本来の意味で、「オルタナティブ」なバンドだなあ、と思ってました。Homecomings。
対談でも畳野さんに言ったんですけど、本当に最初に聴いた時、日本人女性をボーカリストにしてるアメリカの郊外のインディーズバンド、それもちょっと懐かしくもいい青春の香りのする、「カレッジチャート」全盛のアメリカの雰囲気を今に更新してるバンドだ、と思ったんです。
で、資料を見たら、全然そんなことは無くて、思いっきり日本、しかも京都のバンド。
全員日本人、ボーカルとリズム隊は女性。
さらにビックリしたのは、そのアメリカン・インディーズ臭ぷんぷんの英語詞の作詞法。
まず、アメリカンインディーズ的な、映画のシーンのような風景を切り取った翻訳調の日本語の歌詞を、書く。
そして、それを英語に直して、直した英語詞で歌っている・・・
そんなバンド、他にいる??
なかなかいないでしょ?
ということで、オルタナティブ、なんですよ。
元々、オルタナティブって、それまでのロックやポップのフォーマットに当てはまらない、それまでの音楽業界のシステムにハマらない、そんな意味があったと思うんですが。
こういうオルタナのやり方もあったんだな、と。
畳野さんの話を聞く限り、そういうことをいろいろ頭で考えてひねって狙ってやってるわけじゃない。
ただただ、好きな世界を、感覚的に、計算せずにシンプルに極めたら、こういうやり方こういう音になっちゃってる。
天然オルタナティブ(?)
そんな感じでしょうか。
(対談でも影響されたミュージシャンとして出てきたビートクルセイダース(てかヒダカさん)は、もっと確信犯というか、アメリカでも通用するくらいの、日本バカにすんなよ的な感じがあったと思いますが。)
バレーボール少女だった畳野さんが、ある日突然バンドに目覚めてバレー辞めた話とか、言葉にできないグッとくるなにかを表現したい、とか、話の一つ一つにも衒いや計算が無くて。
話してて真っ直ぐさが気持ちよくって、こんな子が同級生にいたらそりゃお勧めの音楽いろいろ聴かせてあげるでしょう。
そう思いました。
ライブではさらにずしっと「男まさり(ご本人曰く)」な感じだそうです。
9/15のブードゥーラウンジでのワンマン、非常に楽しみです!!!
Podcastでは、名字コレクターの私がいきなり「畳野」という姓に食いついたくだりとか、ちょこちょこカットした部分も聴けますので、ぜひ。
#畳野は30人? #焼きそば好き #パクチー最高 #言いそうになった #DIYじゃない #椅子とか作れない #アメリカン・スリープオーバー #言葉にできない #モー娘。になりたい #平賀さち枝 #もっとおかずいれて #もっとベース動け #ザラッとした #今やりたいから #「テキーラですか?」 #ゲップ出ちゃうから
来週は・・・
KING OF STAGE、ライムスター登場!!!!!