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タンポポが咲き始めました!
あつまれ!!アイランドシティ中央公園
アイランドシティ中央公園では今、「タンポポ」の花が咲き始めました。
「タンポポ」は、茎の先に咲く、黄色くて丸い花を思い浮かべますよね。
実はコレ!花の集合体で、1枚1枚の花弁のように見える小さな花が集まった『花の塊』なんだそうです。
小さな花が集まって、1つの大きな花のように見せることで、より昆虫の目を引くようにしています。
ちなみに、春は「タンポポ」や「ミモザ」のように、黄色い花から咲き始めますが、
コレも黄色は、蜂などの昆虫の目を引きやすいからだと言われています。
昆虫は花の蜜をもらい、花は昆虫に受粉の手助けしてもらうというウィンウィンな関係ですね。
そんな「タンポポ」ですが、実は食べることができるのをご存じでしょうか?
今日は「タンポポ」の栄養価や食べ方を紹介します。
タンポポは、「ビタミンA」「ビタミンB2」「カルシウム」「カリウム」「鉄分」を豊富に含む植物で、
毒のようなものはなく、普通に食べることができます。
驚くべきはその栄養素の高さで、ブロッコリーとの比較では、
「ビタミンA」は1.5倍、「カルシウム」は4倍、「ビタミンK」は7.5倍もあります。
さらに「ほうれん草」と比較しても、「鉄分」が2倍、「ビタミンB2」が3倍という驚きのハイスペックなんです。
実は欧米では普通に香味野菜として扱われていて、サラダにして生で食べられています。
そして、日本でも江戸時代には、普通に野菜として食べられていたという歴史があるそうです。
そんな栄養満点な「タンポポ」の食べ方を紹介します。
◆タンポポサラダ
まずはタンポポの味をそのまま堪能してみましょう。
そのままでは食べにくい場合は、他の葉物野菜や、ナッツ類などと合わせたサラダにするのがオススメです。
塩胡椒に、軽くオリーブオイルをかけてシンプルに味わってみてください。
◆タンポポのお浸し
生の「タンポポ」は少し苦味があるので、
苦手な人はサッと下茹でしてから食べると苦味はかなり軽減されます。
茹でた後に水に浸しておくとアク抜きをすることができます。
それをゴマなどと一緒に和えると苦味がなく、美味しく頂けるそうです。
◆タンポポの天ぷら
タンポポ料理の定番といえば、天ぷらです。
葉に薄く衣を付けて揚げると、アクが抜けて美味しく頂けます。
衣を付け過ぎると食感が損なわれるので、片側につける程度でOKです。
独特の苦味がありますが、これこそが春の味覚といった感じで、
好きな人にはたまらない味だと言われています。
ただし!
自然に生えている「タンポポ」を勝手に取ってしまうのはいけません。
この時期はスーパーなどで食用の「タンポポ」が売られていますので、
ぜひ、そちらで試してみてください。