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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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11/19放送分 「いい夫婦の日 PART 2」

11月22日、今度の水曜日は、語呂合わせで「いい夫婦の日」です。
団塊世代の定年退職後の離婚増加が予想される昨今ですが、こんな素敵な夫婦がいらっしゃいます。

福岡市在住のギタリスト:宮崎たかしさん、奥様の庸子(ようこ)さん。
今年で、結婚35年目を迎えられますが、結婚25年目の銀婚式の時、たかしさんは、ギタリストとしての自分を静かに支えてくれた奥様に自作の曲をプレゼントされました。
タイトルは、「HAPPY ANIVERSARY」。
出会った時のことから、今までの想い、感謝の気持ちを曲に込めて、カセットテープに録音して奥様に聞かせたそうです。
その歌詞には、奥様の庸子さんは何が好きなのかを今でも知っていること。若い時は、自分の愛情を押し付けてしまっていたこと。事情を考えないで傷つくことを言ってしまったこと。年を重ねてくると、ゆっくり、しっとりした関係に愛情の形は変ってきたこと。結婚した時と同じ気持ちを改めてもう一度約束することなどが込められています。
中でも一番伝えたかったのは、「あたたかさ、そして何より、やすらぎをありがとう」ということ。
奥様は、その曲を聴きながら、静かにうれし涙を流したそうです。
宮崎さんに、いい夫婦関係の秘訣を伺うと、こうおっしゃいました。
お互いが自立して、依存はせず、尊敬し合うこと。
そして「大事なのは、心だけど、心を言葉に表現すること」
ご夫妻は、お互いに、「言葉遣い」に気をつけていらっしゃるそうです。
何かを頼む時は、「悪いけど、お願いね」とか、誕生日には、「おはよう」の前に「おめでとう」を言う。批難したりせず、ちょっとしたことでも褒める。「ありがとう」をたくさん言う。そして何よりも声にやさしさをのせる・・・。
言葉の魂、言霊の大切さがいい関係を結ぶようです。