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みなさんからの質問に答えていただきました!

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

お届けしている GOW!!内コーナー「あつまれアイランドシティ中央公園」では、
リスナーの皆さんに、花や樹木といった植物や、昆虫に関する質問を募集しています。

みなさんからいただいた質問に
「アイランドシティ中央公園」の専門スタッフが、応えてくれましたので紹介します。

【質問】 久留米市 RN. よっちんさん
黒川さん、町田さん、こんにちは。
先月「道の駅」で町田さんのつくったナスを購入して食べましたよ。
とっても瑞々しくて美味しかったです。これからも町田さんのつくった野菜、楽しみにしています。
ところで私の実家にも小さな畑があって、いまは両親がトマトやトウモロコシなどをつくっています。
今はコロナで時間があるので、私も何か育ててみようと思ったのですが、蕎麦でも大丈夫でしょうか?
私は大の蕎麦好きで蕎麦教室にも通っていて、どうしても蕎麦の実からつくってみたくなりました。
全くの素人で何も分からないのですが、蕎麦のつくり方や注意点ご教授していただけたら幸いです。

【質問への回答】
そばは一年草で、湿地でなければどんな土壌でも育てやすく、気候の順応性も良く
乾燥にも強いので穀物の中では、誰でも育てやすい植物と言えるかもしれません
害虫もあまり心配することはありませんが、ヨトウムシの被害に合いやすいので気を付けましょう。

種まきは春撒きの品種で4月~6月、夏撒きだと7月~8月頃が良いとされています。

日当たりが良ければ肥料もあまりなくても育ちます。
前に野菜などを育てた場所であれば軽く耕せば大丈夫ですが、
初めて植える場所であれば、堆肥を混ぜ込むと良いでしょう。

種まきから1か月半から2か月ほどで収穫できて、プランターでも容易に育てられます。
20度以上の気温があると発芽率が高くなるので、少し汗ばむ時期に撒くと良いですね。

地植えなら、発芽するまでは水をあげて、あとは自然に任せても大丈夫ですが、
晴れの日が続くようなら水まきをします。乾燥に強いとはいえ、水枯れしないようにするのがポイントです。

花が咲いたら、人工授粉をさせます。同じ株だと実をつけないので、異種株のものを受粉させます。
花は午後にはしぼむので、午前中にすることをお勧めします。
そばの花の香りで、ミツバチなどが寄ってきて自然に受粉することもあります。

8割ほど黒褐色になったら、いよいよ収穫です。
実が落ちないよう、午前中10時ごろまでに鎌で収穫し、脱穀前に1週間を目安に干して乾燥させます。

その後、脱穀し、日陰で1週間乾燥させますが、
乾燥させすぎはそばの香りがなくなりますので、注意してください。

上手くいけば、およそ5平方メートルで2人前ほど収穫できるそうです。

受粉が難しいところかもしれませんが、
年に2回そばを育てるチャンスがありますので、ぜひ気軽に楽しんでみてください。
慣れてきたら、十割そばも夢ではないかもしれませんね!



「あつまれ!アイランドシティ中央公園」では、リスナーの皆さんからの質問を募集しています。
 花や樹木といった植物や、昆虫に関する質問を番組まで送ってください。
「アイランドシティ中央公園」の専門スタッフが、皆さんの質問に応えてくれますよ。

◆宛先 → gow@fmfukuoka.jp
メッセージが採用された方には、「スプラウト(ブロッコリー)」の種をプレゼントします。