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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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1/28放送分 「北原白秋の子守唄」

「からたちの花」「赤い鳥」「この道」「待ちぼうけ」「雨降り」・・・・これらの童謡を作詞したのは、北原白秋。1885年:明治18年、1月25日に熊本県玉名郡南関町で生まれ、その後は福岡県柳川市で育ちました。彼が育った柳川市沖端の白秋生家では、白秋生誕祭が行われました。今年で54回目。生きていれば122歳。彼が作った代表的な曲も歌われました。童謡作家であり、詩人、歌人として有名な白秋。
生まれて初めて母親の声で耳にした子守唄・・・。それは。彼がつくった子守唄という方も多いのではないでしょうか・・・・?

子守唄は世界各国様々な曲がありますが、日本の代表的な曲は、時には悲しい内容だったりします。江戸時代頃、少し大きくなった子供は子守奉公に出されていました。他人の子守をしながら、自分の親へ会いたい思いが託されていたからです。
でも北原白秋の「ゆりかごのうた」は作曲家:草川信のメロディーにと共に実に美しい子守唄です

ゆりかごのうたを カナリアが歌うよ  ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

ゆりかごのうえに びわの実がゆれるよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

ゆりかごのつなを木ねずみがゆするよ  ねんねこ ねんねこ ねんねこよ

ゆりかごの夢に黄色い月がかかるよ   ねんねこ ねんねこ ねんねこよ 

この曲を耳にすると、小さい頃受けた愛情が蘇ってくる・・・・・。また
歌うお母さん自身も、この曲を歌うことで心が癒されるといわれています。
これからも、愛する子供に心をこめてやさしく歌い継がれて欲しい名曲です。