この方も、前回のスガシカオさんと同じく、長ーい付き合いです。
(ちなみに、たまたま同じ日にプロモーションで収録したのですが、収録前にお二人が控室前でご挨拶してるのを見て、そりゃあ20年くらいずっと現役だったら知り合いになるよなあなんて妙な感慨を・・・)
サニーデイサービスの、曽我部恵一さんです。
古いお付き合いですが、じっくりインタビューするのは初めて。
打ち上げ会場で、とか、イベント会場で、とか、お会いはしますが、ゆっくり深く音楽の話をしたり、ってなかったような。
普通に生番組にプロモーションで来てもらったことはありますが。
・・・ということで、たくさん話したいことがありすぎる上に、彼の、彼らの音楽が大好きであるがゆえに、こっちが熱くなりすぎて。
さらに、お分かりのように、サニーデイサービスの音楽って、どんな言葉を尽くすより、音を聴いてもらって感じてもらうしかない、分析するより解説するよりグッとくるしかない・・・(すぐれたロックンロールやポップスがそうであるように)、そんな音楽なので。
一言で言うと今回は、インタビュアーとしての椎葉ユウ、脱帽の上、こちらの思惑に乗った事をしゃべってもらう事は諦めています。
いつものように、幼少時から聴いてきた様々なルーツを掘ろうとしても、そんなに短時間で単純化できない彼のリスナーとしての凄み、面白さ。
(その辺はweb上の彼のレコメンドを探せば、非常に表現力豊かな言葉と共に上がってますし、なにより番組ではカットしてしまいましたが、シンコーミュージック刊の、木村ユタカさんのまとめたミュージシャン10人によるそれぞれ100枚のオススメアルバムを載せた本「俺たちの1000枚」の曽我部さんの所を見て頂ければ。)
真の「アーティスト」だからこそ、こちらが彼の音楽のある一面を取り上げて語ってもらおうとすると、するりと身をかわし、より深くて一面的でない言葉で表してくれる。
(ガサツなありきたりな言葉や、つるっとした決めつけのフレーズを許さないというのは、私が好きなミュージシャンに共通している特徴だったりします。)
根がパンクなだけに、反骨とユーモアを忘れない。
ルーツも大事にしてるけど、新しい音もいつも聴いていて、自分のずっと好きなミュージシャンに関しても、その時の自分の耳で感覚で捉えなおして聴くことができる。
そしてもちろん、中心にあるのは、曽我部さんならではの泣きたくなるようないいメロディと一発で掴まれる声と、そしてもちろん今を生きる音楽として絶対に他のものよりいいものを創ろうという熱情と。
そんな曽我部さんとゆっくりとりとめなくいろんな話をしていると、あっという間に42分間!!!!!(最長記録かな)
オンエアではそれを14分程度にするわけなので、あの時のゆるいようで濃くて熱いものが全く伝わってないかもと思います。
私の言葉を極力カットして、曽我部さんの口から出た栄養たっぷりな言葉のエッセンスを残そうとして編集しましたので。
絶対に絶対に今回は、Podcastで完全版を聴いていただきたいです。いや、聴かないとこの対談を聴いたことになりません、とまで言っておきましょう!!
阿久悠さんやつんくさんへの思い、100枚セレクトでチバユウスケさんと意外なアルバムがかぶってた話、EPのカップリングの「ジャズとTV」について、清志郎さんの死について、CDのようなパッケージのいい所、・・・
だいぶいい話をカットせざるを得なかったので・・・
予約して買った7インチレコードも写ってますね。岡崎京子さんの話も、Podcastではもっともっと二人で喋ってます。
絶対Podcast聴いてくださいね。長いけど、今回はあえて2本に分けたりはしませんでした。じっくりと、まったりと。
#予知能力者ですか #お酒やめた #もう一生飲まない #酒代返して #ギュウ農フェス #サチモスぽい #西城秀樹さん沢田研二さん #プリンス・マドンナ・マイケル・カルチャークラブ #チバくんP-FUNK聴いてたの #変なもの出せない #ラブリーサマーちゃん #やれそうな人にしか頼まない #ボタンじゃなくてチャック #義理ボタン #小二くらいの時の感じ方 #夏の朝のにおい #食ってかなくてもいい #お客さん商売 #お客さんって何なんだろう #死ぬと完結しちゃう #物があってこそ
次回は二度目の登場、水曜日のカンパネラ、コムアイさんです!お楽しみに!!!