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提供:創価学会
FM福岡(土)14:55-15:00
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4/17放送分 アイ・ラブ・ピース

忍足亜希子(おしだりあきこ)さん。1999年、日本で初めてろう者で映画の主役を演じた女優です。そのしなやかで、優雅で、品のいい手話は定評です。
「アイ・ラブ・ユー」・・・・。その第1作に続いて、「アイ・ラブ・フレンズ」、そして、この度、シリーズ3作目となる「アイ・ラブ・ピース」が完成しました。命と平和をテーマに、地雷による義足のアフガニスタンの少女と、ろう者の義肢装具士とのふれあいを描いた作品です。
アフガニスタンは、途絶えることのない戦禍にみまわれ、今でも国内に1000万個の地雷が埋まっているそうです。映画「アイ・ラブ・ピース」は、アフガニスタンで最も関心の高い、日本の義足製作支援活動を題材にした初めての作品です。また、今までは、ボランティアをされる側と捉えられがちだった障害者の社会貢献、さらには国際貢献をテーマにした作品です。
アフガニスタンの義足の少女役は、現地のオーディションで選ばれ、実際に、地雷によって右足を失ったアフィファちゃん。義足装具士を、ろう者の女優・忍足亜希子さんが演じます。
アフィファちゃんはこのように言っています。「私の国は、私が生まれる前からずっと戦争をしていました。だから、平和がどういうものなのかわかりません。ただ、地雷の恐怖から開放され、どこでも自由に歩けることができるなら、私は、平和を愛します」
忍足亜希子さんのメッセージ・・・。「映画を見て、人に対する思いやり、愛の深さ、そして、平和というものの大切さを感じていただければと思います」