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キバナコスモスが見ごろです!!

あつまれ!!アイランドシティ中央公園

アイランドシティ中央公園の体験学習施設「ぐりんぐりん」の出口付近にある
「枕木花壇(まくらぎかだん)」では、「キバナコスモス」の花が見頃を迎えています。

これはスタッフが、こぼれ種で出てきた芽を大切に育てて咲いたそうですよ。


  
一般的な「コスモス」は白やピンクの花を咲かせますが、
公園に咲いている「キバナコスモス」は、濃い黄色の花を咲かせ、
一般的な「コスモス」よりも葉の幅が広く、暑さにも強いそうです。

そんな「コスモス」は、漢字で「秋」に「桜」と書いて「コスモス」と呼ぶように、
秋の季語にもなっている植物ですが、今日は、そんな「コスモス」の豆知識を紹介しましょう。

まず、「コスモス」といえば日本人にとっては親しみのあるため、
日本が原産と思っている人も多いようですが、原産地はメキシコです。
アメリカ大陸を発見したコロンブスが、メキシコからスペインに持ち帰ったことから世界に広がって、
日本には江戸時代に入ってきました。

そして、「コスモス」の名前ですが、これは「秩序」や「調和」という意味のギリシャ語に由来しています。
花びらが整然と並ぶ美しい姿をたたえて名づけられたと言われています。
そのため「コスモス」の花言葉は、「乙女の真心」や「優美」など、女性らしいモノが並びます。

ちなみに、「コスモス」は、宇宙を表す言葉としても使われていますが、これは有名な数学者のピタゴラスが、
「宇宙」もまた「秩序」と「調和」の取れた世界であると、初めてそう呼びました。

また、化粧品を表す「コスメティック」も、「調和」のとれた「美しさ」をつくるという意味で、
同じくギリシャ語の「コスモス」が語源だと言われています。

このように同じ語源をもつモノが数多くある「コスモス」ですが、
和名は漢字で「秋」に「桜」と書いて、そのまま「あきざくら」と読みます。

でも、いまは漢字で表記しても、「コスモス」と読みますよね。
これは昭和52年に山口百恵さんが歌った「秋桜(こすもす)」が大ヒットしてからなんだそうです。

作詞作曲をした、さだまさしさんが、「秋桜(あきざくら)」の表記を「コスモス」と読ませて、
今では図鑑や難読漢字にも取り入れられるほど、一般化していきました。

そんな「コスモス」の花は、夏の早咲きから秋の遅咲きまで種類によって開花時期は様々ですが、
11月上旬まで見ることができるそうです。