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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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11/23「心伝える絵手紙」

きょう11月23日は、語呂合わせで「いいふみの日」。
手紙に思いをしたため、ポストに投函することが少なくなってきた近年ですが、手書きの文字は、手紙を受け取った人に、言葉以上の思いを伝える効果があるようです。

そこで、地域ボランティアの一環として、幼稚園児や小学生たちが手紙を書き、ひとり暮らしの高齢者に届ける活動が全国のあちこちで見られるようになりました。
子供たちは、日ごろ学校で勉強したことや、運動会のかけっこでがんばったことなどを綴り、「これから寒くなるけど、身体に気をつけてね」などのメッセージを添えて、一軒一軒配達します。
また直接訪問して交流を図ることで、お年寄りから昔の遊びや自分たちが生まれる前の町の様子などを学ぶこともできるのだそうです。

こうした取り組みをきっかけに、お年寄りのほうから子供たちに返事を書こうと、お年寄り仲間同士の交流の輪を広げていったケースもあります。
ある団地に住む高齢者の方は、昔、絵をたしなんでいたこともあり、近所の仲間を集めて「絵手紙教室」を開くことを思い付きました。
「ヘタでもいいから、下書きなどせずに、思い切って色をつけてください」と呼びかけると、みんな思い思いの色を重ねていきます。
初めて筆を握る人、書道の経験を生かして筆づかいを自由に楽しむ人などさまざま。
練習を重ねるごとに作品の一つひとつに味がでてきて、個性豊かな絵手紙ができあがります。
趣味としても楽しみ、子供たちに贈るという喜びがあることで、次の作品づくりに益々やる気が出てくるそうです。
おじいちゃん・おばあちゃん達にとっての生きがい。
それは、心のこもった絵手紙を受け取る子供達にとっても楽しみにな「心の交流」になっているにちがいありません・・。