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ザ・メシュラン

放送日:2021-01-29(金) 地域:中央区薬院

BISTROT MITSOU

TEL
092-713-5227
住所
福岡市中央区薬院2-16-11 
エステートモア薬院JOY 1F
ジャンル
洋食
オープン日
2001年11月1日
席数
24席(現在、20席弱に減らしています)
営業時間
通常 11:45~15:00(L.O.14:00) / 18:00~23:00(L.O.21:30)
緊急事態宣言中 11:45~15:00(L.O.14:00) / 17:30~20:00(ドリンクL.O.19:00、フードL.O.19:30)
定休日:火曜日、月に1度、火曜日との連休あり
URL
https://www.facebook.com/Bistrot-Mitsou-352867764898397/

内容

現在、メシュランは、テイクアウトのお店を応援しています。
今日ご紹介するのは、大正通り、秋本病院の近くにある、レストラン・クオリティのビストロです。
正面はガラス張りになっていて、店内は白壁にレンガ風の飾りがあり、清潔感と味わい深さがあります。
店主の平田さんは、調理学校を卒業後、関西で7年、その後、ベルギー・ベントの2つ星「アピシウス」、フランス・ブルゴーニュの2つ星「ラヴェイユ・サン・ミッシェル」、フランス・パリの3つ星「ギィ・サヴォワ」などで3年修行し、福岡に戻り、いくつかの店舗の立ち上げ、赤坂のワインバーの料理長を経て、ここをオープンしました。この道37年。
素材は、店主自ら厳選し、野菜は、宗像産をメインに長崎県平戸からも取り寄せています。
コースを気軽に楽しめるプリフィックスがあったり、前菜からメイン、デザートまで一品料理も豊富で、ワインと共に料理を味わったり、様々な楽しみ方が出来るお店です。

チェック

BISTROT MITSOU テイクアウトメニュー
基本、店内で食べられるものがテイクアウトできます。
ただ、テイクアウトに合うように、一部を変えていることがあります。
例えば、ソースは、油脂系をあまり使わず、マスタードやオリーブオイル、ドレッシング系にするなどです。
また、煮込み系、カスレなどは、自宅から鍋を持ってきて頂く必要があります。(だいたい18cm以上)
テイクアウトの価格は税別(8%)です。

【冷製オードブルの盛り合わせ】(2人前2800円)
2人前からオーダー可で、それ以上は、1人前につき1400円ずつアップしていきます。
内容は、日替わりになり、普段からお店でも提供しているものになります。
この日は、
「自家製キッシュ」
この日は、豚バラ肉のコンフィのキッシュ。一口サイズになっていて食べやすいです。

「生ハム」
ハモンセラーノ

「オリーブのマリネ」
自家製で、ハーブ、ニンニク、オリーブオイルでマリネしたものです。
2種類入っています。とても食べやすいオリーブです。

「フォアグラとイチジクの燻製」
この店の人気メニュー。
セミドライのイチジクを、赤ワインと焦がしキャラメルで炊きます。
それをフォアグラの中に詰めてマリネし、コンフィして燻製します。
香ばしさを感じるイチジクとフォアグラの味がよく合っていて、美味しいです。
ワインにぴったり。

「野菜のエチュベ」
いわゆる温マリネで、漬け地を温めながら、その中で素材に火を通す方法で作ったもの。
この日は、ヤングコーン、山芋、蓮根などでした。
酸味はほとんどレモンだけで、そんなに酸っぱくなく、野菜のシャキシャキ感も残っています。

「小海老のマリネ」
バジル、レモンドレッシング、エシャロットなどでマリネしたもの。
昔で言うカクテルのような感じで、おつまみオードブル。

「ラタトゥイユ」
ズッキーニ、パプリカなどを使っていました。

「フォアグラ入りポークパテ」
これもこの店の人気メニュー。
フォアグラがゴロゴロしていて、ミンチ、鶏の肝で作ったパテ・ド・カンパーニュです。
ねっとりした食感の中にフォアグラがあり、これもワインに合いそうな味。

「鴨の燻製」
鴨の胸肉を、2、3分、温燻したもの。
上に、砕いたクルミ、パルメザンチーズを散らし、バルサミコをかけています。
ほんのり燻製香がして、歯ごたえがあり、最後に鴨の味がしっかりします。
これがあるだけで、食卓が華やかになりそう。

本日の鮮魚【白身魚のポワレ 温野菜添え】(1800円から)
魚によって値段は多少変わりますが、この日は、「メジナ」で1800円でした。
切り身にして、皮目をカリッと焼き、溶けたバターをかけながら仕上げていきます。
その上に、アルメット(「マッチ棒」という意味で、細長く切る方法)した赤大根、大根、葱、
ニンジンを散らします。
その他、付け合わせに、菜の花、芽キャベツ、ブロッコリ、小蕪、スナップエンドウ、オクラ、
カリフラワー、インゲンなど。
付け合わせの野菜は、一度ボイルしたものに、バターを絡めています。
別のカップで添えられているソースは、魚のダシとトマトで作ったもの。
魚のダシは、丸のままで仕入れている魚をさばいた時に出るアラでとっています。
魚は皮のカリッと感が良く、脂も適度にあり、そのまま食べても美味しいです。
また、野菜の火の通し方も良く、たっぷり入っているのが嬉しいです。
彩りも鮮やか。

【宮崎県産きなこ豚のソテー】(2200円)
「きなこ」を加えたオリジナルの飼料で育っている宮崎県産の「きなこ豚」を使ったメニュー。
その肩ロースを休ませながら、じっくりと火を通していきます。
その上に、シブレット(フランスの葱の一種)を刻んで散らし、胡椒を振っています。
付け合わせのポテトのピュレは、2度濾して滑らかにし、生クリームは使わず、牛乳、
バターだけを加えて作ったもの。
軽い感じで仕上がり、これだけでもお酒のアテになりそうなものでした。
付け合わせのきのこのソテーは、マッシュルーム、しめじ、舞茸、椎茸を使ったもの。
この中でも特にマッシュルームはこだわり、静岡からわざわざ取り寄せています。
ソースは、他に注文した料理などによっても変わりますが、我々の時は、「マスタード・ソース」でした。
マスタードは一度炒めることで酸味を抑えています。
エシャロット、ニンニクを炒めてベースを作り、白ワインも少し加え、マスタードを入れて作ります。
それぞれの味がしっかりしているので、冷めても美味しいです。

【フランス産ひな鳥の詰物のココット焼き】(2800円)
これは、鍋を持ってきて、それに入れて持って帰る一品です。
900gくらいの大きさのひな鳥を壺抜きし、そこに、フォアグラと3種類のお米を詰めます。
お米は、福岡県産米、黒っぽいカナダ産ワイルド・ライス、
フランスのインディカ米「バスマティ」と山形のお米をかけあわせた香り米「プリンセスサリー」です。
詰めた鳥の表面だけを焼き、ココットで野菜、鶏ダシと一緒に、30~40分煮込みます。
一緒に煮込む野菜は、基本的に根野菜で、この日は、蓮根、ごぼう、ジャガイモ、サツマイモ、
ニンニクなど。
これらの野菜は、一度コンフィし、焼いたものを鍋に入れています。
また、この他にも、ベーコン、マッシュルーム、グラッセしたニンジン、ボイルした蕪、
トマトも入っていました。
鶏ダシは、2種類をブレンドしています。
1つは、3、4時間かけて炊いて作ったブイヨン。
もう1つは、鶏ガラを2日間炊いて、旨味を凝縮させた「フォン・ブラン」です。
鍋の中で鶏を崩して取り分けて食べます。
お米の香りも良いですが、なんと言っても黒胡椒が結構利いているの良いです。
鶏肉はホロホロで食べやすく、かなりボリュームがあります。
様々な素材の味が絡んで複雑な味ですが、後口はあっさりしています。

◆家で温める場合
本日の鮮魚【白身魚のポワレ 温野菜添え】は、レンジで30秒ほど。
白身なので、再加熱しても固くなりません。フライパンで、さっと温めても良いです。
【宮崎県産きなこ豚のソテー】も、固くならないので、軽くレンジで温めると良いです。
(レンジで30秒ほど) フライパンで、さっと温めても良いです。
【フランス産ひな鳥の詰物のココット焼き】をしっかり温めなおしたい人は、
煮詰まりすぎないように少し水を足して、鍋を火にかけると良いです。
レンジを使いたい場合は、耐熱容器に移して温めてください。

■■注文方法■■
店頭でも受け付けますが、お待たせすることになるので、お電話での予約をお勧めします。
電話の受付は、11時~20時くらいまで。
注文は、前日までにするのがベストですが、当日でも2、3時間前までにすると料理によっては可能です。
どのようなメニューがあるかは、フェイスブック、インスタグラムで確認してください。
どの料理に鍋が必要かは、電話の際、お尋ねください。
料理の受け渡しは、11時~20時までで、電話でご相談ください。
フェイスブック 上記URLを記載
インスタグラム https://www.instagram.com/tatsuya_mieno/

人気 テイクアウト メニュー ベスト3
3位 : 【牛ホホ肉の白ワイン煮込み】(2800円) 鍋が必要な一品
2位 : 【フランス産ひな鳥の詰物のココット焼き】(2800円) 鍋が必要な一品
1位 : 【フォアグラとイチジクの燻製サラダ仕立て】(1900円)

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