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ザ・メシュラン

放送日:2021-11-05(金) 地域:早良区

PIZZERIA CENTO

TEL
092-707-5724
住所
福岡市早良区祖原4-3 みやびコーポ1F
ジャンル
洋食
オープン日
2020年9月28日
席数
27席
営業時間
ランチ 12:00~14:30(L.O. 14:00) / ディナー 18:00~22:30(L.O. 22:00)

定休日:火曜日、第1水曜日
調査日
■2021年10月27日
■天候 晴れ
■時間 18時00分
URL
https://www.instagram.com/pizzeria_cento/

内容

今日ご紹介するのは、早良街道沿い、祖原交差点の近くにある、
ピッツァとパスタがメインのイタリアン・レストランです。
外観は青い壁に大きなガラス戸で、店内は入ってすぐにピザ窯とオープンキッチン、
コンクリートの打ちっぱなしの壁に、タイルの床でモダンなカフェのような雰囲気があり、
余裕を持った間隔でテーブルを配置しています。
オーナーシェフの永松さんは、イタリアン一筋28年。
東京のタントタント、つまり、この番組ではお馴染みの石橋シェフのもとで修業がスタート。
そして、石橋シェフの立ち上げたラ・マニーナにも携わり、ピッツエリア ナオでは料理長も務めました。
ちなみに、「Cucina Italiana TESHIMA」の手嶋さんは、半年先輩になります。
その後、2003年に、大濠でイタリア料理全般を扱う「トラットリア ルンゴ」をオープンして独立。
昨年ここに移転し、ピザ窯も構え、ピッツァとパスタをメインとしたイタリアン・レストランになりました。
メニューは、ピッツァ、パスタの他にも、前菜、サラダ、肉料理、デザートなどもあります。
ピッツァは、石橋シェフのお弟子さんなので、当然ローマピッツァ。
生地が薄く、お酒のつまみになるようなピッツァです。
また、グランドメニューの他に、その日に仕入れたもので作り上げる日替わりメニューもあります。
食材は、自分の目で確かめたものを仕入れています。
清潔感もあり、店内も広く、ピッツァ・パスタだけのお一人様から、カップル、ファミリーまで対応できるお店です。

チェック

アラカルトのみ
ノーチャージ

【馬刺しのピエモンテ風カルパッチョ】(1100円)
カルパッチョと言えば魚介類を思い浮かべる人が多いと思うが、元々は肉を使った料理。
カルパッチョは、ヴェネツィアの「ハリーズバー」が有名で、赤い肉に白いアリオリソースを合わせ、
赤と白を印象的に使う、ヴェネツィアを代表する画家の名から名付けられたもの。
ピエモンテ地方では、アリオリソースではなく、
オリーブオイルとビネガーで味付けしたカルパッチョやタルタルが一般的。
この店では、ピエモンテ風にオリーブオイルとビネガーを使っている。
白い正方形の角皿の上に四角く馬刺しを並べ、ガーリックをきかせたオリーブオイルとビネガーを振る。
その上に緑色のルッコラ、スライスしたパルミジャーノ・レッジャーノをのせ、バルサミコを振る。
白、赤、緑とイタリアンカラーがキレイで、馬刺しの優しい味わいもあり、チーズのコクと相まって美味しい。
お酒のつまみにぴったり。

【マルゲリータ】(1100円)
ピッツァは定番で10種類ほどあり、石橋さん直伝のローマスタイルのピッツァ。
マルゲリータは、ピッツァの基本中の基本で、トマトソース、モッツァレラチーズ、オレガノ、バジルを使う。
ここでは、それにミックスしたチーズを加え、クセがないようにしている。
ピザ窯はガス窯で、生地が薄いので1分ほどで焼ける。
注文が入ってから、生地を伸ばして、トッピングし、焼けるまでに最短だと5分くらい。
自家製のバーニャ・ピカンテが出てくるので、お好みで。
これは、アンチョビ、唐辛子、ガーリックをペーストにしたもので、塩分、辛味などを加えるもの。
生地がサクサクでつまみになるピッツァで、もたれないのが良い。
これは、美味しかった。

【伊勢エビのトマトクリームソーススパゲッティ(2~3名様分)】(5200円)
いつもあるわけではないが、この日たまたま仕入れていたので注文した。
伊勢エビを丸ごと一尾使ったメニュー。
石橋シェフ曰く、具材を具材とだけみるか、ソースの一部としてみるかで料理の仕方が変わるとのこと。
永松さんも同じ考えで、これはソースの一部としてみているとのこと。
伊勢エビを真半分に割り、しっかり炒めて、白ワインでフランベする。
そのあと、ホールトマト、バジルを加えて煮込み、クリームで仕上げる。
それをパスタと絡めて、皿に盛り付け、パセリを散らしている。
このパスタは、1.6mmくらいの少し細目のスパゲッティーニ。
伊勢エビの身もプリプリで、旨味がしっかり煮出されていて、パスタに絡んで美味しい。
3人でも十分な量があり、1人前あたり1700円くらいで贅沢な食材も頂けるとなると、お得。

【ポルチーニのラビオリ、生ハムのクリームソース】(1760円)
分かりやすく説明するとイタリア餃子などと言われるラビオリ。
パスタの生地で様々な食材を挟んで茹でたり、スープで煮込んで食べる。
このメニューのラビオリは、刻んだポルチーニ茸とマッシュルームを挟んでいる。
ちなみに、ポルチーニ茸は日本では高級食材になるが、イタリアでは割と一般的。
ソースは、生ハムを炒め、白ワインで風味付けしたあと、クリームでのばしたもの。
それを茹でたラビオリと絡め、仕上げにブラックペッパーを振っている。
生ハムから出た旨味もよく、口の中にポルチーニ茸の風味が広がるのが良い。
これもつまみになる一品。

【イベリコ豚骨付きロースのグリル】(2750円)
イベリコ豚の骨付きは珍しい。
骨付きロースのイベリコ豚をグリルパンに入れ、ピザ窯でじっくり火を通していく。
遠火の弱火で、時折休ませながら、最後だけ強火にすることで、フレンチで言うところのロゼに仕上げる。
それを食べやすい大きさにカットして皿に盛り付ける。
付け合わせは日替わりで、この日はカリフラワーとブロッコリのペペロンチーノ。
カリフラワーとブロッコリを、アンチョビ、ガーリックで味付けしてソテーしている。
粒マスタードが添えてあるので、お好みで。
肉はとても柔らかく、周りのカリッとした部分も美味しい。
付け合わせも、見た目よりも刺激があり、良いアクセントになっている。

■■攻略法■■
ピッツァとパスタだけではなく、何人かで来て、前菜やサラダ、メインなども食べて欲しい。
すると、この店の味がしっかり分かる。

■■チョッチュ■■
ちょっとした小ぶりな一品物で、魚介類を使った料理があると嬉しいなぁ。

■■オススメ店■■
永松さん 早良区祖原 COQUINES(コキンヌ)

■■その他■■
客単価 : 前菜、メイン、ピザ、パスタなどを食べて 飲んで 5000、6000円くらい 
ピッツァ、パスタだけだと2000円くらい

永松さんご夫婦2人でされているお店です。
お客様が多い時は、お待たせするかもしれませんが、
美味しい料理を作っているので文句を言わないでください。

ビールは、小瓶550円(グラス無し500円)
ハイボールは、700円から
ワインは、グラス490円から、ボトル2500円から

人気ピッツァ ベスト3
3位 : 【デイアボラ】(1430円) トマトソース、ピカンテサラミ、モッツァレラ
2位 : 【ビアンケッティ】(1650円) ガーリックオイル、シラス、カラスミ、バジル、モッツァレラ
1位 : 【マルゲリータ】(1100円)

人気パスタ ベスト3
3位 : 【ペペロンチーノ】(990円) 
2位 : 【ボローニャ風ミートソース】(1760円) 
1位 : 【トマトソース】(990円)

単品だと、【シーザーサラダ】(880円)が人気

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