2018年12月22日「サンタクロース試験」
サンタクロースは本当にいるの?いないの?
それは幼い子どもにとって永遠の謎ですが、サンタとして公式に認定する国際サンタクロース協会なるものがあります。
この協会のサンタになるには条件があります。
まず結婚していること。子どもがいること。そして体重がサンタの衣装を着て120kg以上あること。
この条件を満たした上で、次は実技試験が待っています。
試験会場はデンマークのコペンハーゲン。
受験者はどこの国でも、自宅から試験会場までずっとサンタの衣装で移動することが義務づけられています。
そして試験はまず実技。
50mを走り、梯子で煙突を登って家の中に入り、暖炉から出たらプレゼントをテーブルに置き、用意されたクッキーとミルクを口にして、再び煙突から外に出て50m走る。
この一連の運動を2分以内でできれば合格なのです。
次の試験は協会の長老サンタによる面接。
デンマーク語か英語で自己紹介のスピーチをするのですが、受験者は自分の国の伝統や文化に合わせたサンタの衣装を自作したものを披露し、その出来映えも審査されます。
これらの試験をすべてクリアし、晴れてサンタとして公認されたのは世界中で約130人。
そのうちアジア地域にいるのはただ一人。その国は...日本です。
彼らは クリスマス・イブを家族と一緒に過ごすことのできない小児病院や福祉施設にいる子どもたちの元を訪問し、プレゼントを届けています。
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