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2014年11月28日 (金)

メシュラングルメ研究所 11月28日

様々な食材に関して、研究、新たなメニュー開発を

していこうじゃないかというコーナーです。

現在は、キャビア、チョウザメについて、研究しています。

キャビアと言えば、宮崎が、早くから取り組み、養殖がとても盛んです。

 

今週は、宮崎キャビア事業協同組合理事長、浜中さんの養魚場にお邪魔して、

チョウザメをどう育てているのかお伺いした模様をお届けします。

 

大きなプールが9つほどあります。

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6000匹ほどが、泳いでいますが、それぞれ、生まれた年毎に分けています。

3年ほどで性別が分かると、オスメスに分けられ、

オスはオスだけのプールへ移され、食肉として販売されます。

ちなみに、全体の餌代は、1ヶ月で40万円にもなるそうです。

ですから、キャビアが取れるまでに、1億円くらいかかります。

 

チョウザメを育てる難しさ

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生命力が強いため、1ヶ月餌がなくても大丈夫です。

水が濁っても大丈夫です。

しかし、水の流れが止まって、酸素欠乏になると、途端に弱くなります。

水温が10度以下になると、餌をあまり食べなくなるそうです。

また、稚魚の間は、鳥に狙われることがありますが、

成長すると、人間でも簡単には運べない大きさになるので、大丈夫です。

 

10年育てて35kgになったメスのチョウザメがいました。

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もうすぐキャビアを取る為に、100匹ほどが出荷されます。

キャビアのシーズンは、秋から春にかけてになります。

去年、初出荷され、今年が2年目になります。

 

キャビアの出荷

まず、4人がかりで担架に載せて、陸にあげます。

そこで、頭を叩いて気絶させ、水温を5度に保つために氷を入れた、

出荷用容器の中で30分ほど血抜きをします。

その後、20分おきにお腹をさすりながら、車で小林市まで運ぶのだそうです。

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ちなみに、浜中さんは、まだ、自分で育てたキャビアを食べていないとのこと。

まずは、お客様が第一ということです。

 

いかがでしょうか?

来週は、いよいよキャビアの話です。

 

ところで、今年の宮崎キャビア1983の販売が開始されています。

全5種類で、

ホームページ内ショッピングサイト http://www.caviar.or.jp/

抽選販売となる、宮崎ブーゲンビリア空港、

12月3日からは、福岡岩田屋本店でスタート!

機会があれば、是非、味わって頂きたいです。

 

以上、メシュラングルメ研究所でした