2018年12月アーカイブ

丸善博多店　徳永圭子さんにお越し頂きました。
今回は、丸善博多店徳永圭子さんにおススメの本を
いくつかピックアップしていただきました。
まず、小説、文芸書・・・最近人気のジャンルは
徳永さん曰く「決して気持ちのいい終わり方、とは言えない
モノって言うのが、実は人気なんだな」と
感じていらっしゃいます。
いつまでも残る感じを、皆さんがたのしんでいるんだな。

そんな中でおススメなのが今年直木賞を獲得した
ファーストラヴ
直木賞を受賞した島本理生さん作
https://books.bunshun.jp/sp/firstlove

雲を離れた月
福岡の「書肆侃侃房」から→http://www.kankanbou.com/
相川 英輔さん作。

そして、徳永さんが個人的におススメな本。
好きなのは「エッセイ」なんだそうですが･･･

食べごしらえおままごと
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=742&cPath=177_227
石牟礼道子さん著です。

幼年水の町
小池昌代さん著
https://bookmeter.com/books/12440912

今回は様々なジャンルの本をご紹介いただきました。
是非参考になさって下さい。

今回のコンシェルジュは丸善博多店　徳永さんでした。
駅ビルの中にある「丸善博多店」さんは、横にながーーーい造り。
真ん中におよそ100メートルの通路があって、その通路に
垂直に本棚が並んでいます。

こんな感じで長―――い店内。

児童書から医学などの専門書まで幅広い品ぞろえ。
本は５０万冊以上！凄いですよねー。
また今までは店員さんに声をかけて本を探してもらって
いましたが、ここ数年は、お客さん自身で探すことができるように
なって行ったのが大きな変化だという事です。

便利になりましたもんね。
また丸善博多店さんは、駅ビルならではの特徴が・・・
旬(新刊）は通路に沿った平台において、手に取りやすいように
(時間をかけずに選びたい方へ）と言う部分と、
棚においてゆっくり選べる、両方のニーズにこたえられるように
出来ています。本屋さんも様々な工夫をされているんですね。
皆さんは、本屋さんに毎日どれくらいの本が入ってくると
思いますか？丸善博多店さんは・・・
タイトル数にすると、毎日ほぼ１００点近い
タイトルが入ってくるそうです。
コミックス、雑誌、専門書など・・・
スゴイですよね。

そんな徳永さんに、丸善博多店さんで２０１７年に
売れた本を教えてもらいました。それは・・・
ざんねんな生き物辞典でした。
高橋書店→https://www.takahashishoten.co.jp/zannen/
児童書とはいえ、大人でも楽しめる本。

続いて...
君たちはどう生きるか
吉野源三郎さん著
君たちはどう生きるか→https://s.magazineworld.jp/books/kimitachi/

７０年近く前に書かれた本を、なぜ今読むのか?ということで
非常に注目を浴びた作品です。

蜜蜂と遠雷
恩田陸さん著　
https://www.gentosha.co.jp/book/b10300.html
ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして
音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの
最高傑作!

２０１８年上半期に売れた本(丸善博多店）

そして・・・
かがみの孤城
https://www.poplar.co.jp/pr/kagami/

大家さんと僕
お笑い芸人矢部太郎さんの作品
https://www.shinchosha.co.jp/ooyasantoboku/

どうですか？読んだ本、読んでみたい本、ありましたか？
丸善博多駅店に是非足を運んで、お気に入りの一冊を
見つけてみて下さい。