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BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2021-06-04(金) 地域:博多区博多駅周辺

淡麗らぁ麺 明鏡志水

TEL
JR九州フードサービス 092-452-5777
住所
福岡市博多区博多駅 5・6番ホーム
ジャンル
麺類
オープン日
2021年3月10日
席数
7席(現在、席数を減らして営業しています)
営業時間
8:00~19:00
定休日:日曜日
調査日
■2021年6月3日
■天候 雨
■時間 15時30分

内容

現在、新型コロナ感染拡大防止の緊急事態宣言を受け、
時短営業の要請が出されているので、番外編でお送りします。
様々な交通の要所では、キオスクのように物を販売するだけではなく、
お腹が減ったその場で食べることができるお店もあります。
今日ご紹介するのは、そんな中の1つ、博多駅構内にある、立ち食いラーメンのお店です。

JR九州フードサービスが、「地域と連携し九州を元気にしたい」という思いから、
駅構内の5・6番ホームにある店舗を使った「HOME GOROK(ホーム56)」プロジェクトをスタート。
ポップアップショップで、3か月単位で様々なお店が入る、その第一弾になります。
ということで、今年の3月10日に始まりましたが、このお店は、6月30日までとなります。
今回のお店のシェフは、秋吉雄一朗さん。
京都の老舗「瓢亭」で修業し、10年。最後は、別館の料理長にもなりました。
その後、パリにあるOECD(経済協力開発機構)の大使公邸料理人として腕をふるい、
250くらいの公邸料理人の中から15人が選ばれる外務大臣表彰も受賞しました。
人気ワイン漫画「神の雫」で、料理取材協力もしています。
その後、パリで「茶懐石 秋吉」をオープンするため、一時帰国。
新型コロナの影響で、パリに行くこともできないところへ、この話が舞い込んできました。
この道19年です。
お店のコンセプトは、「HOME GOROK」プロジェクトがうたう「オール九州」と、
品がある料理であるということ。
今回は、九州の食材を使うというテーマが最初からあり、
厨房設備から、秋吉さんが、もともと好きで研究もしていたラーメンに決めました。
ただ、その中でも、どこかへ向かったりする駅のホームという場所柄、
誰が食べても健康と元気、優しく心と体にしみわたる食事になるようにと、
品がある料理にするよう心がけています。
和のテクニックを活かした、優しい味のラーメンですが、期間限定なので、お早めに。

チェック

基本は、4種類のラーメンがある。
「塩らぁ麺」、「醤油らぁ麺」、「明鏡志水」、「つけ麺」。
これ以外に、朝8時から10時まで限定の「味噌らぁ麺」、
15時以降限定の「鶏白湯らぁ麺」などの限定ラーメンもある。
店の入り口にある食券を買ってからオーダーする。

【塩らぁ麺】(650円から)
塩ラーメンになり、一番人気。
トッピングなどによって価格は変わる。
「鶏チャーシュー」2枚入りが650円、「鶏チャーシュー」5枚、極上煮卵入りが950円、
「鶏チャーシュー」5枚、極上煮卵入りに「生姜鶏飯」付きが1200円。
スープは、ブランド「うちのたまご」の親鶏をミンチにしたものと、
佐賀県の煮干し、鹿児島県の鰹節、宮崎県の原木椎茸、
昆布などを使って作った、鶏魚介だしがベース。
コンソメのような洋のテクニックを使い、
ミンチにアクを吸着させることで、澄んだスープにしている。
塩ダレには、世界遺産沖ノ島の近海の海水を原料とし、
八木山の工房で薪を使ってじっくり釜で炊き上げた塩や、
貝柱、鹿児島産のイワシ魚醤、鶏魚醤などをブレンド。
麺は、久留米製麺に作ってもらった特注になる。
中細で少し平打ちになった多加水麺で、モチモチした食感とツルっとしたのど越しがある。
鶏チャーシューは、宮崎県都城から取り寄せた鶏を使い、胸肉ともも肉で2種類作っている。
2枚入りの場合は、どちらも1枚ずつ入るが、ジューシーだった。
澄んだスープは、優しい味で、煮干しなど魚介の主張もそんなに強くなく、まさに淡麗。
このスープともっちりした麺が非常に合っている。
香り付けで三つ葉を添えているのも、珍しい。

【醤油らぁ麺】(700円から)
醤油ラーメン。
こちらもトッピングなどによって価格は変わる。
「鶏チャーシュー」2枚入りが700円、「鶏チャーシュー」5枚、極上煮卵入りが1000円、
「鶏チャーシュー」5枚、極上煮卵入りに「生姜鶏飯」付きが1250円。
スープのベースは一緒で、醤油ダレは、熊本の醤油を使い、鰹節を利かせている。

【明鏡志水】(850円から)
冷たいラーメンになり、スープのベースも違う。
こちらもトッピングなどによって価格は変わる。
具材なしの「明鏡志水”PURE”」が850円、
鶏チャーシュー4枚、極上煮卵入りの「明鏡志水”LUXE(リュクス)”」が1150円、
鶏チャーシュー4枚、極上煮卵入りに「生姜鶏飯」付きが1400円。
こちらは、魚介だけのスープで、
「塩らぁ麺」などで使っているベースの鶏ミンチがなく、2倍の濃さで作る。
厚削りの鰹節、鮪節を使うことで、奥行きのある、贅沢な味わいになっている。
冷たいスープなので、魚介の濃さもぴったりで、あとに残る旨味が心地よい。
麺も冷やすことで、モチモチ感が増していた。
紫蘇と冥加の香味野菜をのせていることで、清涼感があるのも良い。
ちなみに今日から、コレの具材違いの「明鏡志水”l'ete(レテ)”」も登場。
こちらは、きゅうり、オクラ、トマト、茄子などの夏野菜を使った冷やしとろろラーメン。

【生姜鶏めし】(単品250円)
鶏チャーシューを作る時に使った胸用・もも用のダシを割って炊き込んでいる。
生姜は粗刻みし、他の具材は、鶏肉、ゴボウ、椎茸、葱。
甘ったるくなく、あっさり上品な味で、粗刻みした生姜が噛むたびに弾け、
生姜の香りと刺激が広がるのが良い。

トッピング
「半熟煮卵」(100円)、「チャーシュー増し」(200円)、「ねぎ増し」(50円)、
「麺大盛り50g」(100円)、「麺超大盛100g」(200円)などがある。

■■その他■■
客単価 : 食べた分だけ

駅構内で食べるので、切符が必要です。(入場券の場合、150円)
スープがなくなり次第、そのメニューは終了するので、お目当てがある場合は、確認を。

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