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「モズ」を見つけて観察しよう!

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

アイランドシティ中央公園では今、冬鳥の「モズ」の姿を頻繁に見ることができるそうです。


       
「モズ」は「スズメ」より、ほんの少し大きいくらいの鳥です。
「かいけつゾロリ」のような、目の周りの黒い模様が特徴的なんです。

年間を通して同じ場所に生息して、季節による移動をしない「留鳥(とどめどり)」ですが、
冬から巣づくりを終える4月くらいまでしか、平地では見ることができないそうです。

そんな「モズ」は肉食性で、昆虫だけでなくネズミや小鳥を食べることもあって、
「小さな猛禽類」とも呼ばれています。
小さな体なのに、くちばしは「タカ」のようなカギ型をしているそうです。

さらに「モズの早贄(はやにえ)」といって、捕えた獲物を木の枝などに刺す、
変わった習性がよく知られています。

そのような習性から、イギリスでは「モズ」を「屠殺人(とさつじん)の鳥」、
ドイツでは「絞め殺す天使」といった怖~い名前で呼ばれているそうです。

そんな「モズ」は、他の鳥の鳴き真似が上手く、
バリエーション豊かな鳴き声は、漢字で「百」の「舌」と書いて「モズ」と読む、その名に恥じません。

また、日本では冬によく見られる渡り鳥「ジョウビタキ」と、たまに縄張り争いをする姿も見られるそうです。

「ハクセキレイ」のように、他の鳥と比べて警戒心が強い方ではなく、結構近くで観察することが
できるそうですから、ぜひ、「アイランドシティ中央公園」で、その姿を観察してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、「アイランドシティ中央公園」の公式インスタグラムでは、
そんな「モズ」の動画もアップしていますので、そちらもぜひ、チェックしてくださいね。
https://www.instagram.com/ic_central_park/?hl=ja