Podcastでほぼ完全版の方を聴いていただくとわかりますが、私がほんとに久しぶりに日本のバンドにずっぽりハマったのは、14年前にサンボマスターに出会った時、でした。
当時私は「ピィース!」という深夜のTV番組に出ていて、その関係でサンボマスターの「そのぬくもりに用がある」のライブの映像を観たんだったと思います。
なんだか、普段見たらかなりさえない風に見えるであろう男三人が、恐ろしいテンションで物凄い熱量でむちゃくちゃにグルーヴィーでソウルフルな曲をぶちかましていたのです。
日本のバンドを聴いて、そんないてもたってもいられなくなるなんてことはほんとに滅多にない(なんせ沢山の音楽と出会いまくりすぎてきたので・・・)私ですが、ビリビリビリッと電気が走りました。
なので、勝手にあちこちの番組で応援しまくり、ライブに行き、番組に出てもらい、そうこうするうちに彼らもTVで使われて有名になり、CMで曲が使われたり、山口さんは対談本を出したり、錚々たるメンツとコラボしたり・・・
そして、今回のアルバム{YES」。
ここにきて、最高最新のアルバムを出してくれました!!!!!
正直、「常に新しい試みはやりつつも安定のサンボマスター」・・・な感じでゆるーく追っかけていた私ですが、今回はちょっと「こりゃなんか根本的に進化してっぞヤバいぞこりゃ」となった訳です。
今回の鼎談は他の方の時ほど時間が無かったので、お二人のルーツについて、とか、今興味を持って聴いてる音楽について、とかは掘らずに、とにかく「サンボマスターに何が起こったのか?!」というところに絞って聞きました。
やたらキヨトクさんのウマカラ商品に興味津々・・・
なんだろうな、そういう所にもずっと変わらぬサンボマスターの誠意というかアツさと言うか、本当に優しいというか、そういうものを感じて嬉しくなります。
そして、今回のアルバムの音響的に演奏的に二回り位素晴らしくなっている理由もよくわかりました。
そして彼らの音楽が、核は全く昔と変わらずぶれていないのに、なぜこんなに新しい音楽(ロックも含め、世界の現場で沸き起こるパワフルな音楽)と並べて聴いてもフレッシュなのか、その理由もわかりました。
彼らは、人間を、ロックンロールを、本気で信じている。
彼らは、ジャンル関係なく、熱心にいい音楽・パワーのある音楽をリスナーとしても求め続けている。
そして、優しくて、強い。
世界中で、たくさんの音楽の現場で鳴り響くダンスミュージックや最新型ロックンロールと共闘していくような音を創りたい、という山口さんの言葉、うれしかったな。
今も各地でパワフルに鳴っているベースミュージック・ダンスミュージック・・・
その辺の音楽の話、突っこんで話す時間が無かったので心残り。
しかもオンエア本編ではその辺の話はほぼ、カットしてしましましたので、ぜひPodcastを。
ジュークとか、フットワークとか、ポスト・ダブステップとか、ファンキとか、デジタルクンビアとか・・・改めてその辺の特番をやりたいくらいです。
やりたいなあ。
とりあえず、今回は、とにかく「YES」を初回盤で買いましょう、というところの話ですよ。
そして、6/25 小倉WOW!、10/21 ドラムロゴスに来い、っつうことですよ。
Podcastもぜひ!
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次回は、角松敏生さん登場です!
外はシティでアーバン、中はロックで反骨。その鋭い舌鋒?をお楽しみに。