3/11放送分 「30人31脚物語」
昨年テレビ朝日主催で行われた「小学校クラス対抗30人32脚」。
横一列に並んだ30人以上のチームが二人三脚の要領で50メートル走のタイムを競うというものです。ゴールは最後の選手が50メートルを完全に通過した時点。転んでもそこから再スタート。選手たちは隣の選手と足をひもで結び、肩を組み、心をひとつにして50メートル走に挑みます。
全国的にもレベルの高い福岡佐賀地区予選を突破し、夏に全国大会の会場:横浜アリーナへ向かったのは柳川市立昭代第二小学校の6年生たち。前年、同じメンバーで出場したものの、地区予選で転倒し。タイムオーバーで惜しくも失格を味わっただけに、今回地区代表となったことを喜ぶ反面、接戦で惜しくも負けたライバルたちの為にも負けられないと、目標は、優勝ただひとつ。
予選のブロック別では2位で通過。準々決勝、準決勝、そして決勝とコマを進めますが、体力精神力も限界・・・・・。全員で揃えた黒のTシャツには「一心同体」という文字・・・。今まで辛い練習も乗り越え頑張ってきた自分たち、支えてくれた人たちの為にも負けられない・・・・・!!
30人の生徒たちは、呼吸を整え、心と体をひとつに全力疾走!!
そして、念願の全国1位を獲得しました。優勝した瞬間はたくさんの涙が流れてきました。その裏には、嬉し涙、達成感の涙、感謝の涙・・・・。前年の地区予選失格の悔し涙があっただけに全国優勝の涙はまた格別の想いがあったのでしょう。
優勝の背景には、チームを引っぱる田中博文先生が5年間かけてきた研究もありますが、あくまで「主役は子供たちの努力」と言いきる田中先生。
もうすぐ卒業式を迎える子供たち。その小さな胸には「自信」と「絆」という大きな宝が今後の人生の生きる力になるでしょう・・。
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