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アイランドシティ中央公園の熱帯魚たち

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

アイランドシティ中央公園内にある体験学習施設「ぐりんぐりん」の南ブロックでは、
4つの水槽で熱帯魚たちの飼育を行っています。

①日本川魚の水槽

②グッピーの水槽

③レインボーフィッシュの水槽

④珍しい淡水魚の水槽
          
①の水槽には、日本川魚の「メダカ」、「アブラボテ」、「二ホンバラタナゴ」「イトモロコ」が、
常温で飼育されています。「メダカ」はご存じだと思いますが、中でも面白いのが「アブラボテ」。
魚類や両生類、爬虫類などが、繁殖期に全身やお腹の色が変化することを
「婚姻色(こんいんしょく)」と言いますが、この「アブラボテ」もその特徴を持っています。
黒から褐色を帯びた銀白色に変化する。
その色が、重油を連想させることから「アブラボテ」の名前が付けられたとも言われています。

続いて②の水槽には、様々な色の「グッピー」が飼育されています。
公園には、もともと6種類の「グッピー」がいましたが、交配を重ね、現在は様々な品種がいます。
「グッピー」は「メダカ」の仲間と紹介されることが多いのですが、実は違う魚なんです。
「メダカ」は卵を産みますが、「グッピー」は子どもの姿のまま産むという違いがあります。
ちなみに、「グッピー」の水槽の中には、「クリプトコリネ」と「マツモ(浮き草)」という植物が生息しています。

③の水槽には、「ハーフオレンジレインボー」と、「コムスケールレインボー」という
2種類の「レインボーフィッシュ」と、「エンジェルフィッシュ」が飼育されています。
「レインボーフィッシュ」の起源は、海水しかなかったおよそ2億年も前にあるとされています。
長い年月を経て次第に淡水に適応して、淡水魚に変化したと考えられているそうです。

最後は、④の水槽です。ここには、「ラピドクロミスカエルレウス」と
アフリカのマラウイ湖に生息する魚「ゴールデンゼブラ」が飼育されています。
「ラピドクロミスカエルレウス」は淡水魚としては珍しく、
海水魚のような発色(鮮やかな黄色)をもつ淡水魚。
体長は10センチ程まで成長して、飼育自体は容易なため黄色の熱帯魚が欲しいという人にオススメです。

こちらの熱帯魚たちは、
アイランドシティ中央公園の体験学習施設「ぐりんぐりん」の南ブロックで観察できます。

時間は朝9時から夜6時まで。
「ぐりんぐりん」の入園料は、高校生以上の大人は100円/小学生以上の子どもは50円となっています。

「水槽を叩かない」「水槽の中に手を入れない」といったマナーを守って、
ぜひ、それぞれの魚の動きや美しさを、じっくりと観察してくださいね。
https://ic-centralpark.jp/grin-grin