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「マンサク」の花が咲き始めました
あつまれ!!アイランドシティ中央公園
今、アイランドシティ中央公園では、
「マンサク」が黄色の可愛い花をつけて、ほのかな香りを放っています。
そんな「マンサク」の豆知識を紹介しましょう。
まるで男性の名前のような「マンサク」の花は、里山に早春を告げる花で、
華やかではないけれど、長い冬に耐え、春の訪れが近いことを静かに知らせてくれる花なんです。
昔の人は、「マンサクの花が上向きに咲いた年は豊作」
「マンサクが咲かない年や、少ない時は凶作」などと、
その年の米や野菜の収穫量を占っていました。
「マンサク」という植物名の由来は、
「マンサク」は「豊作」と同様、穀物が豊かに実ることをいって、
この木が枝いっぱいに花を咲かせるので、
「マンサク」と呼ばれるようになったとされています。
黒川)一方で、山林や庭で、早春に“先ず咲く”ということから、
訛って「マンサク」になったという説もあるそうです。
ちなみに「マンサク」は、花の季節を知らずに咲くことから、
「トキシラズ」といった別名もあります。
そんな「マンサク」は樹高3m~10mの木で、
日本では本州、四国、九州の山地によく見られますが、
一方で庭木として植えられたり、鉢植えとして販売されたりしています。
昔から民間療法にも利用されていて、
葉を煎じてお腹の調子を整えたり、消炎に使ったりされていた他、
湿疹や皮膚炎、止血などにも利用されていたそうです。
その他にも「マンサク」の枝は極めて強靭で腐りにくいことから、
イカダを編んだり、山で薪を縛ったり...
また、樹皮も丈夫な繊維なので、縄として利用されてきたそうです。
まさに万能な「マンサク」ですが
花言葉は「幸福の再来」だということです。
「マンサク」の花は
アイランドシティ中央公園『グリナリー花壇』近くの
生け垣で見ることができますよ。
ぜひ楽しんでくださいね。