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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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9/9 放送分 「ラジオ体操」

毎朝6時30分になると聞こえてくるラジオ体操の音楽。
福岡県春日市にある県立春日公園の遊具広場周辺には,およそ100人の人達が自然に集まり、ラジオ体操をしています。
年齢層は20代から70〜80歳代くらい。その中にラジオを持ってくる人がひとりいました。その方に話を聞くと、ラジオ担当3代目だそうです。

始まりは、平成6年6月6日。当時40歳代のサラリーマン,およそ10人のメンバーではじめました。そうするうちに、だんだん、公園をウォーキングしている人やジョギングしている人達も、ラジオ体操のメロディが聞こえると、自然に集まってきました。そしていまや、100人を超える人たちが、一緒にラジオ体操をしています。最初にラジオを持参したサラリーマンが転勤になった為、是非続けて行こうと、仲間が2代目、3代目と引継ぎ、今の担当は67歳の男性。3代目として6年を迎えるそうです。

暑い日も、寒い日も、雨の日も、風の日も、雪の日も、毎日ラジオを持ってきて6時30分になったら、ラジオを鳴らします。雨の日でも最低20人は集まってくるとか。その時は、遊具広場の大きな屋根の下で体操をするそうです。
今では、顔なじみから、親しさも増し、ラジオ体操がきっかけで、春日公園でお花見やお月見をする仲になった人もいるそうです。

春日公園には、朝、周辺の博多区や春日市、大野城市、筑紫野市などから沢山の人がウォーキングやジョギング、体操などをしに集まってきます。
中には、ラジオ体操が目的で来ている方、そして、体操仲間に会うために来ている方もいらっしゃるようです。
「毎日続けて病気知らず。これからもがんばりますよ!今後は春日公園ラジオ体操愛好会みたいなものを立ち上げたい」と
ラジオを持ってくる3代目さんは目を輝かせていました。