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ミモザの木に蕾が付き始めましたよ!

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

アイランドシティ中央公園の「ミモザ」の木に蕾が付き始めました。

公園から国際交流庭園に向かう歩道橋の入口付近に「ミモザ」の木があるんですが...
この木に黄色くて丸い蕾がたくさん付いていて、3月から4月頃には開花する予定。

本来、「ミモザ」は触るとお辞儀をするように動く「オジギソウ」の別名です。

しかし、現在「ミモザ」といえば、「フサアカシア」や「ギンヨウアカシア」など、
黄色い房状の花を咲かせるマメ科アカシア属の俗称となっています。

そして、「アイランドシティ中央公園」の「ミモザ」も、この「ギンヨウアカシア」なんです。

これは、イギリスで南フランスから輸入された「フサアカシア」を「ミモザ」と呼んだことから誤って広がり、
黄色い房状の花が咲くアカシアの仲間の呼び名として定着したからだと言われています。

「ミモザ」は「シルバーリーフ」と呼ばれる、銀色がかったグリーンの葉が特徴的な木で、
その葉と、春先に咲く明るい黄色の花のコントラストが美しく、庭木としても人気があります。
ただし、地植えで育てると10mを超すこともあるそうなので、植える場所には気を付けた方が良さそうです。

そして、「ミモザ」の花はドライにしても黄色が残るため、ドライフラワー、リースなどにするのも人気です。
黄色が可愛らしい「ミモザ」を飾ると、部屋が春らしい雰囲気になります。

そんな「ミモザ」ですが、もうすぐやって来る3月8日は「ミモザの日」とされています。

これはイタリアでは3月8日に日頃の感謝を込めて、男性から女性へ「ミモザ」の花を贈る習慣があることから、
同じ日の「国際女性デー」のシンボルフラワーに「ミモザ」が選ばれたことから制定されました。

「国際女性デー」は、女性の社会参加や地位向上などを訴えるのを目的に国連が定めた日。
そのようなことから「ミモザ」の花の色である黄色は、「国際女性デー」のシンボルカラーにもなっています。

ちなみに折々に花を贈る習慣があるイタリアでは、この時期になると街中の花屋に「ミモザ」が溢れ、
夫から妻へ、息子から母へ、同僚など身近な女性へ、さらには女性同士でも「ミモザ」を贈り合うそうです。

もらった「ミモザ」は、胸元や髪につけたり、壁につるしたりして大切に飾り、特別な花として扱われています。
最近では日本でも、この時期になると「ミモザ」の花が注目されるようになりましたよね。

「ミモザ」にはたくさんの花言葉がありますが、最も有名なのは「感謝」です。
これは、先ほど紹介したイタリアの風習に由来しています。

これから気温も温かくなって「ミモザ」の蕾が開いた頃には、
ぜひ、大切な人とアイランドシティ中央公園に出かけてみませんか?