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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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4/22 放送分 「地球の日」

1970年、環境問題に関心を持ち、環境保護に取り組んでいた、アメリカ・スタンフォード大学の学生デニス・ヘイズが、地球全体の環境を守るように全米の大学に呼びかけコーディネイトしました。
この呼びかけに2000万人のアメリカ人が賛同。全米各地で環境に関する様々なイベントが行われました。
例えば、ニューヨーク市では、市長が5番街からすべての車を閉め出し、サンフランシスコでは、10万人の人々がエコロジーフェアーに繰り出しました。そして、自動車労連は、スモッグがでない車を呼び物にパレードをし、アメリカ3大テレビネットワークは、全米各地の環境イベントを実況中継しました。それが4 月22日だったのです。
これらの行動は、アメリカ政府や自治体に大きな影響を与え、環境保護庁が設置され、大気浄化法、水質浄化法などの環境法も整備されました。
これをきっかけに、毎年4月22日をアースディとして環境問題への関心を示し行動を起こす日となり全米に広がりました。

このアースディはそれから全世界へと広がり、日本は1990年から環境問題の展示会やディスカッション、植樹などが催されるようになりました。
その後毎年様々なイベントが行われています。日本に歩行者天国ができたのも、このアースディがきっかけです。

だれもが自由に、その人の方法で、地球環境を守る意思を示し行動する・・。
それがアースディ=地球の日です。

私たちが住む家=地球市民として、地球にやさしい小さなことからでも始めてみませんか?