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みなさんからの質問に答えていただきました!

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

お届けしている GOW!!内コーナー「あつまれアイランドシティ中央公園」では、
リスナーの皆さんに、花や樹木といった植物や、昆虫に関する質問を募集しています。

みなさんからいただいた質問に
「アイランドシティ中央公園」の専門スタッフが、応えてくれましたので紹介します。

【質問】 RN. せりりんこママさん
うちの裏山を占領している植物が何なのか教えて下さい。
数年前から、段々と増殖し、現在は、うちの勝手口までつるが届きつつある、朝顔に似た植物です。
花・葉は、朝顔にそっくり。ただ、日中・夕方も枯れること無く、咲き続けています。
朝顔は、夏が終わったら枯れ、種をつけますが、1年中枯れません。冬も青々を茂っています。
届く範囲で、刈ってはいますが、しょっちゅう刈る作業が面倒で...。
なんの植物かわかれば、少しは対策を見出すことが出来るかも...と思っております。
なにとぞ、よろしくおねがいしますm(__)m


【質問への回答】
写真を拝見した所、「アイランドシティ中央公園」のインスタグラム公式アカウントの
10月19日の投稿にも載せた「リュウキュウアサガオ」ではないかと思います。

「リュウキュウアサガオ」は、「ノアサガオ」や「オーシャンブルー」とも呼ばれ、
10月から長ければ12月まで花の見頃が続きます。
多年草で成長が早く、驚異的な繁殖力があり、強健で10数メートルものツルを伸ばしますので、
緑のカーテンに向いているのですが、その反面、「迷惑な植物」のレッテルを張られることもあります。
せりりんこママさんの裏山のように広範囲で伸びてしまうと、頭を抱えてしまいますよね。

伸びた根ツル(ランナー)が土に根を張ると、また勢いを増して成長しますので、
せりりんこママさんがどのように「リュウキュウアサガオ」と付き合っていきたいかを考えたうえで
対策をしていただけたらいいのではないかと思います。

リュウキュウアサガオを育てるには、マメな剪定がおすすめです。
しかし、手が届かない、手に負えないくらい成長してしまい、完全に駆除したいときは...
① 葉っぱから浸透し、根を枯らす液体除草剤を使用する
② 根元を切り、根元に除草剤を撒く
が効果があります。
根まで枯らすことができれば成功ですが、一年目で成功するかはわかりません。
根気よく行ってください。また、これからの季節、上部は枯れますが、根は生きていますので
必ず根まで駆除することを忘れずに行ってください。根が生きている場合は春に新芽を出します。

逆に枯らしたくなく、適度に楽しみたいのであれば、一度根元から刈りこみ、
その後伸びたツルを調整しつつ剪定にてコントロールするのが良いかと思います。

迷惑な植物とされていますが、緑のカーテンとしては本当に向いていますので、
ネットなどで誘導するとステキなカーテンになり、エコな夏を過ごせるかと思います。
迷惑な植物も、上手に付き合えば緑のカーテンとして涼しい夏を過ごせたり、花を楽しめますので、
せりりんこママさんのようにお困りの方は、緑のカーテンとしての活用方法で試してみてはいかがでしょうか?



「あつまれ!アイランドシティ中央公園」では、リスナーの皆さんからの質問を募集しています。
 花や樹木といった植物や、昆虫に関する質問を番組まで送ってください。
宛先  gow@fmfukuoka.jp

※メッセージが採用された方には、「スプラウト(ブロッコリー)」の種をプレゼントします。