その音楽を聴いた時の第一印象は、「若い子に受けそうな、ハイトーンでエモーショナルに歌う、技術もしっかりしたバンドの一つ」、くらいの感じだった気がします。
でも、シングルがリリースされ、アルバムがリリースされ、曲をを聴けば聴くほど、だんだん印象が変わっていきました。
このバンドは、スタッフも含め、いかに聴かせるか・いかに受け入れられるか・いかに売れるかを考えて計算して狙って、こうなってるんじゃないんじゃないか、と。
もちろんそういうことも考えてはいるでしょうが、核にあるのは、クリープハイプというバンドにしかできない何かを探して、そしてこれじゃないと駄目なんだというものにたどり着いて、こういう音楽になっていった、
そっちなんじゃないかと。
要するに、自分たちが音楽するという事に関して、非常に本物の情熱とか誠意とかを感じたわけです。
もっと要するに、嘘のない、ホントのバンドだなと。
一時期、「下ネタで受けてるバンド」みたいな言われ方をしていたようですが、確かに性をテーマにした曲は多いですが、その辺の捉えられ方(面白がられ方?)には私は非常に違和感を持っていたので、
今回その辺の話をガッツリ出来て良かったです。
音楽紹介業者として、普通に性や生や死や愛のことを考えたり悩んだりする普通の人間の一人として、ちゃんと聞けて良かったです。
色眼鏡を掛けずに曲を聴いたら、いいメロディの曲が多いな、という事にも気づきます。
今回その辺、尾崎さんのルーツが関連してたんだなという事もわかりましたし。
ほとんど喋らずに私と尾崎さんの会話を聞いている長谷川さんが、時々、とても独特の言い回しで、考え深い言葉を、ポンっ、と発するのも、面白くて。
なかなかない鼎談になったと思います。
クリープハイプのファンの皆さんはもちろんですが、「最近の子たちに受けてるバンドはよくわからんし」と思ってる人や、正直彼らに偏見を持ってたと言う人にも、radikoのタイムフリーでオンエアを聴いてもらいたいですし、
さらに、もっともっと入り込んだ部分など、カット部分も含めトークの完全版をPodcastでお聴きいただきたいと思います。
ただし!!
今回、Podcastは期間限定、3週間のみの公開となります。
早めに聴いて、早めに拡散を願います!!
ということでしたので、Podcastの公開は終了させて頂きました。沢山のアクセス、ありがとうございました。
#「秘宝館」 #「姫はじめ行きたい」 #「ネタ」は誠意がない #都築響一さんの展示 #多細胞生物なら #性行為の滑稽さ #ステッカーいいですね #尾崎さん冷蔵庫無し #長谷川さん冷蔵庫缶ビールだらけ #昔の彼女に会ったみたいな? #置きっぱなしにしてた #攻めるしかなかった #ばれそうなことはばらしとく #糸の付いた凧 #かぐや姫 #フォークはメロディがいい #ゴーイングステディ #MDウォークマン世代 #コピバンしたことない #「下曲」 #絶対「下曲」にしましょう #叫びのような歌でも心に響く #帝一の國 #カットしてください #出てくる穴をガムテープでふさぎたい #轍って作った人が一番偉い
次回もアツい!!
サンボマスター登場です!!