BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2022-01-21(金) 地域:中央区平尾
DARIO
- TEL
- 092-753-7726
- 住所
- 福岡市中央区平尾2-2-22 MAYコーポ一本木1階
- ジャンル
- 洋食
- オープン日
- 2021年6月20日
- 席数
- 16席(カウンター8席)
- 営業時間
- 18:00~22:30 (L.O.22:00)
定休日:日曜日、第3月曜日
- 調査日
- ■2022年1月14日
■天候 晴れ
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、高宮通り沿い、平尾北交差点の近くにあるイタリアンです。
ガラス張りになっていて、店内はオープンキッチンのカウンター席とテーブル席があります。
コンクリートの壁に、木を組み合わせ、モダンな雰囲気です。
オーナーシェフの永野さんは、地元である鹿児島県のイタリアンで7年、
その後、イタリアへ渡り、エミリア=ロマーニャ地方チェゼナーティコのイノベーティブな
2つ星のレストラン「Magnolia(マニョーリア)」などで6年間修業。
帰国後、神奈川県、福岡市内のイタリアンなどを経て、この店で独立オープン。
この道19年です。
お店のテーマは、自然派ワインを楽しむイタリアン。
イタリアの北から南まで、イノベーティブなものや鹿児島の師匠のアイデアなど、
学んできたものを活かして盛り付けや味付けに工夫した、シンプルな料理を心がけています。
毎朝、野菜や魚介類などは自分の目で確かめて国産の、特に九州産の旬ものを仕入れ、季節感を大事にしています。
様々な料理がリーズナブルに食べられ、気軽に立ち寄れるお店です。
チェック
アラカルトとコース
コースは、5500円から。前日までの予約で2名様から受付。
我々は、アラカルトで頼んだ。
【フォカッチャ】(330円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
自家製フォカッチャで、追加する場合は、2個220円。
【牛ハツのカルパッチョ ~粒マスタードソース~】(1210円)
牛ハツは、65度で2時間ほど低温調理する。
それを食べやすい大きさにカットし、粒マスタードソースをかけて出てくる。
粒マスタードのソースは、赤玉葱、フランボワーズビネガー、ケッパーと、粒マスタードで作ったもの。
仕上げにイタリアンパセリを散らす。
辛味を飛ばした赤玉葱が結構きいていて、生なので食感も良く、弾力のある牛ハツとも合う。
お酒のアテにぴったりな一品。
【トリッパと白インゲン豆のトマト煮込み】(1210円)
トリッパ料理は、フィレンツェが本場だが、この店ではトマトとインゲン豆を使ったローマ・スタイル。
トリッパを下茹でしてカットし、トマト、白インゲン豆と一緒に煮込む。
仕上げにペコリーノロマーノをかけ、彩りでイタリアンパセリを添えて出てくる。
トマトはそんなに強くなく、しつこくない味で、トリッパはしっかり煮込まれているのでトロトロ。
【牡蠣と青さのりのフリッタータ】(1210円)
いわゆるオムレツ。
牡蠣をオーブンで2分間蒸し焼きする。
玉子に青さのりを混ぜてスクランブルエッグを作り、牡蠣をのせてオーブンで再び蒸し焼き。
隠し味で魚醤を使っている。
ボリュームがあり、磯の風味もたっぷり。
【自家製ソーセージとイモフライ】(990円)
イタリア時代に学んだ自家製ソーセージ。
ゴツゴツと粗挽きした豚肉に、フェンネルシード、黒胡椒を加え、腸詰め。
それをオーブンで焼いて仕上げる。
フライドポテトと粒マスタードを添えていた。
肉肉しいソーセージで、食べ応えがある。
【アツアツ牛ミートソースのラザニア】(1540円)
牛ミンチでミートソースを作り、別で作ったベシャメルソースとミックスし1つのソースにする。
パスタを茹でて、ソースと重ねて層を作り、オーブンで焼く。
皿にトレビスを敷き、その上にラザニアをのせて、アーモンドスライスとパルミジャーノを散らす。
トレビスの苦味で味が締まり、見た目より軽く食べやすい。
【シャラティエッリ、牡蠣と白菜のソース(バジル入り手打ちパスタ)】(1650円)
シャラティエッリとは、ナポリでよく食べられるパスタで、現地ではアサリと合わせることが多い。
形はフィットチーネに近いが、1mmほど厚いのでモチモチと噛み応えがある。
長さはロングとショートの間だが、どちらかというとショートより。
基本的にはバジルと羊のチーズを練り込むが、この店ではバジルのみであっさりさせている。
白菜を、強火で焼く。
ニンニクとアンチョビを炒めて香りを出し、牡蠣を加える。
そこに、自家製パスタ、白菜を加えて軽く火を通し、彩りでイタリアンパセリを添えていた。
牡蠣の旨味がしっかり出ていて、パスタと白菜の食感のコントラストも良い。
【牛カイノミのグリル(200g)】(2530円)
カイノミは、中バラ肉の中でも背中、つまり、ヒレに近い部位。
そのため、ヒレの柔らかさと赤身の旨味を持ち合わせた希少部位になる。
味付けは塩胡椒だけで非常にシンプル。
グリルパンで、3、4回休ませながら、じっくりと火を通していく。
付け合わせは、ジャガイモと甘長唐辛子のロースト。
薬味として、クローブの香りをきかせた赤玉葱のジャムを添えていた。
肉はオーストラリア産で、グラス臭はなく、赤身の味がしっかりしていた。
そのままでも十分美味しいが、甘い赤玉葱のジャムを使うと、かなり味が変わる。
■■攻略法■■
そんなにポーションも大きくないので、何人かで来て、単品で好きな物を頼むと良い。
■■チョッチュ■■
ここは、ワインを飲める雰囲気のお店です。お1人で料理しているので大変なのは分かりますが、
ワインに合う地物の魚介類や葉物野菜を使った前菜が、もう少し欲しいなぁ。
■■オススメ店■■
永野さん 中央区 「八ちゃんラーメン」
■■その他■■
客単価 : 6000~7000円 飲んで食べて
ビールは、生660円から、瓶715円から。
ワインは、グラス770円から、デキャンタ2200円から、ボトルあり。
日本酒は、グラス660円から。
リモンチェッロは990円、グラッパは1100円。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【牡蠣と青さのりのフリッタータ】(1210円)
2位 : 【牛ハツのカルパッチョ ~粒マスタードソース~】(1210円)
1位 : 【栗のティラミス】(770円)