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ヤブツバキも見頃です!

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

アイランドシティ中央公園では今、「ヤブツバキ」が見頃を迎えています。
特に時計台近くの「ヤブツバキ」は、今が盛りと赤い花を咲かせています。

「ヤブツバキ」は「カメリア・ヤポニカ」という学名が付けられているほど、日本と縁の深い花です。
北は青森県から南は沖縄の西表島(いりおもてじま)まで、日本各地に自生しています。

他には韓国の一部にしか見られない日本の固有種で、開花時期は、1月から5月頃。
花の色は基本的に赤で、開花した状態の大きさは5cmから8cmくらいです。

花びらが一枚一枚落ちるのではなく、1花ごとに落花するので、江戸時代には、
「武士の首がぽとりと落ちるようで縁起が悪い」と、嫌われていたという説を聞いたことがあると思いますが...
実はコレ、明治時代に作られて広まったモノだそう。

幕末から明治初めに薩摩や長州の出身者から “やられっぱなし” だった江戸っ子たちが、
ツバキ好きの薩長出身の政府高官たちが、大手を振って歩くのに対する鬱憤晴らしとして
言い出したのが始まりで、コレがあたかも本当の話として全国に広まった...と言われています。

そんな「ヤブツバキ」の歴史はとても古く、東京の大島にある「椿資料館」には、
ナント!1万年も前の葉っぱの化石が残されているそうです。

「ヤブツバキ」は古くから日本人の生活に密着していて、色んなモノに利用されています。
まず花は、観賞用以外に食用としても利用されています。
花びらを天ぷら、あるいは塩漬けにして食べることが出来ますが、
塩漬けの場合は、料理の飾りとして利用される場合が多く、単品として食されることは少ないようです。
また、その花びらにはオレイン酸、リノレン酸などの有効成分が含まれています。
葉っぱは和菓子の飾りとして利用されたり、若葉のうちは天ぷらにして食べたりすることができます。
実からは、油を採ることが出来ます。
この「椿油」は天ぷら油や石鹸の原料、機械油に整髪料などなど...幅広く利用されています。
そして、堅い幹も農具の柄や木工具、櫛など多方面で利用されていて、
炭にしても長~く火が燃え続けることから重宝されています。

このように、古くから日本人ととっても関わりの深い「ヤブツバキ」。
そんな歴史に思いを馳せながら、ぜひ「アイランドシティ中央公園」で鑑賞してみませんか?