BUTCH COUNTDOWN RADIO
放送日:2021-04-09(金) 地域:中央区
とりの名門
- TEL
- 092-775-8625
- 住所
- 福岡市中央区渡辺通5-14-21
- ジャンル
- 和食
- オープン日
- 2020年12月10日
- 席数
- 19席(カウンター9席)
- 営業時間
- 17:00~24:00(L.O.23:00)
※昼は「中華そば名門」11:30~15:00
定休日:日曜日
- 調査日
- ■2021年1月8日
■天候 雪
■時間 19時30分
内容
今日ご紹介するのは、渡辺通5丁目通りを入った場所にある、昼は中華そば、夜は鶏料理のお店です。
白壁に大きなガラス戸で、店内はL字型のカウンター、奥にテーブル席があります。
ロゴは店主のお子様が作ったという店名は、とある場所にあり、ジーンときたという名前を拝借。
この店名で20年経ったら面白いことになるだろうと思い、名付けました。
実は、「焼とり鳥次」の系列店になりますが、ここでは焼鳥を封印して、昼は中華そば、夜は鶏居酒屋になります。
店主の小林さんは、東京・新橋の「鳥之介」、鳥の問屋、九州に帰ってきて、福岡の名店「益子」で修行。
2007年に「焼とり鳥次」、2013年に「博多水炊き専門 橙」をオープンし、ここが3店目。
この道22年になります。
使用する鶏は朝引きで、その日にさばいたものが並び、
硬派な焼鳥とは違い、串に刺さずパーツごとに、焼いたり、揚げたり、炒めたり、
味付けも、ケチャップやマヨネーズも使って、料理のバリエーションを増やしているので、
鶏料理のオンパレードですが、飽きません。
天神からもほど近く、大人から子供まで、ファミリーでも楽しめるお店です。
鶏肉の様々なパーツを使ったバリエーション豊富な料理を提供することコンセプトにしています。
チェック
アラカルトのみ。
価格は、税込み。
夜は席に座ると、「とりあえず」(オール350円)の中から1品頼む。
これが席料の代わりとなる。
7種類あり、好きなものを選べるのが良い。
我々は3人で別々のものを頼んだ。
【冷奴】(350円)
汲み上げ豆腐に、葱、鰹節、卸生姜をのせ、醤油を垂らしたもの。
【ザーサイ】(350円)
青ザーサイの上に大根卸をのせ、ポン酢をかけたもの。
塩抜きをしっかりしていて、シャキシャキ感があり、漬物感覚でさっぱり食べられる。
【トマト黒酢】(350円)
酸味がある若いトマトを使い、蜂蜜、シナモン、八角などと合わせた黒酢と和えたもの。
黒酢がとろみがあるソースっぽくなっていて、コクも出ている。
【とりバターソテー】(850円)
店主曰く、イタリアの郷土料理の一種で、いわゆるムニエル。
胸肉を短時間でもフライパンで両面にしっかり火が入るようにスライスし、小麦粉をつけてバターでソテー。
火の入れ方が良く、バサバサせず、繊維もうまく残っていて良い。
【しぎ焼き 山わさび】(550円)
ささ身の横にあり、酸も旨味もある胸肉の部位を使ったもの。
それをシンプルに焼いて、食べやすい大きさにカットして出てくる。
つけだれは、「おろし酢正油」か「山わさび」から選べ、我々は「山わさび」をチョイス。
「山わさび」は、醤油に、卸した山わさび(ホースラディッシュ)を溶かしこんだもの。
このつけだれにつけて食べると、ツーンとくる感じが、淡泊な部位によく合っていた。
【もも焼】(600円)
皮付きのもも肉を皮目がパリッとなるように焼き、食べやすい大きさにカットして出てくる。
レモンが添えてあるので、お好みで。
焼き方がうまく、パリッとした皮と、ふっくらジューシーな身が良い。
これは是非頼んでもらいたい一品。
【フライドチキン】(700円)
胸肉に少しだけタレを絡め、衣をつけて揚げたもの。
千切りキャベツの上にのって、サルサソースを添えて出てくる。
鶏の味がしっかり分かり、胸肉独特の繊維質も良い。
そのままでも良いが、サルサソースをつけると味変できる。
【鳥肝煮】(650円)
鳥肝をタレに絡めて煮たもの。
このタレは、焼鳥のタレをベースにして煮詰めたもの。
葱をのせ、辛子を添えて出てくる。
肝はねっとりした食感で、タレも甘すぎず、焼鳥とはまた違った味わいになっている。
【親鳥焼】(750円)
実は、この店には、電気と炭床の2種類の焼き台があり、これだけは炭で焼く。
炭の香りをつけてレア気味に焼いたあと、少し固めなので、小さくカットして出てくる。
きゅうりのたたき、柚子胡椒を添えて出てくる。
焼き方やきゅうりを添えているところが、ちょっと宮崎っぽい感じ。
歯ごたえもあり、噛めば噛むほど旨味があって美味しい。
【手羽焼】(650円)
手羽中を使い、間接には切れ目を入れて、骨を外しやすいようにしている。
それを、グリラーを使い、塩胡椒だけでシンプルに焼いたもの。
レモンが添えてあるので、お好みで。
中までしっかり火が通っていて、食べやすくて良い。
お酒のアテにぴったり。
■■攻略法■■
【もも焼】(600円)は是非頼むべし。美味しい。
■■チョッチュ■■
店の奥のテーブル席のところに、冷蔵庫や製麺機があるので、見えないように囲ってほしいなぁ。
■■オススメ店■■
小林さん 中央区大手門 「ごはんや 飯すけ」
■■その他■■
客単価 : 飲んで食べて 3000~3500円
ビールは、生650円、瓶600円。
ハイボールは500円、サワーは600円から、酎ハイは600円から。
日本酒は、小700円、大1000円。
焼酎はグラス600円。
ワインは、グラス700円から、ボトル4500円から。
焼酎ソーダ、山椒ジンソーダなどもある。
人気メニュー ベスト3
3位 : 【しぎ焼き】(550円)
2位 : 【とりバターソテー】(850円)
1位 : 【もも焼】(600円)