FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2022-04-01(金) 地域:中央区

くーたとやきにく

TEL
092-791-5444
住所
福岡市中央区西中洲2-5-1
ジャンル
居酒屋
オープン日
2022年3月17日
席数
60席 (別棟あり)
営業時間
17:00~26:00(L.O.25:00)

定休日:月曜日
調査日
■2022年3月25日
■天候 雨
■時間 19時30分
URL
http://www.ku-ta.net/

内容

今日ご紹介するのは、西中洲にある海鮮も焼肉も楽しめるアッパー居酒屋です。
春吉の交差点から西中洲に入ってすぐの場所にあり、
黒い壁に組木をあしらったガラス扉を開け、肉をエイジングしている冷蔵庫の横を抜けると、
テーブル席やカウンター席が現れます。
照明も明るすぎず、落ち着いた大人な空間になっています。
店名で分かるように、ここは「くーた」のグループで新業態のお店になります。
「飯家 くーた」は、店主の坪久田幸治さんが、福岡市南区大楠で1996年にオープンし、
2007年に西中洲店をオープン。
今では、東京銀座にも2店舗構える人気店です。
今回は、「西中洲店」がちょっと先へ移転したのに伴い、新たな試みでスタート。
「くーた」自慢の海鮮に加え、テーブルにガス台を設置し、焼肉も楽しめるようになっています。
魚介類は「くーた」と同じで厳選した天然物ですが、
牛肉は、宗像の精肉業者から特選の黒毛和牛を仕入れています。
産地は佐賀や宮崎など、その時の良いものを使うので変わります。
また、入口の冷蔵庫で部位や状態を見ながらエイジングさせて使っています。
スタッフの前田さんは、「磯貝」で10年修行ののち、ホテルの和食などを経て、5年前に「くーた」へ。
和食一筋、この道20年です。
「くーた」らしい魚介類を楽しんだあとにちょっと焼肉を食べるも良し、
刺身と天ぷらをちょっと楽しんだあとに焼肉をがっつり食べても良し、
アクセスも便利で、デートや接待などもに使えるお店です。

チェック

アラカルトとコース
コースは、(焼肉を含まない)料理のみで6000円から。
「くーたとやきにくコース」は、小鉢、刺身盛り合わせ、前菜盛り合わせ(焼き魚、天ぷら)、
牛テール茶碗蒸し、サラダ、キムチ、ナムル、焼肉7種、肉うどんorカレー、デザートで、
9000円、12000円。部位によって価格は変わる。
当日可、2名様からの受付。

我々は、アラカルトで頼んだ

【小鉢】(700円)
アラカルトの場合、座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
内容は日替わりで、この日は「ローストビーフのユッケ」。
ローストビーフを刻んで、ユッケだれ、松の実と和え、ウニをのせて、穂紫蘇を散らしたもの。
ゴージャスな小鉢でお出迎えするのが、「くーた」流。

刺身
内容や価格は仕入れにより変わり、単品でだいたい1800円くらい。
刺身の盛り合わせは、それぞれ1貫ずつ入って、1人前5種2200円、7種3300円。
また、好きな単品を人数分の貫数で合わせて出すなど、臨機応変に対応してくれる。

我々は、単品を3種頼み、盛り合わせのような大皿で出てきた。
【さより】(1人前時価/この日は1800円)
【石鯛】(1人前時価/この日は1800円)
【ヤリイカ】(1人前時価/この日は1800円)
天草産のさよりは、上品な旨味でコリッとした食感が良い。
能古島産の石鯛は、独特の旨味と脂があり、歯ごたえもしっかりしている。
鐘崎産のヤリイカは、甘みが出て美味しかった。
山葵、酢橘の他に、「ほおずきトマト(熊本産)」も添えていた。

【デコポンの白和え】(600円)
デコポンは、「清見」と「ポンカン」の交配種で、品種名は「不知火」。もちろん、熊本産。
白和えは、豆腐を使うのではなく、豆乳を煮詰めて作っているので、とてもクリーミー。
デコポンを和えて、食感のアクセントに松の実を加え、仕上げに軽く塩胡椒を振っている。
白和えの味が濃いのにクセがなく、美味しい。
つまみにもなるし、口直しにもなる。

焼肉
牛肉、豚肉、鶏肉、野菜などで、20種類ほど。
ちなみに、焼肉ではあまり見ない「シャトーブリアン」などもある。
タレは2種類出てくるが、どちらも肉本来の味わいを損なわないような和風の味付け。
「つけダレ」 : 刺身醤油をベースにザラメなどを加えたもの
「ねぎダレ」 : 土佐酢をベースに、胡麻、万能ねぎ、白葱、胡麻油などを加えたもの
また、「もみダレ」も醤油系と塩系の2種類用意し、リクエストもきいてくれる。
全体的に厚切りで、1切れに食べ応えがあり、それぞれ単品で1皿60gか4切れくらいになるが、
人数分の切れ数で合わせて出すなど、臨機応変に対応してくれる。

【タン】(1人前4切れ 2400円)
和牛の「タンなか」になる。
入口付近の冷蔵庫で、およそ1ヶ月ほどドライエイジングする。
軽めに焼いて食べると良い。
「ねぎダレ」が合う。

【ハツ」(60g 1000円)
和牛のハツで、とてもキレイな色をしていて大きく厚めにカット。
ハツ独特のクセも少ないので、サッと炙ってそのまま食べても美味しい。

【ロース】(1人前4切れ 2400円)
とても脂がのっていて、厚めにカットしているが、口の中でとろける感じ。

【ハラミ】(1人前4切れ 1800円)
ホルモンの部位だが、肉の味がしっかりしていて、好む人が多い。
これも厚めにカットしているので、しっかり噛んで味わえる。

【赤センマイ】(60g 1000円)
醤油系のもみダレでもんで出てきた。
牛の第4胃袋で、通称「ギアラ」。
噛み応えもあり、脂ののりも良い。

【ミノ】(60g 1000円)
醤油系のもみダレでもんで出てきた。
隠し包丁を入れているので、柔らかく食べやすい。

【六白黒豚】(1人前4切れ 1000円)
焼き過ぎても固くなりにくい肩ロース。
脂が美味しく、牛肉の間で食べても引けを取らない旨味がある。

【豊の軍鶏】(1人前4切れ 1200円)
皮付きもも肉で、とても弾力があり、噛めば噛むほど旨味が口の中に広がる。
こういう、豚や鶏を牛肉の間に入れると口が変わるので、おススメ。

【厚揚げ】(1人前4切れ 400円)
三原豆腐店の豆腐を1日干して水分を抜き、素揚げしたもの。
軽く炙って食べると良い。

【白菜キムチ】(500円)
おそらく海老や魚など、魚介類の旨味がたっぷり入ったもの。
角が取れた程よい辛さなので、口直しやお酒のつまみにもぴったり。

■■攻略法■■
刺身や焼肉は、人数によって切れ数を変えられるので利用するべし。
例えば、「全種類1切れずつ下さい」などのワガママにも対応してくれます。

■■チョッチュ■■
オープンして間もないので、慣れてなくても仕方ないかもしれませんが、
頼んだ料理の順番などをもう少し考えて出して欲しかったなぁ。

■■オススメ店■■
前田さん 中央区春吉 「蓮」

■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 10000円前後

ビールは、生600円から、瓶700円から。
ハイボール700円から、酎ハイ700円から、果実酒700円から。
ワインは、グラス1400円から、ボトル4600円から。
焼酎は、グラス500円から、500ml飲み切りあり。
日本酒は、グラス900円から、飲み切りボトル(720~750ml)6000円から。

人気メニュー ベスト3
3位 : 【白菜キムチ】(500円)
2位 : 【天ぷら盛り合わせ】(5種2400円)
1位 : 【刺身盛り合わせ】(5種2200円、7種3300円)

人気焼肉メニュー ベスト3
3位 : 【豊の軍鶏】(1人前4切れ 1200円)
2位 : 【ハラミ】(1人前4切れ 1800円)
1位 : 【タン】(1人前4切れ 2400円)

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