BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2021-10-22(金) 地域:博多区
にく豆腐 しげ子
- TEL
- 092-488-6611
- 住所
- 福岡市博多区博多駅南3丁目6-20
- ジャンル
- 和食 居酒屋
- オープン日
- 2019年12月15日
- 席数
- 19席(カウンター7席、小上がり6テーブル)
- 営業時間
- 11:00~14:00 / 17:00~20:00
定休日:日曜日
- 調査日
- ■2021年10月15日
■天候 晴れ
■時間 19時15分
内容
今日ご紹介するのは、駅南やよい通りにある、昼は「にく豆腐定食」と「牛丼」、
夜は、「もつ焼きコース」を提供しているお店です。
以前は、ここに「豚ステーキ 十一」があったのですが、十一は隣に移転し、新しくできたお店です。
ということで、「豚ステーキ 十一」と同じく、メシュランでも紹介した「春馬」、「わらび野」などのグループ店になります。
外観は、以前何かのお店だったのは分かるのですが、入口付近に小さく看板が出ているだけです。
店内は、右手にカウンター、左手に小上がりがあります。
昼は、「にく豆腐定食」(1000円)と「牛丼」(1000円)の2種類ですが、
夜はこれに加えて、要予約ですが、「もつ焼きコース」があります。
「もつ焼きコース」は、無煙ロースターがある小上がり限定で、
分かりやすく1人前3500円の1コースのみです。
ということで、我々は今回、この「もつ焼きコース」のみを狙って行きました。
もつは、新鮮なものを食べて欲しいとの思いから、
ホルモン専門の卸売店から必要なものを必要な量しか仕入れていません。
だから、要予約となるわけです。
また、ホルモンはタレに漬け込むのではなく、部位によって炊いたり塩で磨くなどして提供しています。
社長曰く「ホルモンは、脳で楽しむもの」だそうで、新鮮なホルモンが持つ食感が一番の魅力です。
そうやって仕入れたもつが並ぶコースは、はっきり言って儲からない激安メニューです。
夜は女将さんの石川さんが切り盛りしていて、
「もつ焼きコース」が入ると、松延さんが手伝いで入ります。
隠れ家的な雰囲気があり、メニューもシンプルなので迷うことなく楽しめるお店です。
チェック
夜は、【にく豆腐定食】(1000円)、【牛丼】(1000円)、【もつ焼きコース】(3500円)のみ
【もつ焼きコース】(3500円)
新鮮なもつを仕入れるため、要予約となっている。
本来は2日前までだが、ギリギリ前日のお昼12時まででも受け付けられる場合がある。
電話予約のあと、もつが仕入れられるか確認でき次第、折り返しの電話があり、予約完了となる。
内容は、あつ揚げ、キムチ・ナムルセット、白センマイ刺し、もつ12種、韓国冷麺になる。
【白センマイ刺し】
キレイに磨いて、ダシと薄口で炊いているのが珍しい。
上に卸生姜、小葱がのっていた。
お酒のアテにぴったり。
【キムチ・ナムル セット】
スタッフの松延さん自慢の手作りの一品。
大根のナムル、ほうれん草のナムル、もやしのナムル、白菜キムチのセット。
白菜キムチは、夏は信州からなど、季節によって産地を変えて仕入れて、手作りしている。
そんなに辛くなく、酸味も少ないので、とても食べやすいキムチ。
【あつ揚げ】
博多警察署の近くにある老舗、町田豆腐店に作ってもらっている、オリジナルの厚揚げ。
それを、昆布と鰹のダシで炊いて、上に自家製辛味噌をのせている。
ずっしりと詰まって重い厚揚げは食べ応えがある。
辛味噌は、ニンニクもきき過ぎず、むしろ唐辛子の甘さも感じ、新潟名物の「かんずり」に似ていた。
もつ 12種類
もつ12種類が、2貫ずつ出てくる。
つけダレは3種類。
コチュジャン入り自家製焼肉のタレ、塩胡麻油、辛子醤油。
特に辛子醤油は、クセがある部位に合う。
【血管】
結構しっかり焼いて、サクサクの食感を楽しむ部位。
辛子醤油が合う
【シマ腸】
ホルモン定番の縞模様で弾力がある部位。
意外にも希少価値があり、下処理も大変。
ここのはキレイな色で、噛み応えもあり、しっかり旨味も感じ、美味しかった。
塩胡麻油が合う。
【タン】
適度な厚みがあるようにカットしているので、サックリとした食感が楽しめる。
焼肉のタレが合う。
【ふわ】
あまり聞かないが、肺の部位になる。
味はタンパクで、そんなにクセもなく、こんにゃくっぽい感じ。
焼いていくうちに、プチプチと白い気泡のようなものが出てきたら、食べ頃。
辛子醤油が合う。
【食道】
赤身肉に近く、脂は少なくあっさりしている。
コリコリした食感があり、噛めば噛むほど味が出てくる。
クセが少ないので、ホルモンっぽくない。
焼肉のタレが合う。
【レバー】
濃厚な味わいがある部位。
焼き過ぎるとパサパサして味気なくなるので、注意。
【アキレス】
これを焼肉で出すのは珍しい。
一度炊いているので、軽く周りを焼くだけで食べられる。
プルプルしてて、噛むとねっとりした食感で、旨味もある。
【サガリ】
横隔膜の下にある部位で、福岡ではポピュラー。
とても柔らかく、赤身に近い旨味がある。
【ハツ】
刺身で食べられそうなほど新鮮なので、焼いてもシャキシャキした食感がある。
【ミノ】
牛の第一胃袋で、かなりの弾力。
コリコリした食感とジワっと出てくる甘さを楽しめる部位。
【盲腸】
なかなかお目にかからない部位。
ちょっとクセがあるので、塩磨きして出てくる。
シャキシャキした食感があり、程よい脂もあって美味しい。
焼肉のタレか辛子醤油が合う。
【ハチの巣】
かなり太いものを使っていて、一度炊いたものが出てくるので、軽く焼けばよい。
とても柔らかく、食べ応えがある。
焼肉のタレか辛子醤油が合う。
【韓国冷麺】
コースの締めに出てくる。
麺は、韓国から取り寄せたタピオカ入りで、少し細いものを仕入れている。
それに、鶏がらベースのスープをシャーベット状にして添え、
きゅうりの千切り、梨の千切り、鶏胸肉、ゆで卵、キムチをトッピング。
シャーベットを崩しながら麺や具材と絡めて食べる。
麺はモチモチしているが、細いので食べやすい。
キムチは自家製で古漬けではないので、酸味も抑えられている。
さっぱりとしていて、締めに良い一品。
■■攻略法■■
必ず予約をして行くべし。2日前までの予約が確実。
■■チョッチュ■■
相変わらず、看板が小さいので、分からなければ、お店に入りにくいです。
そして、相変わらず、ドリンクメニューがないので、こちらも作って欲しいです。
■■オススメ店■■
松延さん 博多区冷泉町 博多もつ鍋 徳永屋 総本店
■■その他■■
客単価 : コースを頼んで、飲んだだけ だいたい5000円、6000円くらい
営業時間、店休日は、変わる場合もあるので、電話でご確認下さい。
ビールは、生600円、瓶550円。
ハイボールは、600円。
焼酎は、グラス500円から。
日本酒は、グラス500円から。
ワインは、グラス700円から、ボトル3800円から。