清く正しい、日本のロックバンド。
そんな感じです。
高校のクラスで、そんなに人気者でも目立ってるわけでもないヤツ。
そんなヤツが、文化祭のバンドでヒーローになる。
あいつ、歌ったらめちゃくちゃカッコいいやん!
あいつ、楽器めちゃくちゃ上手いやん!
そんな些細な、身近な、サクセスストーリー。
そのストーリーを終わりたくなくて、主人公たちはオリジナル曲を作って、ライブハウスに出してもらって、スカウトされて、本気出したら凄いバンドになり始めた・・・
ドラマチックやなあ・・・
アラスカやなあ・・・????
ボーカル・ギターのヒジカタナオトさん。
もう見るからに、好青年です。
物腰も、言葉も、非常に丁寧。賢くて性格良くて、で、確かにクラスにいる普通の子、だったかも。
「え?すごく普通のいいヤツでしたよ。目立つ方じゃなかったんで、こんなことになって、びっくりしてます・・・」(高校時代の同級生談)
みたいな。
それもこれも、ザ・ピロウズのせい。
ドラマチックアラスカは、ザ・ピロウズという日本のカッコいいロックンロールの王道を歩み続けるバンドが好きで好きで、あんなふうになりたくてバンドを組んだのです。
もしもこれがピロウズじゃなくて〇〇や〇〇だったら、たぶんドラマチックアラスカはこんなにカッコよくなってないかも。
もしかしたら、バンドを続けてないかも。
どんな音楽を聴いてきて、どんな音楽に憧れて、自らの音楽を創るのか。
そこ、すごく大きいと思います。
やっぱり、それなりの音楽しか聴いてなければ、それなりの音楽しか創れないと思います。
よっぽどの超天才で、何の影響も受けずに凄いものを創る人は別として。(普通、そんな人はいないと思いますが)
そして、今やドラマチックアラスカは、ピロウズと同じくらいのロック・スピリッツを抱える、ピロウズと全く違うバンドになっております。
ますます、素晴らしいストーリーじゃないですか。
ヒジカタさん、ソースコに興味津々です。関西人は、ソースにはうるさいとの事。
とにかく今回のお話は、彼らの音楽が好きだったり、彼らの音楽に興味があったりする人以外にも、特に今、バンドをやってる人、バンドで曲を作ってる人に聴いてほしいです。
参考になるお話だらけ、のはずです!
曲作りについて、名プロデューサー/ベーシストの亀田誠治さんのこと、作詞家であり作詞のアドバイザーとして数々の若いバンドをサポートしてきた、元スーパーカーのいしわたり淳治さんの作詞法指導・・・
だいぶ、オンエアでカットしてしまった部分もありますので、ぜひ今回もポッドキャストを!!
#ふわっとバンドを始めた #コピーじゃライブハウスに出られない #文化祭ではバンプやピロウズをカバーした #無理やり歌わされて今に至る #消去法でこうなった? #声質がロック #俺、センスあるんかな・・・ #これしか知らない #「アラスカベリーズ」は全勝負曲 #一曲目が歌舞伎ネタ #歌舞伎はライブだ #「アラスカ屋!」って言ってもらわないと #アラスカ行ったことない #亀田誠治さんのポップセンス #歌詞に今しか使えない言葉は入れない #実体験を歌うのは恥ずかしい #「ずるい」はお寿司の歌????
そして、今週も、前回に続きポッドキャストのアーカイブを再アップ。今回は去年の5月分です。
5/2 ボギー&モンド親子 (いまや福岡の音楽&アート界では最も世界的に知名度のある親子、かも。独自かつ自由な似顔絵アーティストとして引っ張りだこのモンド君と、その自由なクリエイティビティを育んだボギー家のお父さんであり、モンド君以上に自由な活動で音楽シーンを盛り上げてきた男、ボギーさん。二人のほほえましい親子関係や、シンガポールでの個展の時のレアでほほえましいエピソードなど・・・)
5/9 森 雪之丞さん (番組的にも個人的にも画期的な対談でした!!ドリフから布袋さん、シブがき隊からももクロまで、一流の作詞家として常にイキでロックな作品を作り続けている雪之丞さん。プログレやグラムロック大好きなバンド少年がいかに作詞の道に入ったか、そして作詞家というよりバンドの一員のようなスタンスでいまもやってらっしゃる。面白かった?!)
5/16 在日ファンク 浜野謙太さん (俳優としてもおなじみの、そしてかつては星野源さんとSAKEROCKというバンドをやっていたハマケンさん。ちょうどJBの映画が公開される時期で、JBと映画についてもたっぷり語りました。そして、某公共放送局へのイチャモン?も、ちょっと。)
5/23 水曜日のカンパネラ コムアイさん (対談のあと、ヤフオクCMやアルバムの評判により大ブレイクしました。私は鬼ヶ島のころから面白いなあと思ってましてエッヘン←死語、どんな方だろうと興味津々、で、彼女が不思議な子でも操り人形でもない、非常にアーティスティックかつニュータイプなパフォーマーであると分かりました。赤い思想に染まってた時のキューバ行きの話も面白かったな。)