今週の教えてコンシェルジュ!は、「人生のエンディング」について
考えました。
「終活(しゅうかつ)」と言う言葉を皆さんご存知でしょうか?
就職活動ではありませんよ!人生の「最終章」を具体的に考えてみること、そして
「終焉」を見つめ、準備することで、今をよりよく生きよう!という想いが 込められています。
高齢化でこの「終活」が、ちょっとしたブームにもなっているとか・・・
また、自分のお葬式について、親族の葬儀について、本人を交えてお話しすることって、
なんだか、死ぬ前提の話をしているようで、してはいけない!そんな気もしますが、
突然にやってくる不幸もあります。そんな時に、あわてずに、なくなった方への
弔いの気持ちを大切に出来る葬儀をするには、やはり事前の準備は
必要になってくるようです。
そこで、今週の「西日本シティ銀行教えてコンシェルジュ」は、株式会社「くらしの友」の
仲山正巳さんにコンシェルジュとしてお越しいただき、お話を聴いていきました。
くらしの友さんHP⇒http://www.kurashinotomo.jp/
仲山さんも、生前に葬儀に関する話をする事は大切だとおっしゃっています。
例えば、葬儀社をもうきめておく。これも大切な事のようです。地元に密着している
葬儀社、事前に見積もりをだしてもらう、など、突然何があってもあわてる事が
ないように準備する事が必要だそうです。
また、「終活」についてのお話もしていただきました。
最近の傾向として、「エンディングノート」をつける方も増えてきたそうです。
エンディングノートは、自分が希望している葬儀の形をはっきりと
伝えることができます。残された人にとっても、当人の意向が分かるので、
悩むことなく、葬儀を行うことができます。
それ以外にも、自分史を記録したり、人生のエンディングをトータルに
デザインするためのノートです。最近では、「エンディングノート」に関する
関心が広がり、各種の機関から販売されています。
もちろん、くらしの友さんからも発売されています。
他にも、遺影の写真をあらかじめ決めておく、など、様々な準備があります。
遺影の写真は、アルバムにしまうのではなく、リビングや居間に、写真として
飾っておくと、突然に亡くなられた時に、その方の希望する写真を直ぐに出せるから
だとおっしゃっていました。
エンディングノートの内容は、出版されている会社によって様々。
今までの生い立ちを書くページ、銀行口座などを書き留めておくページ、そして
残された家族や親族の皆さんへの感謝の気持ちを綴るページ・・・
このエンディングノートがきっかけで、夫婦の会話が増えた!なんていう話も
あるようです。
感謝の気持ち・・・伝える前に亡くなってしまった・・・何かの形で、その人に伝えたい、
そんな気持ちから、くらしの友さんでは、「つたえたい、心の手紙」を募集しています。
「つたえたい 心の手紙」は、亡くなった大切な方へ向けて、生前伝えられなかった
想いを"手紙"として記すことで、悲しみを乗り越えるきっかけとなれば...という
願いのも2008年より毎年実施している活動です。
ホームページでは、皆さんからの手紙を募集もしていますし、その手紙を
まとめた冊子も販売されています。
伝えたい 心の手紙⇒http://www.kurashinotomo.jp/company/tegami/index.html
今回のオンエアでは、2012年8月8日に発売された
『天国のあなたへ、 つたえたい 心の手紙』の中に収められた「感謝の手紙」を
朗読させていただきました。
そして今週は、プレゼントいただきました。
つたえたい 心の手紙 第4回の小冊子を3名の方にプレゼントします。
プレゼント希望の方は、お名前、住所、年齢、電話番号を明記して、
メールはoshiete@fmfukuoka.jpでご応募下さい。
プレゼントの当選者の発表は、プレゼントの発送をもって 代えさせていただきます。
今週のオンエア曲
TERAS IN HEAVEN / エリック・クラプトン
パパ / プリンセス・プリンセス