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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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12/3放送分 「ディズニーの心」

街中クリスマスのイルミネーションで彩られるこの季節。いつかは東京ディズニーリゾートで過ごしてみたいと思ったことありませんか?
1983年に開園した東京ディズニーランドと、隣接して5年前に開園した東京ディズニーシーの来園者は、先月11月1日、合わせて4億人を越えました。国境や年齢を超えて沢山の人に夢と感動を与えてくれる場所です。
世界一素晴らしい場所にするためには「人」が必要と言葉にしたのは、創始者であるウォルト・ディズニー。

1901年12月5日、アメリカ・シカゴ生まれのディズニーが最初にディズニーランドを開園したのは、1955年、アメリカ・カリフォルニア州アナハイムでした。彼が望んだ夢の国「ディズニーランド」開園前に、ディズニーはこんなことを言っていたそうです。
「幸福感を感じる時はどんな時ですか?おいしい料理を食べた時?自分の目標を達成した時?友情を感じた時?幸福感という心の動きはとても大切なことです。いつでも掃除が行き届いていて、おいしいものが食べられる。そんな夢の世界を作りたい」と。そして「夢を現実にするのは人である。必要なのは熱意であり、一生懸命で意欲的に様々なことを学ぼうとする人だ。間違いを起こしてもそれを糧にディズニーランドらしいやり方を考えていきたい。」

彼の夢の国で働く人たちも彼の精神を受け継いで「どんな仕事をしている人も、来園するすべての人に幸福感を提供することが、私たちのゴールです。」と言っています。ディズニーの施設内では、掃除ひとつにしても、まるで、ひとつのショーのように優雅に行われています。

場所や施設もさることながら、そこで働く人の、親しみやすい対応や来園者の立場に立った行動、その「おもてなしの心」が人気の秘訣なのでしょうね。