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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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6/17 放送分 「ユニークな結婚式」

6月はギリシャ神話の結婚の女神「ジュノー」の守り月。
ヨーロッパでは6月に結婚すると幸せになれると言い伝えられていて、日本でも、その影響を受け、6月は結婚式が多い月です。

結婚式や披露宴は、それぞれの地域や式場で、伝統的な儀式やユニークなアイデアの披露宴あります。
福岡県で有名なユニークな儀式は、柳川市の結婚式場:勝島(かつしま)が行っている「川上り」。観光で有名な「川下り」とは逆に、式をあげて、結婚式場まで、お堀をどんこ舟で「川上り」をするのです。「下る」より「上る」ほうが縁起もいいし、和傘に白無垢、袴姿の新郎新婦を先頭に、親戚や友人のどんこ舟が連なると、圧巻です。
観光で「川下り」をしている人達や、沿道から見ている人達も、「わぁーきれい!おめでとう!」と祝福の拍手をしてくれます。

一方、宮崎県の日南市、ホテルシーズン日南では、「しゃんしゃん馬の唄」をお祝いの唄として歌いながら新郎新婦が入場します。「しゃんしゃん馬」とは、昔、シャンシャンと鈴の音をあげる馬に花嫁を乗せて、花婿が手綱を引いて結婚の報告をしていた馬のことです。4、5年前は、実際に馬に乗って会場に登場したケースもありますが、最近は馬に代わって人力車で花嫁が登場。その花嫁の手を花婿がそっととるスタイルになってきたそうです。

最近は籍を入れるだけや、写真を撮って記念にするだけのカップル、親戚だけの食事会など、様々な「結婚の節目」の迎え方があります。
これからさらに、「伝統を大切にしながら新しいことを取り入れるユニークな結婚式や披露宴」、また、結婚というスタイルも斬新な考え方が出てくるでしょうね。どうぞ、皆さん、お幸せに!