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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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5/22放送分 「現役 100歳」

数えで100歳、今も元気で活躍されている方がいらっしゃいます。
しょう地三郎(しょうちさぶろう)さん。
福岡市にある「しいのみ学園」の園長、韓国・大邸(てぐう)大学教授・大学院長、中国長春(ちょうしゅん)大学の名誉教授、三才児教育学会の会長、手作りおもちゃ親子愛情学の校長として、毎日大忙しです。
100歳になる今年、「百歳記念 日本縦断?世界横断講演」をご自分で計画されました。
すでに、3月には、北京。そして、先月末(4月)に、アメリカへ出発。アメリカでは5つの大学で講演され、イギリス、フランス、ドイツ、ギリシャ、バンコクを廻って、来月(6月)はじめに、一旦帰国。その後も世界各国を廻られるそうです。
しかも、講演は、英語、ドイツ語、中国語、韓国語、ロシア語などを使い、なるべく通訳なしで、直接語りかけます。ロシア語の勉強をされたのは、60歳の時。中国語の勉強は、96歳の時で、わずか8ヶ月間で、中国語で講演できるまでになったそうです。「今からでも遅くない・・。」という言葉を胸に15歳の意欲で勉強されたとのこと。講演は、1時間半から2時間、椅子に腰掛けず、立ったまま。障害児教育、学校教育、老人問題・・・。時には、長生きの秘訣について話されます。そのひとつひとつの講演には、ある願いが込められています。「教育に国境はない・・。世界中の子どもたちに温もりのある心の教育を・・・・。」
自分を必要とする国があれば、命が続く限り出かけて行かれるそうです。
100年生きてこられた中で、身をもって感じていらっしゃるのは、こんなことだそうです。「人生はやはり幸福になることが目的。長生きするだけでは能がない。人のお役に立ちながら、身体を動かすところに生きる喜びがあるのです。」
しょう地三郎(しょうちさぶろう)さん。
今日も、世界のどこかの国で、世界の誰かの生きる力になっていることでしょう・・・。