■
松熊さん 小倉北区 「活魚居酒屋 味楽」
■■その他■■
客単価 : 蟹などを食べて、日本酒にこだわると8000円くらい
炉端などの居酒屋メニューだけだと、5000~6000円
ビールは、生650円から、瓶650円から。
ハイボールは600円から、サワーは550円から。
焼酎は、グラス550円から。
日本酒は、グラス680円から、1合980円から。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【佐賀関鯖胡麻醤油】(1600円)
2位 : 【岩牡蠣痛風盛り】(2800円) ※シーズンにより「牡蠣痛風盛り」になります
1位 : 【毛蟹甲羅盛り ハーフ】(5500円から)