BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2022-03-04(金) 地域:中央区
Roji銀
- TEL
- 092-720-8729
- 住所
- 福岡市中央区西中洲1-13 松田ビル102
- ジャンル
- 洋食
- オープン日
- 2019年2月21日
- 席数
- 40席(カウンター、個室あり)
- 営業時間
- ランチ(完全予約制)11:30~15:00(L.O.14:00) / ディナー 17:00~23:00 (L.O.22:00)
定休日:日曜日・祝日 ※3月6日まで臨時休業中です
- 調査日
- ■2022年2月21日
■天候 晴れ
■時間 18時30分
内容
今日ご紹介するのは、西中洲にあるお肉料理のお店です。
国体道路の一本裏手に入口があり、店外には、石積みの塀やギリシャ神話のパーンの像があります。
店内はまず、ウエイティングバーがあり、ここで席に案内されるのを待ちます。
ちなみに、このウエイティングバーだけの利用で、一杯飲んで帰るのも可能です。
奥に広がる空間には、テーブル席とオープンキッチンのカウンター、
そして、個室もあり、普段はピアノの生演奏が流れるなど、とてもゴージャスな造りになっています。
実は、うなぎで有名な「柳川屋」プロデュースで、春吉にある「金蔦」の姉妹店です。
「柳川屋」はうなぎ、「金蔦」は鍋がメインですが、「Roji銀」は炭火で焼いたお肉料理がメインです。
ただ、リクエストもあるので、「金蔦」の鍋や、うなぎも扱っていますが、
うなぎは通常の専門店では出さないような料理になります。
コンセプトは、塊肉や骨付き肉の美味しさを味わってもらうことです。
店長兼料理長の森下さんは、フランス料理店やイタリア料理店で経験を積み、自身のお店をオープン。
その後、縁あって「金蔦」を手伝うようになり、3年前、このお店のオープンを任されました。
この道30年。
食材は、地物にこだわり、牛は博多和牛、豚は糸島豚、野菜も糸島産を中心に仕入れています。
料理は、アラカルトもありますが、コースを注文する人が圧倒的に多いそうです。
その中でも、今回は特にお得なコースを紹介します。
アクセスもよく、ゴージャスな空間の中でちょっとリッチな気分が味わえるお店で、接待やデートにもぴったりです。
チェック
アラカルトとコース
コースは、博多炊き肉鍋が入った「博多炊き肉鍋 糸島豚コース」(3960円)や、
うなぎ尽くしの「“走る”うなぎコース」(8800円)、博多和牛プライムステーキを使った「空 コース」(6600円)、記念日用の「アニバーサリープライムステーキコース」(7700円)などがある。
なんと、3月いっぱいまで、3周年記念で「GABURI(ガブリ)コース」が半額の3300円になっている。
うなぎのコースと「GABURI(ガブリ) コース」は要前日までの予約。
フリードリンクは、+2200円。
テーブルチャージはないが、ミュージックチャージ300円がある。
【3周年記念 期間限定「GABURI(ガブリ) コース」】(3300円)
要前日予約
我々はこれを頼んだ
【自家製ジンジャーエール】
ウエイティングバーで席への案内を待っている時に、無料サービスとして出てくる。
【炭火で仕上げた鰻のカツレツサンド】
うなぎを炭火で白焼きし、パン粉をつけて揚げ、さらに炭火で焼いて、炭の香りをつける。
それをうなぎのタレに通し、アクセントに山葵マヨネーズ、自家製大根の漬物を加え、
炭火で軽く焼いたパンで挟んだもの。
添えているスープは日替わり。
この日は、刻んだ蕪に卸し生姜の味をきかせたお吸い物。
炭の香りもよく、ちょっと蒲焼きを食べている気分になれて、食欲が増す。
【鮮魚の炭火焼き マッシュポテトとタプナード】
仕入れにより魚種などは変わる。
この日は、鰹の炭火焼きだった。
鰹をかなり厚切りにし、炭火でタタキ状態に焼く。
タプナードとは、オリーブ、ドライトマト、ケッパーなどを使ったソースのこと。
鰹のタタキにソースをかけ、マッシュポテト、蕾菜などを添え、カラスミを削りかけて出てくる。
鰹は、タタキと言ってもしっかりと火を通していて、厚切りなので、食べ応えもある。
【糸島豚のRoji銀 特製銀鍋】
2、3口で食べる一人鍋で、特注の鍋コンロと鍋が出てくる。
鍋の中には、昆布、鰹、アゴでとったダシに、薄口、酒を加えた、八方だしのような鍋地が入っている。
具材は、糸島豚のスライスと、白葱、青葱。
鍋のダシが沸いたら、自分でしゃぶしゃぶして食べる。
薬味で佐賀県の幻の柑橘「ゲンコウ」と、鍋地が薄くなった時のための漬けだしがあるので、お好みで。
ちょっとした熱々料理をコースの中で食べられるのは嬉しい。
豚の脂の甘さとダシの旨味もよく合っている。
【GABURI~骨付き肉のスペアリブ~】
糸島豚の骨付きスペアリブは、驚きの大きさで登場。
1人450から500gくらいになるので、我々の時は、1.5kgくらいの塊で出てきた。
この豚肉は、最初に塩だけして柔らかくなるまで低温調理。
その後、余計な脂を取り除き、何度もタレを塗って焼いて休めてを繰り返して完成させる。
チャーシューと作り方が似ていて、8時間ほどかかる。
その塊肉が出てきて、目の前で取り分けしやすいようにカット。
また、熱々の鉄板が出てきて、その上には玉ねぎ、キャベツがのっていて、
その上にカットしたスペアリブをのせて、保温する。
付け合わせの野菜は日替わりで、この日は、カリフラワー、ジャガイモ、玉ねぎ、オクラ、菜の花。
また、ソース、スパイス、粒マスタードが出てくるので、お好みで。
ソースは、少し甘めのアメリカのバーベキューソースをイメージし、
梅味噌などを使ってオリジナリティを出し、ちょっとピリッとさせたもの。
スパイスは12種類ほどを調合している。
肉はトロトロでとても柔らかくて美味しい。
ただ、ボリュームがあり過ぎるくらいあるので、完食が難しい場合は、残りを持ち帰りできる。
【炊き立て土鍋生胡椒ご飯】
スペアリブに合わせて出てくる。
生の胡椒を使っているのでかなりの辛さなのかと思ったが、マイルドな味わいで美味しい。
豚の脂に合う御飯。
【本日のデザートとコーヒー又は紅茶】
ガトーショコラというよりショコラテリーヌという感じで、チョコが濃厚で薄力粉は使っていない。
だから、常温で置いておくと、真ん中がフォンダンショコラのように溶けていく。
その上に、イチゴを飾り、粉糖を振って、ミントを添えて出てきた。
デザートまで手を抜かず、濃厚なチョコを味わえて嬉しい。
それに、コーヒーか紅茶を選ぶ。
■■攻略法■■
【3周年記念 期間限定「GABURI(ガブリ) コース」】(3300円)は激安なので頼むべし。
■■チョッチュ■■
コースの途中で、スティックサラダやソルベのような口直しがあると嬉しいなぁ。
■■オススメ店■■
森下さん 中央区高砂 「Piccola Felice (ピッコラフェリーチェ)
■■その他■■
客単価 : コースを頼んで、飲んだだけ
ビールは、生660円から、瓶748円から。
ウイスキーは、660円から。
ワインは、グラス660円から、デキャンタ2640円から、ボトル3080円から。
日本酒はグラス660円から、焼酎はグラス550円から。
コースで一番注文が多いのは、博多和牛プライムステーキを使った「空 コース」(6600円)。
肩ロース(ザブトン)を使ったコースになる。