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ザ・メシュラン

放送日:2021-02-12(金) 地域:中央区

RESTAURANT ZUR STADT MAINZ

TEL
070-8385-0774
住所
福岡市中央区白金1-15-7 ダイアパレス白金104
ジャンル
洋食
オープン日
2020年12月30日
席数
12席
営業時間
11:00~23:00 (L.O.22:00)
緊急事態宣言中 11:00~20:00
(フード19:30 / ドリンク19:00)
定休日:不定休

内容

現在、メシュランは、テイクアウトのお店を応援しています。
今日は、白金1丁目の交差点近くにある、カジュアルに食べられるドイツ料理のお店をご紹介します。白い壁にドイツの映画ポスターなどが飾られ、3テーブルのこじんまりとしたお店です。
ちなみに、店名の「ZUR STADT MAINZ」は、正確には「ツァー・シュタット・マインツ」と発音しますが、「”シュタット・マインツ”へ」という意味になります。
オーナーシェフの志田尾さんは、滋賀県大津市のドイツレストラン「Wurzburg(ヴュルツブルク)」で8年修行中、ドイツの都市ヴュルツブルクの有名なレストラン「Zur Stadt Mainz」での研修などを経験し、ドイツに渡り、ミュンヘンで3年半修業。
帰国後、どこでお店を開こうかと考えた末、志田尾さんの実家である京都、奥さんの実家である島根にも行きやすい、福岡を選んで、お店をオープンしました。
この道23年。
ドイツ料理は、あまり馴染みがない方も多いと思いますが、ジャガイモと豚肉をよく使います。豚肉は、ソーセージだけではなく、煮たり焼いたり、ジャガイモは御飯代わりで、揚げたり焼いたりピュレにもします。もちろん、海沿いの地域などは、魚介類などを使うところもあります。
このお店では、豚肉は糸島市「うらの牧場」で飼育された「伊都の豚」をメインに仕入れ、ソーセージ、ハムなどを手作り。「伊都の豚」は、三元豚で、飼料にもこだわって育てた豚で、くさみがなく、ソーセージ作りにもぴったりだそうです。
また、野菜は、なるべく生産者の顔が見えるように、
宮崎県小林市の生駒高原農園から取り寄せたり、福岡市内で買い付けたりしています。
他の料理も、ドイツ料理の技法だけではなく、フレンチのテクニックを使い、非常に食べやすいです。もちろん、ドイツビールも置いています。

チェック

シュタット・マインツ テイクアウト メニュー
ソーセージなどの肉の加工品や一品料理、デザートまで、単品で20種類ほどあります。
また、「オードブル盛り合わせ」(3500円、4500円、5500円)もあります。
真空パックしているものは、開けなければ冷蔵庫で1週間ほど持ちますが、なるべく早くお召し上がり下さい。
価格は、税別です。

【自家製無添加ソーセージ】(2本800円)
結構大きな「ブラート ブルスト」というソーセージ2本です。
塩漬けした豚肉を粗目のミンチにし、豚肉と塩のみを豚腸に詰めて作ったソーセージです。
「ブラート」には「焼く」という意味があり、「ブルスト」には「ソーセージ」という意味があります。
これを買うと、調理手順を書いた紙を渡してくれます。
まず、お湯を100度に沸騰させ、火を止めます。
そのお湯に、ソーセージを10分間入れ、温めます。(火はつけないでください)
その後、フライパンでソーセージの表面がパリッと焦げ目が軽く付くほど焼いて、できあがりです。
粗挽きした食感がよく、食べ応えがあります。
ケチャップや、粒マスタードなどは、お好みで添えてください。
意外に、カレー粉も合います。

テリーヌ
日替わりで4、5種類置いていて、1パックで2人前くらいは十分にあります。
そのままでも十分に美味しいのですが、例えば、ディジョンマスタード、粒マスタード、
グリビッシュなどのビネガー系の酸味がきいたものを添えると、途中で味変できます。
そういったものがなければ、マヨネーズに辛子を和えても良いです。
お子様向けには、マヨネーズだけでも良いかも。

【パテ・ド・カンパーニュ】(500円)
「伊都の豚」の豚肉と、鶏の白レバーを使った、いわゆる「田舎風パテ」。
豚肉は粗挽きし、鶏の白レバーは牛乳に一晩漬けてミキサーにかけます。
豚肉、鶏の白レバー、塩、パセリなどを混ぜ合わせ、
網脂を敷いたテリーヌ型に入れて成形し、オーブンに入れ、湯煎で火を通していきます。
レバーが多めで、肉はゴロゴロしているので、お酒のつまみにぴったりです。

【牛すじ赤ワイン煮テリーヌ】(500円)
牛すじを赤ワインで煮込んでいき、途中で茹でたキャベツを加え、しっかり煮詰めていきます。
味を調え、テリーヌ型に入れ、冷やし固めます。
牛すじの味がしっかりして、プルプルの牛のゼラチンもあります。
これは美味しいので、是非、注文して欲しいです。

【アイスヴァインのテリーヌ】(500円)
豚のすね肉、豚足を一緒にトロトロになるまで4、5時間ほど炊き、骨を取り除き、
パセリを加えて味を調え、テリーヌ型に入れ、冷やし固めます。
肉の食感もあり、プルプルの豚足も同時に味わえるのが嬉しい。

【自家製鯖の燻製】(600円)
鯖の半身を使ったものです。
鯖をソミュール液に一晩漬け、63度くらいのオーブンで火を入れ、その後、温燻。
この店では、ヒッコリーを使って燻製しています。
身は柔らかいのですが、しっかり燻製の香りはします。
皮目がゼラチンぽくトロッとなっていました。

【自家製ドイツ黒ビールプリン】(400円)
砂糖をキャメリゼし、それを止める時に、黒ビールを入れます。
ちなみに、ケストリッツァー社の「シュヴァルツ」という、ゲーテが好きだったビールです。
それに、牛乳、生クリームを入れ、卵と合わせて蒸して、プリンにします。
食べると最後にほんのりビールの苦味がするのがいいです。

【モルタデッラ】(100g100円)
イタリア産のボローニャソーセージになります。
細かく挽いた豚肉にダイス状の豚の脂身やピスタチオ、黒胡椒などを加えて練り合わせたものです。
ちなみに、練るとソーセージになり、肉そのままの塩漬けだとハムになります。
通常は、シェフが手作りしたものしかないのですが、取引先の業者さん応援のため、
今回、特別に販売しています。
その価格も、通常100g500円のところ、2月末まで100g100円でキャンペーン販売しています。
かなりお得です。

■■注文方法■■
営業時間中は、店頭でも、電話でも注文を受け付けます。
料理の受取も、営業時間中なら大丈夫です。

人気 テイクアウト メニュー ベスト3
3位 : 【自家製ドイツ黒ビールプリン】(400円)
2位 : 【自家製無添加ソーセージ】(2本800円)
1位 : 【パテ・ド・カンパーニュ】(500円)

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