FM 福岡 FUKUOKA

BUTCH COUNTDOWN RADIO

ザ・メシュラン

放送日:2020-10-30(金) 地域:中央区

焼鳥 あたらよ

TEL
092-406-2095
住所
福岡市中央区春吉2-2-5 エステートモア天神スタジオ 1F
ジャンル
居酒屋
オープン日
2020年8月25日
席数
30席(カウンター22席)
営業時間
18:00~24:30(L.O.23:30)
定休日:日曜日
調査日
■2020年10月16日 
■天候 晴れ
■時間 19時30分

内容

今日ご紹介するのは、春吉2丁目の交差点の近くにある焼鳥屋さんです。
全面ガラス張りで、キッチンをグルリと囲むカウンター席があり、焼鳥屋さんには見えません。
まるでビストロかバーのようなオシャレな雰囲気で、女性でも気軽に入れます。
また、テーブルの上がすっきりとしていて、メニューはテーブルの下にあるので、迷わないように。
ちなみに、店名の「あたらよ」は、古語の「夜が明けなければいいのに」という意味です。
調理師学校の同級生という、サービスの浦さんと料理人の相川さんがスタッフの中心になります。
相川さんは、京都の和食で修業し、焼鳥は「焼とり いぶし坐」で勉強しました。
浦さんは、「WITH THE STYLE FUKUOKA」、「RISTORANTE jamjam」などでサービスをしていました。
2人とも、この道13年。
この店のコンセプトは、「ネオ焼鳥」。
福岡の一般的な焼鳥屋のような酢ダレがかかったキャベツはなく、豚バラもありません。
また、グラスワインは常時10種類用意し、焼鳥とワインを合わせて欲しいとのこと。
ワイン片手につまみが焼鳥なビストロという感じのお店になります。
ちなみにボトルワインは、産地や品種、ナチュールなどのこだわりはなく、
自分でペアリングの発見ができるように様々な種類を揃えています。
食材は、九州産を中心に揃えていて、鶏は「はかた地どり」です。
焼鳥の他に、地鶏の刺身、一品物もあり、様々な楽しみ方ができます。
とてもオシャレな雰囲気なので、デートにも使えるお店です。

チェック

アラカルトのみ
価格は、税別
【お通し】(350円)
座ると出てきて、これが席料の代わりとなる。
内容は、日替わりで、この日は、「エノキと青梗菜のおひたし」。
和食の技術が良くわかる一品で、ダシの旨味が良く出ていて、美味しかった。

【フルーツトマトとアールグレイのサラダ】(690円)
酢ダレのキャベツがないということなので、3種類あるサラダのうち、これをチョイス。
グリーンリーフ、サニーレタス、からし菜、オニオンスライスなどに、フルーツトマトと黄色のトマトをあしらったサラダ。
相川さんが以前勤めていたお店のフレンチドレッシングをかけ、アールグレイの茶葉をそのまま振りかけている。
ほんのり紅茶の香りがして、アールグレイのカリカリした食感も良い。

【ポテトサラダ半熟卵乗せ~ゴロゴロ木の子のホワイトソース】(590円)
北海道産男爵イモを粗めに潰し、ベーコン、玉ねぎと和え、皿に盛り付ける。
その上に半熟卵をのせ、キノコをたっぷり入れたホワイトソースを流し、ペコリーノロマーノを削りかける。
ホワイトソースは、ベシャメルからゆるめに作っているので、冷やしても固まっていない。
色味で、パセリを散らしていた。
卵を崩しながら、全ての食材を和えて、ポテトサラダが完成する。
とてもボリュームがあり、これは安い。

【白レバーブリュレ仕立て】(690円)
鶏の白レバーをパテにして器に盛り、オーブンで一度火入れする。
注文が入ってからグラニュー糖をかけて、バーナーで炙り、ブリュレ仕立てにする。
それを再び冷蔵庫に入れ、冷やして出てくる。
焼いたパンが添えられているので、お好みで。
これもボリュームがある。

備長炭で炭焼きする。
鶏のみで15種類あり、1本ずつからの注文もできる。
塩焼き、タレ焼きなどがあるが、リクエストがなければおススメの方で焼いて出てくる。
金額は高く感じるかもしれないが、全体的に大振りで、1本のボリュームがある。
串は短く、肉は厚めに切っていて、近火で焼くスタイル。
テーブルには七味唐辛子があるので、お好みで。

【ささみ】(220円)
中はレアめに仕上げ、山葵をのせて出てくる。
あっさりして美味しい。

【肩トロ(数量限定)】(240円)
一般的に「ふりそで」と言われる部位。
皮つきで、脂ものっていて、本当にジューシー。
仕上げにトリュフ塩をかけているが、ほんのり香って良い。

【砂ズリ】(190円)
砂ズリの間にしし唐を挟んでいた。
オリーブオイルを塗り、塩、ブラックペッパーを振っている。

【ねぎま】(220円)
皮つきもも肉で、間に白葱を挟んだもの。
鶏肉と葱は非常に相性が良い。

【ハツ】(190円)
ハツは塩焼きし、最後に山椒を振っている。
ハツのクセが柔らかくなり、風味が良い。

【種鶏のぼんじり(数量限定)】(240円)
通常、ぼんじりというと若鶏を使い、脂ギトギトだが、これは違う。
脂は少なめで、シャキッとした歯ごたえもあり、美味しい。

【白玉】(190円)
いわゆる、うずらの卵を串に刺したもの。
うずらの卵を半熟にして、殻をむいて地に漬けておき、注文が入ってから串に刺して焼く。
この地は、醤油、酢、味醂などで作ったもので、うずらの味を邪魔しない。

【つくね】(260円)
せせりのミンチ、薬研軟骨、白葱を使い、つなぎは卵。
それを串にまとわせ、タレ焼きする。
目の前で、ペコリーノロマーノをたっぷりと削りかけて完成。
コリコリした食感も良く、タレとチーズの味がとても合っている。

【肝】(190円)
しっかりした肝で、歯ごたえもある。

【皮】(190円)
結構たくさんの鶏皮を波打ちしてタレ焼き。
弾力のある皮で、噛むと旨味がジュワっと染み出てくる。

■■攻略法■■
酢だれキャベツがないので、焼鳥を中心に食べるなら、サラダを頼んでおくとよい口直しになる。(サラダは3種類)

■■チョッチュ■■
薬味が七味唐辛子以外にもあると嬉しいなぁ。
爪楊枝もあると嬉しいなぁ。

■■オススメ店■■
相川さん 中央区春吉 「魚ト肴 いとおかし」

■■その他■■
客単価:飲んで食べて 4000~5000円

ビールは、生580円から、瓶680円から。
ハイボールは、490円から、サワー550円から
焼酎は、グラス450円から。
日本酒は、グラス680円から。
ワインは、グラス600円から、ボトル3800円から。

人気メニュー ベスト3(串以外)
3位 : 【白レバーブリュレ仕立て】(690円)
2位 : 【ポテトサラダ半熟卵乗せ~ゴロゴロ木の子のホワイトソース】(590円)
1位 : 【海苔巻きむね肉のタタキ キンカン醤油漬け】(1貫390円)

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