FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2022-08-19(金) 地域:中央区

台所タカマチ

TEL
092-406-8646
住所
福岡市中央区谷1丁目13-20
CLASSIER SWITCH 104
ジャンル
居酒屋
オープン日
2022年6月1日
席数
25席(カウンター10席)
営業時間
15:00~24:00(L.O.23:30)

定休日:日曜日、第2、4月曜日
調査日
■2022年7月29日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
URL
https://www.instagram.com/daidokoro_takamachi/

内容

今日ご紹介するのは、六本松の交差点から少し入った場所にある、炭火焼をメインとした居酒屋です。
細い道を歩いて入った先にある、隠れ家風の建物は、白壁でモダンな造り。
店内は、大きなカウンター席の奥に、木をふんだんに使ったテーブル席があります。
この店は、2019年5月17日に紹介した「焼とり おたびしょ」の姉妹店になります。
「おたびしょ」が、お祭り用語で、お神輿(神様)の休憩所だったのに対し、
「タカマチ」は、お祭りの出店が出ている状態を表す言葉で、
ここが出店が並ぶ参道のように賑やかになりますようにという願いを込めています。
店長兼料理長の倉橋さんは、東京の茶懐石のお店、中洲の割烹、
活魚料理店、炉端焼き店などを経て、「焼とり おたびしょ」に入り、この店へ。
この道10年です。
食材に関して、魚介類は高級魚を扱う業者から、鶏は「はかた地どり」、
牛肉は産地にこだわらず、その時の一番良い状態のもの仕入れるなどしています。
ちょっと隠れ家風の場所で、ちょっとオシャレに和食を楽しめ、デートにもぴったりなお店です。

チェック

アラカルトとコース
アラカルトは、グランドメニューと日替わりがある
コースは、3850円からで2名様からの受付で当日でも可。飲み放題はプラス1650円。

我々は、アラカルトで頼んだ

【小鉢】(550円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
内容は月替わりで、我々の時は、「トウモロコシのすりながし」。
トウモロコシは、パコジェットで凍らせて粉砕し、一番出汁と合わせて撹拌。
それに、少しオリーブオイルを垂らし、塩、薄口醤油で味を調えて、すりながしにする。
薄揚げで作ったクルトン、紫玉葱を浮かべ、ブラックペッパーを振って出てくる。
さっぱりした味で、トウモロコシの甘みと出汁の旨味を感じる。
小鉢でもしっかりしたものが出てきて嬉しい。

【九条ねぎ 焼き浸し】(528円)
京都産の九条ねぎを炭火で少し焦げるくらいにしっかり焼き、冷やした出汁に漬ける。
皿に盛り付け、削り節と、五色あられを添えて出てくる。
ねぎの香ばしさもあり、出汁が美味しく、暑い時期のおつまみにぴったりな一品。

【クセのあるポテトサラダ】(638円)
皿の上にミックスリーフを敷き、その上に半熟卵をのせる。
マヨネーズ、塩胡椒などを加えてマッシュポテトを作り、
半熟卵が隠れるようにモンブラン用の絞り器で絞り出していく。
周りにフライドオニオンを添えて出てくる。
ポテトの山を崩して、卵やフライドオニオンと絡めながら食べる。
絞り器を通ったポテトは、フワッとしてて良い。

【タイラギ貝醤油漬け】(748円)
タイラギ貝を生のまま、出汁醤油のようなものに漬け込んだ一品。
お酒がすすむように、味醂もアルコールを飛ばさずに使っている。
摺りたての本山葵を添えているので、お好みで。
中華ではポピュラーなものを和風にアレンジした一品。

【黒毛和牛のたたき】(1298円)
この日は、黒毛和牛のミスジを、炭火の強火で一気に周りを焼き固め、たたきにしていた。
たたきの下には、セロリで作ったジェノバソースもあるので、味変で絡めて食べると良い。
ジェノバソースは、通常バジルで作るものだが、肉の味を引き立たせるように、
クセが少ないセロリの葉の部分だけを使って作っている。
ソースにセロリ独特の匂いはせず、きちんと炭の香りも付いた牛肉の味も良い。
噛めば噛むほど、牛肉の旨味が染み出してくる。
炭火焼と言えば塩胡椒のみのところが多いが、ソースで食べられるのは、口が変わって嬉しい。

【博多もち豚の自家製厚切りロースハム】(748円)
豚肩ロース肉に塩をなじませ、真空パックにしてスチームコンベクションに入れ、
パサつかないように注意して火入れしたもの。
だから一般的なロースハムと違ってガチッとはしていないので、
豚肩ロースの軽い塩漬け焼きのような感じ。
スパイシーミックスという香りがする野菜と、粒マスタードを添えているので、お好みで。
塩辛くもなく程よい味付けで、粒マスタードなどをつけなくて、そのままでも十分美味しい。

【エビを入れすぎたエビクリームグラタン】(968円)
昔ながらのフレンチの技法を使い、バター、小麦粉からホワイトソースを作っていく。
具材はエビと薄めにスライスした玉葱のみで、本当にエビがたっぷり入っている。
オーブンで焼いた後に、上に卵黄をのせ、パルメザンチーズをたっぷりかけて出てくる。
女性に人気の一品。

【究極の板わさ】(528円)
蒸したての蒲鉾を食べやすい大きさにスライスし、本山葵を添えて出てくる。
蒸したてなので、ほんのり温かくて、弾力もある。
オヤジには堪らないメニュー。

【極 金華サバの塩サバ】(1078円)
国内で揚がるものの中で、今一番脂がのっていると言われるものを使っている。
ちなみに、料理名に使われる「極」は、「金華サバ極」というランク付け名から。
それを炭火で焼いたもの。
脂ののりも良く、ボリュームもあるので、一皿2、3人でも十分。
大根卸、レモンを添えているので、お好みで。

【手作り月見つくね】(528円)
鶏の胸肉とモモ肉のミンチを使い、パン粉、玉子を加えてつくねにして、
生のまま炭火で焼き、「焼とり おたびしょ」のタレをかけて出てくる。
客の目の前で、つくねの上に九条ねぎを散らし、卵黄をかける演出。
軟骨は入れずに、フワッと仕上げた一品。

■■攻略法■■
ちょっと分かりにくい場所にあるので、初めて行く時は場所を確認しておいたほうが良いです。
一人で料理をしているので、お腹が減っている人は、早めの注文を心掛けるべし。

■■チョッチュ■■
日替わりで良いので、魚介など、もう少し炭火焼のメニューを増やして欲しいなぁ。

■■オススメ店■■
倉橋さん 福岡市南区 「文治」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 4500~5500円くらい

この店はキャッシュレス決済で、クレジットカード、交通系ICカード、バーコード決済が可能です。
一人で料理をしているのでお待たせすることもありますが、文句を言わないように。

ビールは、638円から。
ハイボールは638円から、サワーは528円から。
焼酎は、グラス473円から。
日本酒は、グラス715円から、1合1045円から。
ワインは、グラス660円から。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【エビを入れすぎたエビクリームグラタン】(968円)
2位 : 【炭焼き親子丼】(1298円)
1位 : 【和牛炭焼きサンドイッチ】(1408円)

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