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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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11/20放送分 「いい夫婦の日」

あさって、11月22日は、語呂合わせで「いい夫婦の日」です。
あるアンケートで「いい夫婦」とは、お互いが相手を思いやっているが41%、次いで信頼しあっている、価値観が同じという結果が出ています。

ギネスで認定されている世界一の高齢夫婦は、アメリカの二人合わせて205歳の夫婦ですが、非公式ながら熊本市に二人合わせて207歳のご夫婦がいらっしゃいます。仙場仁三郎さん107歳、八重さん100歳のご夫妻です。仁三郎さんは、若い頃はプロの音楽家で、ピアノ、三味線、クラリネットなどあらゆる楽器を演奏していたそうです。そんな仁三郎さんを八重さんは陰で支えてきました。今は、熊本市の老人福祉施設にいる八重さんを、自宅に住む仁三郎さんが支えています。仁三郎さんも週3回この施設に通っていますが、いつも心待ちにしている八重さんに会って、そしてピアノで「君恋し」などを演奏されるそうです。

実話を元に製作され、今年公開された映画「シンデレラマン」。アメリカが希望を失った時代に、どん底の生活から一夜で栄光をつかんだ伝説のボクサーの話です。勝利や名誉の為ではなく、ただ愛する3人の子供と妻を守るために命をかけて戦った夫。夫は妻に「君の支えなしには勝てない・・」そんな夫に妻は「あなたのことを心から誇らしいと思うわ・・・。」と言葉にしています。

最近は、定年退職後に家にいるご主人が疎ましいという「主人在宅ストレス症候群」という言葉が生まれ、奥さんの尻にひかれている旦那さんのブログ「鬼嫁日記」がうけているとか。何となく夫婦が違う方向を向きかけているような世の中。仙場ご夫妻や、「シンデレラマン」の夫婦愛のように、相手を思いやり、信頼しあい、尊敬しあう夫婦を目指せたらいいですね。