お届けしている GOW!!内コーナー「あつまれアイランドシティ中央公園」では、
リスナーの皆さんに、花や樹木といった植物や、昆虫に関する質問を募集しています。

みなさんからいただいた質問に
「アイランドシティ中央公園」の専門スタッフが、応えてくれましたので紹介します。

【質問】 鞍手郡 RN. ちっちさん
我が家にはシャクヤクの木が何本かあり、そのうち、強風などで樹形がくずれた物が2本ほどあります。
樹形をきれいに整えたいのですがら、剪定とかしても大丈夫でしょうか？
私としてはピューッと伸び切った枝を切りたい。
この伸び切った枝を切って剪定してもいいのか、悩んでます。
シャクヤクの剪定について教えてください。よろしくお願いします。


【質問への回答】
女性の美しさを形容する言葉として、
日本には「立てば芍薬　座れば牡丹、歩く姿は百合の花」なんてことわざがありますよね。
このように「シャクヤク」や「ボタン」、さらに「ユリ」は昔から日本で楽しまれてきた花です。

その中でも「シャクヤク」は、薬草としても利用されてきましたが、
最近では園芸品種として、花を楽しむために色々なモノがあります。

ちっちさんが育てられているのは「シャクヤク」ではなく、「ボタン」かも知れません。
「シャクヤク」は木ではなく、「多年草」という部類に入ります。
これは冬場になると、地上の部分は消えてなくなりますが、春になるとまた出てきます。

一方、「ボタン」は「落葉低木」という部類で、冬の間に葉は落ちますが幹が残ります。
そのような性質に照らし合わせて見ると、ちっちさんの「シャクヤク」はもしかしたら「ボタン」かも知れませんね。
「シャクヤク」と「ボタン」は花がよく似ているモノなので、同じものだと思っている方も多いです。

「シャクヤク」は地上部がなくなるので枝の剪定というモノがないので、
「ボタン」の剪定についてお伝えします。
剪定はしてOKです！そして時期はベストタイミング！
今くらいに行うのがいいです。
葉がだんだん黄色になってきたら、葉を摘んで枝だけにします。
その後、変な方向へ向かってしまった枝を切ります。
根元で切り込まずに、2～3節目は残して切りましょう。
毎年、切り込んだ方が枝が暴れずに、樹形も保つことができて、花芽も付きやすくなります！
ぜひ、剪定してみてください。


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「アイランドシティ中央公園」の専門スタッフが、皆さんの質問に応えてくれますよ。

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