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みなさんからの質問に答えていただきました!

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

お届けしている GOW!!内コーナー「あつまれアイランドシティ中央公園」では、
リスナーの皆さんに、花や樹木といった植物や、昆虫に関する質問を募集しています。

みなさんからいただいた質問に
「アイランドシティ中央公園」の専門スタッフが、応えてくれましたので紹介します。


【質問】 福岡市 R.N. こーちゃんのパパさん
こんにちは。我が家では先月、初めての男の子が生まれました。
そこで、「もみの木」の苗木を買って、
毎年クリスマスにはクリスマスツリーにして、オーナメントや電飾を飾りたいな~と思っています。
クリスマスツリーにするには鉢植えの方が良いと思うのですが、これまでまったく植物を育てたことが
ないので、何から手を付けてよいのか分かりません。
「もみの木」を買う際のアドバイスや育て方などを教えてください。
子どもと一緒に「もみの木」の成長していく姿を見られたらイイな~と思っています。

  
【質問への回答】
こーちゃんのパパさん、お子様のご誕生、おめでとうございます。
「もみの木」を育て、一緒に大きくなるのを見るのはとても楽しみですね。

「もみの木」はマツ科モミ属で、実は日本原産の常緑針葉樹で45mにも成長していきます。
クリスマスのイメージの「もみの木」は、「ヨーロッパモミ」、「ドイツトウヒ」と呼ばれるモノが有名です。

「もみの木」の育て方ですが、まず、根がしっかりとしているもの、葉色が良いものを選びます。
グラつかない、幹の根元がしっかりとしているものを選びましょう。

植える時期は春の3月~4月、または秋の9月~10月がオススメです。
乾燥が苦手なので湿り気を保てる土を使います。ホームセンターで売られている土で大丈夫です。

苗がすっぽりと収まる植木鉢に、土を入れ込み、しっかりと土を押し入れるよう植えていきます。
棒などでつついてしっかりと入れ込むのがポイントです!

「もみの木」がグラつかなくなったら、OK!しっかりと水をあげます。
成長にもよりますが、2年から3年で根周りを防ぐため、鉢の植え替えをしていきましょう。

地植えの場合は、日当たり良好、風通しの良いところに植えます。
根鉢より一回り大きな穴を掘り、植えていきましょう。

鉢植えも、地植えも、植えた直後はびっくりするくらい沢山の水をあげます。
しっかりとあげたら、1週間ほどは毎日お水をあげましょう。

その後は、土が乾いたらあげるようにしてください。

剪定は10月から3月に行います。伸びすぎた枝など、細くて弱い枝を選んで根元から切ります。
風通しを良くするイメージで切ると良いですよ。

「もみの木」を育てるのには、鉢植えが育てやすいかと思います。
大きさのコントロールがしやすいですし、まとまった樹形にしやすいです。
地植えですとあっという間に手に負えない高さになってしまう可能性がありますのでご注意してください。

また、大きくなりがちな「もみの木」ですが、近年は香りのよい「コニファー」をツリーにして
楽しむ方も増えています。こちらもツリー型の樹形にしやすく育てやすいのでお勧めです。

すくすくと成長し、上手に育てて何年も何十年もご家族で
ツリーを飾る楽しみが続きますように願っています!


この「あつまれ!アイランドシティ中央公園」では、リスナーの皆さんからの質問を募集しています。

花や樹木といった植物や、昆虫に関する質問を番組まで送ってください。
アイランドシティ中央公園」の専門スタッフが、皆さんの質問に応えてくれますよ。

宛先  gow@fmfukuoka.jp

メッセージが採用された方には、「スプラウト(ブロッコリー)」の種をプレゼントします。